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映画『17歳の肖像』で英語学習|I suppose・have no idea・as if

映画『17歳の肖像』のジェニー

『17歳の肖像(An Education)』は、1960年代初頭のロンドン郊外を舞台に、大学進学を目指す少女ジェニーが、年上の男性との出会いを通じて自分の選択を見直していく成長ドラマです。

華やかな恋愛だけを描く作品ではありません。大人と未成年者の不均衡な関係、周囲の期待、教育の意味が物語の中心にあります。英国英語の落ち着いた会話から、推測・後悔・強い願望を表す言い方を学べます。

『17歳の肖像』のあらすじ

映画『17歳の肖像』のジェニーとデイヴィッド

16歳のジェニーは、オックスフォード大学への進学を期待される優等生です。フランス文化やパリに憧れながら、決められた勉強中心の毎日に退屈を感じていました。

雨の日に出会った年上の男性デイヴィッドは、音楽会、高級レストラン、旅行など、ジェニーが憧れていた世界を見せます。彼女だけでなく両親も巧みに信用させるデイヴィッド。やがてジェニーは、進学より彼との未来を選ぼうとしますが、その判断を揺るがす事実が明らかになります。

映画で覚えたい英語表現

I suppose …

I suppose … は、「たぶん〜だと思う」「〜なんでしょうね」と、状況から控えめに推測したり、完全には乗り気でない同意を示したりする表現です。

I suppose you have homework to do.
宿題があるんでしょうね。

I suppose we could try again.
まあ、もう一度やってみてもいいと思います。

I think より必ず確信度が低い、と機械的に分けるのではなく、話し手の控えめな姿勢や、少し距離を置く響きに注目しましょう。I guess・I think・I supposeの違いもあわせて確認できます。

have no idea

have no idea は、「まったく分からない」という意味だけでなく、You have no idea how … で「どれほど〜か、あなたには分からない」と感情の強さを表せます。

I have no idea where he went.
彼がどこへ行ったのか、まったく分かりません。

You have no idea how happy I am.
私がどれほど嬉しいか、あなたには分からないでしょう。

apart from …

apart from … は、文脈により「〜を除いて」または「〜に加えて」という意味になります。

Apart from one small mistake, the report was excellent.
小さなミスひとつを除けば、その報告書は素晴らしかったです。

Apart from English, she also speaks French.
英語に加えて、彼女はフランス語も話します。

どちらの意味かは、文全体が「例外」を述べているか「追加」を述べているかで判断します。

映画『17歳の肖像』のジェニーと学校生活

avoid

avoid は、「〜を避ける」という動詞です。後ろには名詞か動名詞を置き、avoid to do とはしません。動詞の後ろで to dodoing のどちらを選ぶか迷う方は、不定詞と動名詞の使い分けも参考にしてください。

I avoid sweets after ten at night.
夜10時以降は甘い物を避けています。

Try to avoid making the same mistake.
同じ間違いをしないようにしてください。

元記事の at after ten o’clock は前置詞が重なっているため、after ten o’clock が自然です。

probably

probably は、「たぶん」「おそらく」と可能性が高いことを表す副詞です。頻度ではなく、話し手が考える確率を示します。

It will probably rain tonight.
今夜はおそらく雨が降るでしょう。

Probably not.
たぶん違うと思います。/おそらくないでしょう。

be dying to …

be dying to + 動詞 は、「〜したくてたまらない」という強い願望を表すくだけた表現です。文字どおり死にかけているという意味ではありません。

I’m dying to visit Paris.
パリを訪れたくてたまりません。

She’s dying to know the results.
彼女は結果を知りたくてたまりません。

as if …

as if … は、「まるで〜であるかのように」と、見た目や振る舞いを実際とは異なる状況になぞらえます。

He talks as if he knows everything.
彼はまるで何でも知っているかのように話します。

She smiled as if nothing had happened.
彼女はまるで何も起きなかったかのように微笑みました。

as if の後ろで現在形・過去形・過去完了をどう選ぶかは、話し手が感じる「現実との距離」が手がかりになります。詳しくは、as if・as thoughの使い方で整理しています。

タイトル「An Education」が示すもの

映画『17歳の肖像』で成長したジェニー

education は学校教育だけを指すとは限りません。本作のタイトルは、ジェニーが授業や受験勉強とは別の形で、信頼、選択、失敗の結果について学ぶ経験にも重なります。

ただし、傷つく経験そのものを美化する必要はありません。ジェニーが自分の将来を取り戻す過程まで含めて、何が「教育」だったのかを考えさせるタイトルです。

英語学習に使うコツ

本作は英国英語で、丁寧さの中に皮肉や含みがある会話も多めです。最初は日本語字幕で人間関係を理解し、次に英語字幕で I suppose …as if … の声の調子を確認しましょう。

単語の意味だけでなく、「断言を避ける」「驚きの大きさを伝える」「強い願望を言う」といった会話上の役割で整理すると使いやすくなります。

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