ローレン・バコールの英語の名言7選|人生・仕事・自分らしさ

ローレン・バコールの英語の名言7選|人生と仕事の言葉

ローレン・バコールは、低く印象的な声と堂々とした存在感でハリウッド黄金期を代表した俳優です。しかし、本人の言葉を読むと見えてくるのは、作られた「スター像」だけではありません。過去を受け入れ、自分で選び、完璧さに縛られず、仕事を続けた一人の女性の率直な姿です。

今回はVanity Fairに掲載された本人インタビューと本人回答を中心に、出典を確認できる英語の名言を7つ選びました。日本語訳、背景、英語のポイント、やさしい言い換え、初心者向け例文とともに紹介します。

ローレン・バコールの英語の名言7選

1. “Your past is so much a part of what you are that you can’t ignore it.”

日本語訳:過去は今の自分の大きな一部だから、無視することはできません。

背景:Vanity Fairのインタビューで、ハリウッド黄金期を振り返りながら語った言葉です。彼女は「過去に生きてはいない」としつつも、過去が現在の自分を形づくっていることを認めました。

英語のポイント:so much a part of … that ~ は「…の非常に大きな一部なので~だ」という形。what you are は「今のあなたという存在」を表します。

やさしい言い換え:Your past helped make you who you are.

例文:My hometown is a big part of who I am.(故郷は今の私を形づくる大切な一部です。)

2. “Howard had chosen me for my thick eyebrows and crooked teeth, and that’s the way they would stay.”

日本語訳:ハワードは太い眉と不ぞろいな歯を理由に私を選んだのだから、そのままにしておくつもりでした。

背景:デビュー時、スタジオ側が眉や歯を変えようとした際の姿勢を回想した言葉です。欠点のように見える特徴も、自分らしさや魅力になり得ます。

英語のポイント:choose A for B は「Bを理由にAを選ぶ」。that’s the way … は「その状態・やり方のまま」という意味です。

やさしい言い換え:He chose my natural look, so I kept it.

例文:I like my hair the way it is.(私は今のままの髪が好きです。)

3. “Who would want to be married to somebody perfect? I wouldn’t.”

日本語訳:完璧な人と結婚したい人なんているでしょうか。私はごめんです。

背景:夫ハンフリー・ボガートを「完璧だった」と語っていたのではないか、という話題に対する率直な返答です。愛することと、相手を理想化することは別だという機知が感じられます。

英語のポイント:Who would want to …? は、答えが「誰も望まない」と想定された修辞疑問です。I wouldn’t. では後ろの want to be married … が省略されています。

やさしい言い換え:I don’t need someone to be perfect.

例文:Who would want to work all weekend? I wouldn’t.(週末ずっと働きたい人なんている?私は嫌です。)

4. “I guess you win some and you lose some. It was by choice.”

日本語訳:得るものもあれば失うものもある、ということでしょう。それは自分で選んだことでした。

背景:結婚生活を優先したことで逃した役もあったのでは、と問われたときの言葉です。失った機会を認めながらも、自分の選択として引き受けています。

英語のポイント:You win some and you lose some. は「うまくいくこともあれば、いかないこともある」という定番表現。by choice は「自分の意志で」です。

やさしい言い換え:Some things worked out and others didn’t, but I chose this.

例文:I work from home by choice.(私は自分の希望で在宅勤務をしています。)

困難を越えて自分の道を歩き続けるイメージ

5. “I finally felt that I came into my own when I went on the stage.”

日本語訳:舞台に立ったとき、ようやく自分の力を発揮できるようになったと感じました。

背景:映画スターとして成功した後も、バコールは舞台に挑戦し、トニー賞を受賞しました。周囲が決めたイメージではなく、自分自身の表現を見つけた実感を語っています。

英語のポイント:come into one’s own は「本領を発揮する」「自分にふさわしい評価や居場所を得る」というイディオムです。

やさしい言い換え:I found my real strength on the stage.

例文:She came into her own as a team leader.(彼女はチームリーダーとして本領を発揮しました。)

6. “Waking up in the morning.”

日本語訳:朝、目を覚ますこと。

背景:Vanity Fairのプルースト質問票で「完璧な幸福とは?」と尋ねられたときの答えです。華やかな経歴を持つ人が、幸福を一日の始まりそのものに見いだした簡潔な言葉です。

英語のポイント:wake up は「目を覚ます」。動名詞の Waking で始めることで、行為そのものを名詞として答えています。

やさしい言い換え:Being alive for a new day.

例文:Waking up early makes me feel good.(早起きすると気分がよくなります。)

7. “Humor.”

日本語訳:ユーモア。

背景:男性・女性に求める資質、そして友人に最も大切にするものを尋ねられ、すべてに同じ一語で答えました。長い人生を率直に生きたバコールにとって、ユーモアは人間関係の中心だったことが伝わります。

英語のポイント:humor は「ユーモア、面白さ」。イギリス英語では humour と綴ります。a sense of humor なら「ユーモアのセンス」です。

やさしい言い換え:The ability to laugh together.

例文:A sense of humor helps us through hard times.(ユーモアのセンスは困難な時期を乗り越える助けになります。)

英会話で使いたい3つの表現

  • the way it is:今ある状態のまま
  • by choice:自分の意志で
  • come into one’s own:本領を発揮する

バコールの英語は短く、言い切りが多いのが特徴です。まずは It was by choice.I like it the way it is. のような短い形から、自分の考えを伝える練習に使ってみましょう。

まとめ

ローレン・バコールの言葉が教えてくれるのは、人生を美しく見せることより、自分の選択を引き受けることの強さです。過去も、完璧ではない特徴も、得たものと失ったものも、すべて今の自分につながっています。そして、その道を歩き続ける支えになるのがユーモアなのかもしれません。

出演作の英語を学びたい方は、映画『三つ数えろ(The Big Sleep)』の英語解説もどうぞ。仕事と人生の距離感については、メグ・ライアンの英語の名言7選もあわせて読めます。

出典と引用について

編集注:旧記事に掲載されていた “You don’t always win your battles, but it’s good to know you fought.” は広くローレン・バコールの言葉として紹介されていますが、今回の調査では本人の著書・インタビューなど信頼できる一次出典まで確認できなかったため、本記事の7選には採用していません。

b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。

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