present A with Bの意味は?present B to A・give・awardとの違いと使い方

present A with BはAにBを贈呈するという意味を表すアイキャッチ

present A with B は「AにBを贈呈する」「AにBを正式に渡す」という意味です。賞状や賞品を渡す表彰式でよく使われますが、実際には「人に選択肢・情報・問題などを提示する」という場面にも広がります。

たとえば She was presented with an award. は「彼女は賞を贈られた」、We were presented with two options. は「私たちは二つの選択肢を示された」です。物理的に手渡すものだけがBになるわけではありません。

先に結論

  • present A with B:AにBを贈呈・提示する
  • present B to A:BをAに贈呈・提示する
  • A be presented with B:AがBを贈られる/示される
  • 中心の感覚:Aの前にBを正式に差し出し、受け取る状態にする

present A with Bの意味は「AにBを贈呈・提示する」

この文型では、Aに受け取る人、Bに渡す物や示す内容を置きます。

The school presented Mia with a certificate.
学校はミアに修了証を授与しました。

The company presented him with a special gift.
会社は彼に特別な贈り物を贈りました。

The host presented the winner with a trophy.
司会者は優勝者にトロフィーを贈呈しました。

give よりも正式で、式典・表彰・儀礼的な場面に合いやすい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

present A with Bは、単に物を渡すというより「Aの前にBをきちんと差し出す」感じです。表彰式で賞状やトロフィーを手渡す場面を思い浮かべると覚えやすいですよ。

presentとwithから意味を理解する

present には「相手の前へ差し出す」「見える形で示す」という感覚があります。with はAとBを一緒につなぎ、AがBを持つ・伴う状態を作ります。

つまり、present A with B は「Aの前へBを差し出し、AとBを結びつける」という構造です。このため、Bには賞品だけでなく、情報・機会・課題・選択肢も入ります。

The job presented me with an exciting opportunity.
その仕事は私にわくわくする機会をもたらしました。

The sudden change presented the team with a difficult challenge.
突然の変更によって、チームは難しい課題に直面しました。

withの「一緒につなぐ」感覚をさらに確認したい場合は、be-rize.comのwithのコアイメージが参考になります。

present A with Bとpresent B to Aの違い

present A with Bとpresent B to Aの語順と焦点の違い

同じ「AにBを贈呈する」でも、語順を次のように変えられます。

  • present A with B:受け取る人Aを先に置く
  • present B to A:差し出す物Bを先に置く

The mayor presented the athlete with a medal.
市長はその選手にメダルを授与しました。

The mayor presented a medal to the athlete.
市長はメダルをその選手に授与しました。

出来事はほぼ同じですが、最初の文は「選手」、二つ目は「メダル」を先に見せます。長い語句を後ろへ置くと読みやすくなるという違いもあります。

The organization presented an award for outstanding community service to a local doctor.
その団体は、地域への優れた貢献を称える賞を地元の医師に贈りました。

受動態be presented withが非常によく使われる

実際の英語では、受け取る人を主語にした A be presented with B がよく登場します。

She was presented with the Employee of the Year award.
彼女は年間最優秀社員賞を授与されました。

Each guest was presented with a small gift.
来客一人ひとりに小さな贈り物が贈られました。

We were presented with several possible solutions.
私たちはいくつかの解決策を示されました。

受動態では「誰が渡したか」よりも、Aが何を受け取ったか、何を目の前に示されたかに焦点が当たります。be動詞+過去分詞の仕組みを整理したい場合は、be-rize.comの英語の受動態も活用してください。

賞や贈り物以外にも使える

選択肢・情報を提示する

The advisor presented us with three options.
アドバイザーは私たちに三つの選択肢を提示しました。

The report presents readers with a clear picture of the problem.
その報告書は、読者に問題の明確な全体像を示します。

機会を与える

The move presented her with a chance to start over.
引っ越しによって、彼女は再出発する機会を得ました。

Remote work presented us with new possibilities.
リモートワークは私たちに新たな可能性をもたらしました。

問題・課題に直面させる

The delay presented us with a serious problem.
遅延によって、私たちは深刻な問題に直面しました。

They were presented with an unexpected challenge.
彼らは予想外の課題を突きつけられました。

ここでは誰かが意図的に「贈る」わけではありません。状況によってAの前にBが差し出され、対応せざるを得ない状態になると考えるとつながります。

場面別の自然な例文

仕事・表彰

Our director presented the sales team with an award.
取締役は営業チームに賞を授与しました。

I was presented with a certificate at the end of the course.
講座の終了時に修了証を授与されました。

学校・子ども

The teacher presented each student with a book.
先生は生徒一人ひとりに本を贈りました。

The winner will be presented with a medal on Friday.
優勝者には金曜日にメダルが授与されます。

旅行・接客

We were presented with a welcome drink when we arrived.
到着するとウェルカムドリンクを出してもらいました。

