
『サウンド・オブ・ミュージック』や『メリー・ポピンズ』で世界を魅了したジュリー・アンドリュース。けれど彼女の人生は、華やかな成功だけではありません。歌声を失うという大きな転機を越え、執筆という「新しい声」を見つけました。今回は、前向きさ、迷いとの向き合い方、再出発を教えてくれる英語の名言を7つ紹介します。
前向きな人生観/迷ったときの英語/失敗を学びに変える表現/今日から使えるやさしい言い換え
Contents
ジュリー・アンドリュースとは?
Julie Andrews(ジュリー・アンドリュース、1935年生まれ)は、イギリス出身の俳優・歌手・作家です。舞台と映画で活躍し、『メリー・ポピンズ』でアカデミー主演女優賞を受賞。のちに手術の影響で歌声を失いますが、娘のエマ・ウォルトン・ハミルトンと児童書を執筆し、新しい形で物語を届け続けています。
名作映画で英語を楽しみたい方は、『サウンド・オブ・ミュージック』で英語を学ぶ記事もどうぞ。
ジュリー・アンドリュースの英語の名言7選
1. 今いる場所から、やさしく始める
“Begin gently, and begin where you are.”
和訳:焦らず、今いる場所から始めましょう。
自信を育てる方法を尋ねられたときの言葉。理想の自分になってからではなく、現在地を受け入れて小さく動くことを勧めています。
英語ポイント:begin where you are は「今の自分の場所・状態から始める」。
やさしい英語:Start small. Start now.
2. 迷ったときは、立ち止まる
“When in doubt, stand still.”
和訳:迷ったときは、いったん立ち止まりなさい。
人生で最も大切な教訓として挙げた一文です。無理に答えを出すより、静止して状況を見る勇気もあります。
英語ポイント:When in doubt は「迷ったときには」という定番表現。
やさしい英語:If you are not sure, wait.
3. コップの半分は満たされている
“I tend to be a glass-half-full person most of the time.”
和訳:私はたいてい、物事の明るい面を見るほうです。
glass-half-full は、残っているものに目を向ける楽観的な人の比喩。困難があっても可能性を見る彼女らしい言葉です。
英語ポイント:tend to は「〜する傾向がある」。
やさしい英語:I try to see the good.
4. 挑戦は、結果にかかわらず学びになる
“We don’t always get to choose the outcome of our endeavors, but any challenge is ultimately a learning experience whether it’s successful or not.”
和訳:努力の結果をいつも選べるわけではありません。でも、成功してもしなくても、挑戦は最後には学びになります。
結果を完全に支配できなくても、経験の意味は自分で受け取れます。失敗を終点ではなく教材として見る考え方です。
英語ポイント:whether A or not は「Aであろうとなかろうと」。
やさしい英語:Every challenge teaches us.

5. 未来を恐れすぎず、今日にいる
“If I can stay in the day and not get too far ahead of myself anticipating outcomes or fearing the worst, I can remember how much I have to be grateful for.”
和訳:結果を先回りしたり最悪を恐れたりせず今日にいられれば、感謝すべきことがどれほど多いか思い出せます。
不安はまだ起きていない未来へ心を連れていきます。意識を今日へ戻すと、すでにある恵みが見えてきます。
英語ポイント:be grateful for は「〜に感謝している」。
やさしい英語:Live today. Be thankful.
6. 人はみな、同じ人間
“People are just people—no matter their politics, their skin color, or where they live. There is no difference in our humanity; only in our circumstances.”
和訳:政治的立場や肌の色、住む場所が違っても、人はただ同じ人間です。人間性に違いがあるのではなく、違うのは置かれた状況だけです。
回想録『Home Work』に記された言葉。立場の違いより、共通する人間性を見る視点です。
英語ポイント:no matter は「〜にかかわらず」。
やさしい英語:We are all human.
7. 失った声を嘆き続けない
“I’ve never really bemoaned it since.”
和訳:それ以来、私はもう本当の意味では嘆いていません。
歌えない運命を嘆いていた彼女に、娘は「別の方法で声を分かち合えるようになった」と伝えました。執筆を新しい声として受け入れた後の言葉です。
英語ポイント:bemoan は「嘆く」、since はここでは「それ以来」。
やさしい英語:I found a new way.
7つの言葉から学べる3つのこと
- 小さく始める:完璧を待たず、今の自分から一歩を出す。
- 結果より学びを見る:成功・失敗の両方を経験として受け取る。
- 表現の形を変える:失ったものだけでなく、まだ届けられる方法を探す。
歌と映画で英語をもっと楽しむなら、英語学習におすすめのミュージカル映画まとめも参考になります。
覚えておきたい英語表現
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| begin where you are | 今の自分から始める |
| when in doubt | 迷ったときには |
| glass-half-full | 物事を楽観的に見る |
| learning experience | 学びになる経験 |
| be grateful for | 〜に感謝する |
まとめ
ジュリー・アンドリュースの言葉は、前向きさとは「何も失わないこと」ではなく、失った後にも新しい始め方を見つけることだと教えてくれます。迷ったら立ち止まり、今いる場所からやさしく始める。その姿勢は、英語学習にも人生にも使えるはずです。
出典
- Parade: Julie Andrews interview
- The Guardian: Julie Andrews interview
- Business Insider: Q&A with Julie Andrews
- Julie Andrews, Home Work: A Memoir of My Hollywood Years
- CBS News: Julie Andrews and Emma Walton Hamilton
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