
英会話では、言いたい内容が分かっていても、その物や行動を表す英単語だけが出てこないことがあります。そこで会話を止めずに使えるのが、I don’t know the word, but … です。
自然な日本語では、「その単語は分からないけど…」「英語で何と言うか分からないけど…」という意味です。このあとに種類・用途・見た目などを続ければ、正しい単語を知らなくても内容を伝えられます。
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I don’t know the word, but … の意味
the word は「今必要としている、その単語」を指します。but のあとに知っている情報を続けることで、「単語は知らない。それでも説明はできる」という流れを作ります。
I don’t know the word, but it’s something you use in the kitchen.
その単語は分からないけど、台所で使う物です。
日本語の「名前は分からないんだけど、ほら、あれ…」と同じような会話の入口です。
しゅみすけ(大山俊輔)
単語を知らなくても伝わる3つの手がかり

1.種類:何の仲間かを伝える
It’s a kind of … や It’s a type of … を使い、大きな分類を示します。
I don’t know the word, but it’s a kind of tool.
単語は分からないけど、工具の一種です。It’s a type of vegetable.
野菜の一種です。
2.用途:何に使うかを伝える
You use it to+動詞 は、物の用途を説明する便利な形です。
You use it to open cans.
缶を開けるために使います。It’s something you use to measure temperature.
温度を測るために使う物です。
3.見た目:形・色・素材を伝える
It’s small, round, and made of metal.
小さくて丸く、金属でできています。It looks like a long spoon.
長いスプーンのように見えます。
三つすべてを使う必要はありません。一つ目で伝わらなければ、次の手がかりを足します。
実際の会話例
A: What do you need?
何が必要ですか?B: I don’t know the word, but it’s a small tool. You use it to open cans.
単語は分からないけど、小さな道具です。缶を開けるために使います。A: A can opener?
缶切り?B: Yes, that’s it!
そう、それです!
相手が候補を出してくれたら、That’s it! や That’s the word! で答えられます。
人・場所・行動も説明できる
人を説明する
I don’t know the word, but it’s a person who designs buildings.
単語は分からないけど、建物を設計する人です。
答えは architect ですが、a person who … で十分に伝わります。
場所を説明する
It’s a place where you can borrow books.
本を借りられる場所です。
a place where … は、場所の名前が分からないときに使えます。
行動を説明する
I don’t know the verb, but it means looking at something very carefully.
その動詞は分からないけど、何かをとても注意深く見るという意味です。
似た表現との違い
What’s the word?:単語を思い出そうとする
What’s the word? は「何ていう単語だっけ?」と、思い出すための間を作ったり相手へ助けを求めたりする表現です。
What do you call it?:名前を尋ねる
What do you call it? は、物や現象の名前を相手に質問します。
How do you say … in English?:日本語から英語を尋ねる
How do you say … in English? は、日本語の語や表現を英語で何と言うか教えてもらう質問です。
一方、I don’t know the word, but … は、相手に答えを求める前に自分の知っている英語で説明を始める点が違います。
使える説明パターン
- It’s a kind of …(〜の一種です)
- It’s something you use to …(〜するために使う物です)
- It’s a person who …(〜する人です)
- It’s a place where …(〜する場所です)
- It looks like …(〜のように見えます)
- It means …(〜という意味です)
- It’s the opposite of …(〜の反対です)
よくあるつまずき
一文ですべて説明しようとする
長い関係詞の文を作る必要はありません。短い文を重ねれば十分です。
It’s a tool. You use it in the kitchen. It opens cans.
道具です。台所で使います。缶を開けます。
正しい単語を思い出すまで黙ってしまう
I don’t know the word, but … と言えば、相手は「説明が続く」と分かります。沈黙ではなく、知っている情報を一つ出しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
I don’t know the word, but … は「その単語は分からないけど…」と、知らない英単語を説明し始める表現です。
- 種類:It’s a kind of …
- 用途:You use it to …
- 見た目:It looks like …
- 人:It’s a person who …
- 場所:It’s a place where …
まずは I don’t know the word, but you use it to … の形から使ってみましょう。正しい一語を知らなくても、知っている英語を組み合わせれば会話は続けられます。











