regardless ofの意味は?despite・no matterとの違いと使い方・例文

regardless ofは「〜に関係なく・〜を問わず」を表す英語表現

regardless of は、「〜に関係なく」「〜を問わず」という意味の定型表現です。年齢、天候、費用、周囲の意見などを挙げたうえで、その条件は判断や結果に影響しないと伝えます。

たとえば、We’ll go regardless of the weather. は「天気に関係なく行きます」。雨でも晴れでも、行くという決定は変わらない、というニュアンスです。

しゅみすけ(大山俊輔)

regardless of の後ろに置いたものを「判断材料から外す」と考えると、意味がつかみやすくなります。

regardless ofの基本的な意味

regardless of の主な訳し方は次の3つです。

  • 〜に関係なく
  • 〜を問わず
  • 〜にもかかわらず

どの訳が自然かは文脈によって変わりますが、共通する核は「その条件を考慮に入れても、行動・判断・結果は変わらない」です。

Everyone is welcome, regardless of age.
年齢を問わず、どなたでも歓迎します。

She kept working regardless of the noise.
彼女は騒音にかかわらず仕事を続けました。

We support the plan regardless of the outcome.
結果がどうであれ、私たちはその計画を支持します。

なぜ「〜に関係なく」になる?

regard には「注意・考慮」という意味があります。そこに「〜がない」を表す -less がついた regardless は、文字どおりには「考慮しないで」。さらに of の後ろで、考慮しない要素を示します。

つまり、regardless of X = Xを考慮に入れずに という組み立てです。

ただし、実際に人や事情を軽視するとは限りません。「その条件で扱いを変えない」「障害があっても予定を変えない」という公平さや意志の強さを表すことも多いです。

regardless ofの後ろに名詞や動名詞を置く語順と、条件が判断や結果を変えないイメージ

regardless ofの後ろには何を置く?

1.名詞・代名詞

基本形は regardless of + 名詞(代名詞) です。

The fee is the same regardless of your age.
年齢に関係なく料金は同じです。

I’ll stand by you regardless of what happens.
何が起きても、私はあなたの味方です。

代名詞なら目的格を使います。regardless of he ではなく、regardless of him です。

2.動名詞(V-ing)

of は前置詞なので、動作を続ける場合は動詞の原形ではなく V-ing にします。

She applied regardless of feeling nervous.
彼女は緊張を感じながらも応募しました。

ただし、日常英語では regardless of her nervousnesseven though she felt nervous のほうが自然になる場合もあります。文法的に作れることと、よく使われる言い方は別だと覚えておきましょう。

3.whether節

「〜かどうかに関係なく」は regardless of whether + 主語 + 動詞 が定番です。

Please reply regardless of whether you can attend.
参加できるかどうかにかかわらず、返信してください。

The event will be held regardless of whether it rains.
雨が降るかどうかに関係なく、イベントは開催されます。

whether の代わりに if を使いたくなるところですが、前置詞 of の直後では whether が安定した選択です。

よく使われる場面と自然な例文

案内・ルール:「条件を問わず」

All employees must complete the training, regardless of position.
役職に関係なく、全従業員が研修を修了しなければなりません。

You can join regardless of your English level.
英語レベルに関係なく参加できます。

仕事:「結果や費用に左右されない」

We need to meet the deadline regardless of the cost.
費用がかかっても、締め切りには間に合わせる必要があります。

この文は強い決意を示しますが、「どれほど費用がかかっても」という極端な響きにもなり得ます。ビジネスでは本当に無条件なのか確認が必要です。

I’ll give you honest feedback regardless of who proposed the idea.
誰がその案を出したかに関係なく、率直な意見を伝えます。

恋愛・人間関係:「何があっても」

I care about you regardless of what others say.
周りが何と言おうと、あなたを大切に思っています。

We should respect each other regardless of our differences.
違いがあっても、お互いを尊重すべきです。

旅行・暮らし:「天候などにかかわらず」

The tour leaves at nine regardless of the weather.
ツアーは天候に関係なく9時に出発します。

Wear sunscreen regardless of the season.
季節を問わず日焼け止めを塗ってください。

despite・no matter・even ifとの違い

regardless of:条件が判断を変えない

We’ll play regardless of the weather.
天候に関係なく試合をします。

晴れ、雨、曇りなどの選択肢をまとめて「どの条件でも同じ」と扱います。

despite / in spite of:障害や予想との対比

We played despite the rain.
雨にもかかわらず試合をしました。

despite the rain は、雨という具体的な障害があったのに実行した、という対比に焦点があります。対して regardless of the weather は、天候そのものを決定条件にしない響きです。

no matter:会話でよく使う「何が〜でも」

We’ll go no matter what the weather is like.
どんな天気でも行きます。

no matter の後ろには what / who / where / how / whether などを伴う節がよく続きます。意味は近いですが、regardless of より会話的です。

even if:仮定の「たとえ〜でも」

We’ll go even if it rains.
たとえ雨が降っても行きます。

even if は、まだ起きたと決まっていない状況を仮定します。regardless of は「どの条件になっても決定は同じ」という広い言い方です。

irrespective of:よりフォーマル

The rule applies irrespective of nationality.
その規則は国籍を問わず適用されます。

irrespective of は regardless of とほぼ同じですが、法律・規則・正式な文書で見かけやすい硬めの表現です。

日本人が間違えやすいポイント

regardless toとは言わない

正しい形は regardless of です。

× regardless to age
regardless of age

ofの後ろに動詞の原形を置かない

× regardless of rain(「雨」という名詞なら正しい)
× regardless of it rains
regardless of the rain
regardless of whether it rains

irregardlessは避けるのが安全

irregardless は実際に使われることがありますが、非標準的だと見なされたり、くどい形だと批判されたりします。特に学習者や正式な文章では、標準的な regardless を使うのが安全です。

強すぎる印象に注意する

I’ll do it regardless of your opinion. は「あなたの意見に関係なくやる」と、相手の意見を切り捨てる強い言い方です。意見は聞くが最終判断は変わらない、と柔らかく伝えたいなら、次のように補足できます。

I value your opinion, but I think I need to do this.
あなたの意見は大切にしていますが、これはやる必要があると思います。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

regardless of が出てこなくても、中学英語で十分伝えられます。

  • It doesn’t matter if it rains.
    雨が降っても問題ではありません。
  • We will go even if it rains.
    雨が降っても行きます。
  • Everyone can join.
    誰でも参加できます。
  • Your age is not important.
    年齢は重要ではありません。

しゅみすけ(大山俊輔)

「〜に関係なく」を直訳できなくても、It doesn’t matter や even if を使えば、伝えたい内容を簡単な英語にできます。

関連する英熟語・定型表現

まとめ

regardless of は、「〜に関係なく」「〜を問わず」を表し、後ろの条件が判断や結果を変えないことを伝えます。

  • 基本形は regardless of + 名詞 / 代名詞 / V-ing
  • 「〜かどうかに関係なく」は regardless of whether + 文
  • despite は障害との対比、even if は仮定、no matter は会話的な言い換え
  • regardless toregardless of it rains は避ける
  • 強く聞こえる場面では、相手への配慮を補足する

まずは regardless of ageregardless of the weatherregardless of what happens の3つを、自分の場面に置き換えて使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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