The guide presented us with a map of the old town.
ガイドは私たちに旧市街の地図を渡してくれました。

恋愛・人間関係

He presented her with a handwritten letter on their anniversary.
彼は記念日に彼女へ手書きの手紙を贈りました。

The conversation presented them with a chance to understand each other better.
その会話は、二人がお互いをより深く理解する機会になりました。

present・give・awardの違い

giveは最も広い「与える・渡す」

give は日常的な手渡しから抽象的な提供まで使える、最も一般的な動詞です。

She gave me a key.
彼女は私に鍵をくれました。

日常会話で単に「渡した」と言うなら、presentよりgiveのほうが自然なことが多いでしょう。

presentは正式に差し出す・提示する

present は人前で正式に渡したり、検討できる形で情報を示したりする響きがあります。

She presented me with an award.
彼女は私に賞を授与しました。

awardは功績を認めて授与する

award は、審査・功績・権利などに基づいて賞や金銭を正式に与える語です。

The judges awarded her first prize.
審査員は彼女に一等賞を授与しました。

present は実際に手渡す場面、award は授与するという決定に焦点が置かれやすい違いがあります。

presentは名詞・形容詞だと発音と意味が変わる

動詞の present は、後ろを強く読むイメージで /prɪˈzent/(プリゼント)です。一方、名詞「贈り物」や形容詞「現在の・出席している」は /ˈprezənt/(プレゼント)で、前を強く読みます。

  • present A with B:AにBを贈呈する(動詞)
  • a birthday present:誕生日プレゼント(名詞)
  • the present situation:現在の状況(形容詞)
  • Everyone was present.:全員が出席していた(形容詞)

日本語の「プレゼントする」から、動詞でも必ず贈り物を渡すと思わないようにしましょう。

日本人が間違えやすいポイント

AとBを逆にしない

present A with B ではAが人、Bがその人に渡す物・内容です。

× They presented a medal with her.
They presented her with a medal.

物を先にするなら They presented a medal to her. とします。

present A Bとはしない

give A B は使えますが、presentではwithまたはtoが必要です。

× They presented her a medal.
They presented her with a medal.
They presented a medal to her.

人に何かを見せるだけならshowも使える

スマートフォンの写真を友達に見せるような日常場面では、show が自然です。

I showed her the photo.
私は彼女にその写真を見せました。

I presented her with the photo. なら、写真を正式に贈呈した、あるいは意味を込めて渡したような大げさな響きになります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日常の「渡す」はgive、正式に差し出すならpresentと考えると使い分けやすくなります。presentは賞だけでなく、選択肢や課題を相手の前に置く場面にも使えます。

難しいときの簡単な言い換え

present A with Bがすぐ出てこなくても、簡単な英語で伝えられます。

  • They gave her an award.(彼らは彼女に賞を与えました)
  • We got two choices.(私たちは二つの選択肢を与えられました)
  • They showed us three plans.(彼らは私たちに三つの案を見せました)
  • This gave me a new chance.(これによって新しい機会を得ました)
  • We had a difficult problem.(私たちは難しい問題を抱えました)

「正式に」というニュアンスが不要なら、give・show・get・haveで十分にコミュニケーションできます。

関連表現

  • give A B / give B to A:AにBを与える
  • provide A with B:AにBを提供する
  • supply A with B:AにBを供給する
  • award A B:AにBを授与する
  • offer A B:AにBを申し出る
  • be faced with:〜に直面する

ほかの英熟語・定型表現も体系的に確認したい方は、英熟語・定型表現の総合ガイドもご覧ください。

まとめ

present A with B は、Aの前にBを正式に差し出し、AがBを受け取る・与えられる状態にする表現です。

  • present A with B:AにBを贈呈・提示する
  • present B to A:BをAに贈呈・提示する
  • A be presented with B:AがBを贈られる・示される
  • Bには賞品だけでなく、情報・機会・選択肢・問題も入る
  • 日常的な「渡す」ならgive、正式な贈呈・提示ならpresent

まずは表彰式を思い浮かべて、She was presented with an award. から声に出して覚えてみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