We should wrap things up.の意味は?「そろそろ締めくくろう」の使い方

We should wrap things up. そろそろ締めくくろうのアイキャッチ

会議や打ち合わせが終盤に入り、「そろそろ締めくくりましょう」と自然に切り出したい。そんなときに便利なのが、We should wrap things up. です。

wrap は「包む」ですが、wrap things up は物を包む話ではありません。散らばっていた話や作業をひとまとまりにして終えるイメージから、「そろそろまとめて終わりにする」という意味になります。

We should wrap things up. の意味

We should wrap things up. は、「そろそろ締めくくろう」「そろそろまとめに入りましょう」という意味です。

  • we:話し手と聞き手を含む「私たち」
  • should:状況を見た穏やかな提案
  • wrap things up:残りをまとめて終える

単に作業を停止するのではなく、残った確認や要約を済ませて、きれいに終わらせるニュアンスがあります。会議・電話・会話・イベント・仕事などに幅広く使えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

wrap はプレゼントを包む動詞です。話題や作業をひとまとめにして“包み終える”と考えると、締めくくる意味が見えます。

wrap up と wrap things up の違い

どちらも「終える・まとめる」の意味で使えます。

  • Let’s wrap up.:そろそろ終わりにしましょう。
  • Let’s wrap things up.:残っていることをまとめて終わらせましょう。

things を入れると、議題や作業など「残りのあれこれ」を片づける感じが少し見えやすくなります。ただし、日常会話では大きな違いを意識せず、どちらも自然に使われます。

よく使う場面と会話例

会議を終盤へ進める

A: We have about ten minutes left.
(残り10分ほどです。)

B: Okay, we should wrap things up.
(では、そろそろ締めくくりましょう。)

オンライン通話を終える

A: I have another call at three.
(3時から別の電話があります。)

B: No problem. Let’s wrap things up.
(大丈夫です。そろそろまとめましょう。)

作業の残りを片づける

A: We’ve finished the main part.
(主要部分は終わりました。)

B: Great. Let’s wrap things up and send the file.
(よし、残りを片づけてファイルを送りましょう。)

会話を締めくくる

A: Is there anything else you’d like to add?
(ほかに付け加えたいことはありますか?)

B: No, I think we can wrap things up.
(いいえ、これで締めくくってよいと思います。)

finish・call it a day との違い

wrap things upとfinishとcall it a dayの終わり方のニュアンス比較

表現 自然な意味 中心のニュアンス
wrap things up まとめて締めくくる 残りを整理し、終わりへ運ぶ
finish 終える・完成する 作業の完了そのもの
call it a day 今日はここまでにする その日の仕事を切り上げる

I finished the report. は「報告書を書き終えた」という完了です。Let’s wrap things up. は、会議などを終える前に要点確認や残務整理へ進む合図になります。Let’s call it a day. は、その日の仕事全体を終えるときに自然です。

We should make a move. との違い

  • We should wrap things up.:会話・会議・作業をまとめて終える
  • We should make a move.:その場所からそろそろ移動する

前者は「内容を締めくくる」、後者は「体を動かして出発する」が中心です。詳しくは、We should make a move.の意味と使い方もご覧ください。

丁寧さを調整する言い方

We should wrap things up. は十分自然ですが、仕事で少し控えめにするなら次の形も使えます。

  • Perhaps we should start wrapping things up.
    そろそろまとめ始めたほうがよいかもしれません。
  • Shall we wrap things up?
    そろそろ締めくくりましょうか。
  • I think we can wrap things up here.
    ここで締めくくってよいと思います。
  • Before we wrap up, …
    締めくくる前に、〜。

start wrapping things up は、今すぐ終了するのではなく「終わるための準備に入る」ので、やわらかく聞こえます。

自然な返し方

  • Sounds good.(いいですね。)
  • Yes, let’s do that.(はい、そうしましょう。)
  • Just one more thing.(あと一つだけあります。)
  • Let me quickly summarize.(簡単にまとめさせてください。)
  • I think we’ve covered everything.(すべて話せたと思います。)

最後に一点伝えたいなら、Just one more thing. と短く切り出せます。

使うときの注意点

人ではなく会話や作業を終える

wrap things up は、会話・会議・仕事などをまとめて終える表現です。人間関係を終わらせる意味ではありません。

相手の話を急に遮らない

相手が重要な説明をしている途中で突然言うと、急かしているように聞こえます。時間や残りの議題に触れたり、PerhapsI think を添えたりすると穏やかです。

wrap it up は命令調に注意

Wrap it up. は「もう終わらせて」と強い指示に聞こえることがあります。自分も含めた提案なら Let’s wrap up.We should wrap things up. が安全です。

しゅみすけ(大山俊輔)

仕事では Before we wrap up, … も便利です。「締めくくる前に」と最後の確認へ自然につなげられます。

知らなくても簡単な英語で言える

この表現が出てこなくても、基本語で十分伝わります。

  • Let’s finish.(終わりにしましょう。)
  • Let’s end the meeting.(会議を終えましょう。)
  • We have five minutes left.(残り5分です。)
  • Let’s talk about the last point.(最後の点について話しましょう。)

「締めくくる」にぴったりの一語を探さず、残り時間や最後の議題を伝えるだけでも、意図は明確になります。

まとめ

We should wrap things up. は、「そろそろ締めくくろう」と会議・会話・作業を終盤へ進める表現です。

  • wrap の「包む」から、残りをまとめるイメージ
  • finish は完了、call it a day は「今日はここまで」
  • 移動を始める make a move とは目的が違う
  • 仕事では Shall we …? や start wrapping up でやわらかくできる

時間の決まった会議やオンライン通話で、そのまま使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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