
会話や説明の本筋はそのままに、「余談ですが」「補足すると」と小さな関連情報を添えたいことがあります。そんなときに使えるのが As a side note, … です。
話題を完全に変えるのではなく、「これは本題の横に置く補足です」と聞き手へ示す表現です。会話だけでなく、メール・記事・プレゼンでも使えます。
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As a side noteの意味
As a side note, … は、中心となる話から少し外れる情報や、知っておくと役立つ補足を加えるときに使います。
- 余談ですが
- 補足すると
- ちなみに付け加えると
- 脇の話ですが
side note は文字どおり「脇に置かれた注記」。本や資料の余白へ書く小さな注釈のように、主題ではないけれど関連のある情報を添える景色です。
しゅみすけ(大山俊輔)
基本の使い方と例文
通常は文頭に置き、コンマのあとに補足内容を続けます。
As a side note, the café also offers vegan options.
余談ですが、そのカフェにはヴィーガン向けのメニューもあります。
As a side note, this software works on mobile devices too.
補足すると、このソフトはモバイル端末でも使えます。
As a side note, I met the designer once in London.
余談ですが、私はそのデザイナーにロンドンで一度会ったことがあります。
As a side note, the deadline has not changed.
補足ですが、締め切りは変更されていません。
どんな場面で自然に使える?
会議で関連情報を添える
As a side note, the client mentioned a possible second project.
補足ですが、クライアントは2件目のプロジェクトの可能性にも触れていました。
議題の中心ではないものの、参加者に共有する価値がある情報を添えています。
メールで注意点を付け加える
As a side note, parking is limited near the venue.
補足ですが、会場周辺の駐車場には限りがあります。
仕事のメールでは使えますが、重要事項を「脇の情報」のように扱うと見落とされる恐れがあります。締め切り・料金・安全事項など重要度が高い情報には、Please note that … や見出しを使うほうが適切です。
文章で豆知識や背景を入れる
As a side note, the expression dates back to the 18th century.
余談ですが、この表現は18世紀にさかのぼります。
記事・解説・プレゼンで、理解を深める小さな背景情報を入れるときに自然です。
As a side noteとOn a side noteの違い
As a side note と On a side note は、どちらも「余談ですが」「補足すると」の意味で、実際の会話ではほぼ同じように使われます。
As a side note, the room is available tomorrow.
補足ですが、その部屋は明日空いています。
On a side note, the room is available tomorrow.
余談ですが、その部屋は明日空いています。
As a side noteは「補足として言うと」、On a side noteは「脇の話として」という組み立てですが、明確な意味差はほとんどありません。どちらか一方を覚えるなら、使いたい場面で見聞きした形をそのままチャンクとして覚えて構いません。

By the wayとの違い
By the way は「ところで」と新しい話題へ切り替える働きがあります。As a side noteは、本筋に関連する脇の情報を添えます。
As a side note, this model comes in blue as well.
補足すると、このモデルには青色もあります。
By the way, did you call Sarah?
ところで、サラに電話しましたか?
前者は商品の説明へ補足を追加し、後者は別の用件へ話を切り替えています。
On that noteとの違い
On that note は「その流れで」と、直前の話を受けて関連する次の話題・提案・行動へ進む表現です。
As a side note, the team has used this tool before.
補足ですが、チームは以前このツールを使ったことがあります。
On that note, let’s ask the team for feedback.
その流れで、チームに意見を聞きましょう。
As a side noteは本筋の横へ情報を置き、On that noteは関連を保ちながら話を前へ動かします。
Incidentallyとの違い
Incidentally も「ちなみに」「ついでながら」と補足を入れます。ただし、As a side noteよりやや書き言葉的・フォーマルに響く場合があります。
Incidentally, the building was designed by her father.
ちなみに、その建物は彼女の父親が設計しました。
日常会話ではAs a side note・By the way、文章や整った説明ではIncidentallyも選択肢になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある間違いと注意点
side notesと複数形にしない
定型のつなぎ表現では通常、単数形のa side noteを使います。
重要な情報を軽く扱わない
As a side noteには「本題ではない補足」というラベルが付きます。絶対に伝える必要がある情報なら、次のような表現が適しています。
Please note that payment is due by Friday.
支払い期限は金曜日ですので、ご注意ください。
長い脱線を続けない
side noteと言ったあとに長く話し続けると、本筋が分かりにくくなります。短い補足を入れたら、元の話へ戻るのが自然です。
短い会話例
A: The presentation starts at ten.
プレゼンは10時に始まります。
B: As a side note, will the slides be shared afterward?
補足ですが、スライドはあとで共有されますか?
A: Yes. Everyone will receive a copy by email.
はい。全員にメールで送られます。
まとめ
As a side note, … は、本筋を変えずに「余談ですが」「補足すると」と脇の情報を添える表現です。On a side noteもほぼ同じ意味で使えます。
- 本筋へ脇の補足を加える:As a side note / On a side note
- 別の話題へ切り替える:By the way
- 関連したまま次へ進む:On that note
- やや整った「ちなみに」:Incidentally
「主線の横に小さな付箋を貼る」景色を思い浮かべると、ほかの話題転換表現との違いがつかみやすくなります。











