Let me be more specific.の意味は?「もう少し具体的に言うと」の使い方

Let me be more specific.の意味と使い方

英会話で説明したあと、「少し曖昧だったかもしれない」「具体的な数字や対象を足したい」と感じることがあります。そんなときに使えるのが、Let me be more specific. です。

自然な日本語では、「もう少し具体的に言うと」「もう少し詳しく説明します」という意味です。前の発言を撤回するのではなく、焦点を絞って情報を足すための表現です。

Let me be more specific.の意味

Let me be more specific.
もう少し具体的に言わせてください。

specific は「具体的な・明確に限定された」という形容詞です。ここでの Let me … は、文字どおり許可を求めるというより、「では、私から~しますね」と会話の流れを作る働きをします。

  • Let me:私から~しますね
  • be:~の状態になる
  • more specific:もっと具体的に

全体として、「今から、先ほどより具体的な言い方をします」という合図になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

この表現の良いところは、「さっきの説明が間違っていました」と謝らずに、自然に情報を追加できる点です。会議でも日常会話でも、話の解像度を一段上げられます。

基本の使い方

Let me be more specific. のあとには、前の説明を狭める情報を続けます。

We need to improve our service. Let me be more specific. We need to reduce the response time to under 24 hours.
サービスを改善する必要があります。もう少し具体的に言うと、返答時間を24時間以内に短縮する必要があります。

最初の「サービスを改善する」は抽象的ですが、次の文で「返答時間を24時間以内にする」と、行動できるレベルまで具体化しています。

説明を具体的にする3つの情報

Let me be more specific.で説明を具体的にする3つの情報

1.数字を足す

Sales went up. Let me be more specific. They increased by about 20 percent.
売上が伸びました。もう少し具体的に言うと、約20%増えました。

金額・割合・回数・人数を足すと、説明が一気に明確になります。

2.対象を絞る

Customers liked the new plan. Let me be more specific. It was especially popular with new customers.
お客様は新しいプランを気に入りました。具体的に言うと、特に新規のお客様に好評でした。

誰について、どの商品について、どのチームについて話しているのかを限定します。

3.期限や時期を示す

We need this soon. Let me be more specific. We need it by Friday afternoon.
これを早めに必要としています。具体的には、金曜日の午後までに必要です。

soon のような相対的な表現を、具体的な日時に置き換えています。

日常会話での例文

I’m looking for a quiet place. Let me be more specific. I’d like a café where I can work for an hour.
静かな場所を探しています。もう少し具体的に言うと、1時間ほど仕事ができるカフェがいいです。

I don’t feel well. Let me be more specific. I have a headache and feel a little dizzy.
具合がよくありません。具体的に言うと、頭痛がして少しめまいがあります。

I want something simple. Let me be more specific. I’d like a black dress without a pattern.
シンプルな物が欲しいです。具体的に言うと、柄のない黒いワンピースがいいです。

仕事・会議での例文

We have a staffing issue. Let me be more specific. The Tokyo team is short by two people.
人員上の問題があります。具体的に言うと、東京チームで2名不足しています。

The project is behind schedule. To be more specific, we’re about ten days behind.
プロジェクトは予定より遅れています。より具体的に言うと、約10日遅れています。

We need better communication. More specifically, we need a weekly progress meeting.
より良い情報共有が必要です。具体的には、週1回の進捗会議が必要です。

似た表現との違い

To be more specific, …:文の一部として続ける

To be more specific, … も「より具体的に言うと」の意味です。独立した一言として間を作る Let me be more specific. よりも、そのまま次の文へ滑らかにつなぐ形です。

We need more time. To be more specific, we need two more weeks.
もっと時間が必要です。具体的に言うと、あと2週間必要です。

More specifically, …:簡潔でやや書き言葉寄り

More specifically, … は、プレゼン・報告・文章でも使いやすい簡潔なつなぎ表現です。

Let me clarify.:誤解を防ぐために明確化する

Let me clarify. は「明確にさせてください」。情報を細かくするだけでなく、相手が誤解していそうなときや、意味をはっきりさせるときに使います。

Let me put it more simply.:もっと簡単に言い直す

Let me put it more simply. は、説明を細かくするのではなく、難しい説明をもっと簡単な言葉に変える表現です。

  • more specific:情報を足して焦点を絞る
  • more simply:情報を整理して分かりやすくする
  • clarify:誤解がないよう意味を明確にする

Let me be more specific.を使わず簡単に言うなら

この表現が出てこなくても、次のような短い英語で同じ会話機能を作れます。

  • I mean …(つまり~です)
  • For example, …(例えば~です)
  • I’m talking about …(私が話しているのは~です)
  • We need it by Friday.(金曜日までに必要です)

難しいつなぎ表現を思い出すより、具体的な数字や対象をそのまま一文で足す方が伝わることもあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「具体的に話す」と聞くと難しく感じますが、数字・対象・期限のどれか一つを足せば十分です。英語力よりも、相手が次に判断できる情報を出すことを意識してみましょう。

よくある間違い

specificのあとに説明を続けない

Let me be more specific. と言ったら、実際に具体的な情報を続ける必要があります。前と同じ内容を繰り返すだけでは、相手は何が具体的になったのか分かりません。

more detailと混同する

in more detail は「より詳しく」で、情報量を増やす感覚です。more specific は、広い話から焦点を絞る感覚です。

Let me explain it in more detail.
さらに詳しく説明します。

Let me be more specific.
もう少し対象を絞って具体的に言います。

まとめ

Let me be more specific. は「もう少し具体的に言うと」という意味で、曖昧な説明に具体的な情報を足す表現です。

  • 前の発言を撤回せず、焦点を絞れる
  • 数字・対象・期限のどれかを足すと使いやすい
  • To be more specific, … や More specifically, … も使える
  • more simplyは簡単化、clarifyは誤解の解消

まずは、Let me be more specific. We need it by Friday. のような短い2文から使ってみましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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