
英語で話したいことはあるのに、最初のひと言が出てこない。そんなときは、話の内容を全部組み立てる前に、短い「切り出しフレーズ」を置くと会話を始めやすくなります。
この記事では、日常会話でよく使う You know what?、Guess what?、Speaking of …、Just between you and me、Here’s the thing. の意味と違いを、返答例と一緒に整理します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
英語で会話を切り出す5つのフレーズ一覧

| フレーズ | 日本語の感覚 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| You know what? | ねえ、聞いて/あのね | 話題を切り出す、考えを言う |
| Guess what? | ちょっと聞いて!/何だと思う? | 驚きやニュースを伝える |
| Speaking of … | 〜といえば | 今の話題から関連話題へ移る |
| Just between you and me | ここだけの話 | 内緒話を切り出す |
| Here’s the thing. | 実はね/問題はね | 事情や問題点を説明する |
You know what? の意味と使い方
You know what? は直訳すると「何か知っている?」ですが、会話では「あのね」「ねえ、聞いて」に近い前置きです。相手に本当に知識を尋ねているとは限りません。
You know what? I think I’ll take a day off tomorrow.
ねえ、明日は休もうと思うんだ。
You know what? This café is really nice.
ねえ、このカフェ、本当にいいね。
考えや決心をその場で口にするときにも自然です。返事は What? だけでなく、内容を聞いてから Really? や That sounds good. と返せます。
Guess what? の意味と自然な返し方
Guess what? は「何だと思う?」から転じて、「ちょっと聞いて!」「驚かないでね」という感覚で使われます。良い知らせにも困った知らせにも使えます。
Guess what? I got the job!
聞いて!仕事が決まったの!
Guess what? My flight was canceled.
ちょっと聞いて。飛行機が欠航になったの。
相手は普通、難しく推測せずに What? や Tell me! と返します。英会話初心者でも、そのまま一組で覚えやすい表現です。
Speaking of … の意味と使い方
Speaking of + 名詞 は「〜といえば」。相手が話した内容をきっかけに、関連する話題へ自然に移る表現です。
Speaking of travel, have you booked your hotel?
旅行といえば、ホテルは予約した?
Speaking of Tom, I saw him yesterday.
トムといえば、昨日彼に会ったよ。
何の関係もない話へ突然飛ぶと不自然になりやすいため、直前の話題とつながる名詞を置くのがコツです。
Just between you and me の意味と注意点
Just between you and me は「ここだけの話」「内緒だけど」という切り出しです。
Just between you and me, I’m thinking of changing jobs.
ここだけの話、転職を考えているの。
Between you and me だけでも使えます。文法上は between you and I ではなく、前置詞 between の後ろに目的格の me を置くのが基本です。
なお、just の意味や語順を詳しく確認したい方は、justの意味と使い方も参考にしてください。
Here’s the thing. の意味と使い方
Here’s the thing. は「実はね」「問題はこうなんだ」と、事情や本題を説明する前に使います。単なる「ところで」ではなく、相手に分かってほしい背景や問題点が続くことが多い表現です。
I’d love to go. Here’s the thing: I have to work tomorrow morning.
行きたいんだけど、問題は明日の朝仕事があることなんだ。
Here’s the thing. I don’t know how to tell her.
実はね、彼女にどう伝えればいいか分からないんだ。
場面別:どれを選べばいい?
普通に新しい話を始めたい
You know what? が使いやすい選択です。
驚くニュースを伝えたい
Guess what? が自然です。
相手の話から関連話題へ移りたい
Speaking of … を使います。
秘密や個人的な話をしたい
Just between you and me, … と前置きします。
事情や問題点を説明したい
Here’s the thing. のあとに短い英文を続けます。
初心者は「切り出し+短い一文」で十分
長い英文を一度に言おうとすると、会話が止まりやすくなります。まず切り出しフレーズを言い、そのあとに短い一文を足しましょう。
- Guess what? I passed!(聞いて!合格したの!)
- You know what? I’m tired.(あのね、疲れた。)
- Here’s the thing. I need help.(実はね、助けが必要なの。)
会話を広げる質問も練習したい方は、5W1Hで会話を弾ませるヒントへ。文章を作る練習方法まで整理したい方は、be:RIZEの英語のアウトプット練習法も参考になります。
まとめ
英語で話を切り出すときは、目的に合わせて短い前置きを選ぶと自然です。
- You know what?:ねえ、聞いて
- Guess what?:ちょっと聞いて!
- Speaking of …:〜といえば
- Just between you and me:ここだけの話
- Here’s the thing.:実はね/問題はね
まず一つだけ選び、「切り出し+短い一文」で声に出してみてください。会話の最初のハードルがぐっと下がります。








