
ほんの少し先のことでも、何が起こるかはわかりません。未来は予測できないという意味で使われることわざが、「一寸先は闇」です。
「闇」という言葉が入っているため少し怖く聞こえますが、英語では必ずしも dark を使う必要はありません。「未来はわからない」「何が起きても不思議ではない」と考えると、自然な英語にできます。
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「一寸先は闇」は英語で?
もっとも使いやすく、日本語の意味に近い表現は次の文です。
You never know what the future holds.
You never know what the future holds. は、「未来に何が待っているかは誰にもわからない」という意味です。
この you は目の前の「あなた」だけではなく、「人は誰でも」という一般的な意味です。what the future holds は直訳すると「未来が何を持っているか」ですが、自然な日本語では「未来に何が待っているか」となります。
No one knows what tomorrow may bring.
No one knows what tomorrow may bring. は、「明日が何をもたらすかは誰にもわからない」という意味です。少し文学的で、ことわざらしい響きがあります。
tomorrow は文字どおりの「明日」だけでなく、「これから先」を表すこともあります。
Anything can happen.
Anything can happen. は、「何が起きてもおかしくない」という短く自然な表現です。良いことにも悪いことにも使えるため、「一寸先は闇」を日常会話で簡単に言い換えたいときに便利です。
直訳の “It is dark one inch ahead.” は通じる?
「一寸」を one inch、「先」を ahead、「闇」を dark として、It is dark one inch ahead. と直訳することはできます。
ただし、英語圏で定着したことわざではないため、これだけでは「すぐ先の未来は予測できない」という意味が伝わりにくいでしょう。日本のことわざを紹介したあと、次のように説明するなら使えます。
It literally means “It is dark one inch ahead.” In other words, we never know what will happen next.
直訳すると「一寸先は暗闇」です。つまり、次に何が起こるかはわからないという意味です。
初心者なら、知っている単語だけで説明できる
長い英語表現が出てこなくても、know、happen、can のような基本語で十分に意味を伝えられます。

We don’t know what will happen.
We don’t know what will happen. は、「何が起こるかわかりません」です。
文の中心は We don’t know. です。そこに what will happen(何が起こるか)を足すだけなので、初心者でも組み立てやすい文です。
Anything can happen.
Anything can happen. は、主語が Anything、動詞が happen のシンプルな文です。短いですが、「先のことは予測できない」という気持ちをしっかり表せます。
The future is uncertain.
The future is uncertain. は、「未来は不確かです」です。uncertain が出てこなければ、無理に使わず We don’t know. で問題ありません。
しゅみすけ
“up in the air” との違い
up in the air も「未定」「不確か」という意味で使われますが、「一寸先は闇」とは対象が異なります。
- You never know what the future holds.:未来に何が起きるかわからない
- It’s still up in the air.:予定や計画がまだ決まっていない
たとえば、旅行の日程が未定なら Our travel plans are still up in the air. が自然です。一方、人生や社会の先行きについて話すなら You never know what the future holds. が合います。
詳しくは、up in the airの意味と使い方もご覧ください。
会話で使える例文
A: Do you think the plan will work?
その計画はうまくいくと思いますか?
B: I hope so, but anything can happen.
そう願っていますが、何が起きるかわかりません。
A: Where will you be in five years?
5年後はどこにいると思いますか?
B: I’m not sure. You never know what the future holds.
わかりません。未来に何が待っているかは誰にもわかりませんから。
A: Are you worried about tomorrow?
明日のことが心配ですか?
B: A little, but we don’t know what will happen.
少し。でも、何が起こるかはわかりません。
「一寸先は闇」は悪い意味だけではない
日本語では突然の危険や不運を警戒する場面で使われることが多いものの、「未来がわからない」ことは、悪い出来事だけを意味しません。
You never know. Something good might happen.
先のことはわかりません。何か良いことが起こるかもしれません。
このように続ければ、未来の不確かさを前向きに表すこともできます。
まとめ
「一寸先は闇」を英語で表すなら、次の3つが自然です。
- You never know what the future holds.(未来に何が待っているかはわからない)
- No one knows what tomorrow may bring.(明日が何をもたらすかは誰にもわからない)
- Anything can happen.(何が起きてもおかしくない)
初心者なら、We don’t know what will happen. だけでも十分です。直訳にこだわらず、「未来」「わからない」「起こる」という意味を、知っている単語で順番に表してみましょう。
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