On that noteの意味は?「その流れで・その話を受けて」の使い方と似た表現との違い

On that noteで関連する話題へ自然につなぐプレゼン

会話やプレゼンで、今の話を受けて関連する提案をしたり、次の行動へつなげたりしたいことがあります。そんなときに使えるのが On that note, … です。

日本語では「その流れで」「その話を受けて」「そういうことで」に近く、話題を完全に変えるのではなく、直前の内容とのつながりを残したまま次へ進む表現です。

On that noteの意味

On that note, … は、直前の発言・雰囲気・考えを受けて、関連する話題や行動へ移るときに使います。

  • その流れで
  • その話を受けて
  • そういうことで
  • その点に関連して

ここでのnoteは、ノート帳の「メモ」ではなく、「調子・雰囲気・話のポイント」に近い意味です。「今出たその調子・ポイントに乗って」という景色を持っています。

しゅみすけ(大山俊輔)

On that noteは、話を切る表現ではなく、今の話を踏み台にして次へ渡す表現です。直前と次の内容に橋があるのがポイントです。

基本の使い方と例文

通常は文頭に置き、後ろにコンマを付けます。

On that note, let’s discuss our next steps.
その流れで、次のステップについて話し合いましょう。

On that note, I have a suggestion.
その話を受けて、一つ提案があります。

On that note, we should probably leave soon.
そういうことで、そろそろ出発したほうがよさそうです。

On that note, I’d like to thank everyone for their hard work.
その流れで、皆さんの尽力に感謝したいと思います。

どんな場面で自然に使える?

関連する提案へつなぐ

We need to improve communication. On that note, how about a short weekly meeting?
コミュニケーションを改善する必要があります。その流れで、毎週短いミーティングを設けるのはどうでしょう。

最初の問題と次の提案に論理的なつながりがあります。

次の行動へ移る

Everyone seems ready. On that note, let’s get started.
皆さん準備ができているようですね。では、その流れで始めましょう。

会話や会議を締める

We’ve covered everything on the agenda. On that note, let’s call it a day.
議題はすべて確認しました。そういうことで、今日はここまでにしましょう。

On that noteは、直前の内容を理由に自然に締めへ向かうときにもよく使われます。

少しユーモラスに行動へ移る

We’ve talked enough about food. On that note, let’s have lunch.
食べ物の話は十分しましたね。その流れで、昼食にしましょう。

会話の内容と次の行動を軽く結びつける、親しみのある使い方です。

On that note、On another note、Speaking of whichの違い

On another noteとの違い

On that note は、直前の話と関連したまま次へ進みます。一方、On another note は「話は変わりますが」と別の話題へ移ります。

Sales increased last month. On that note, let’s review our new campaign.
先月は売上が伸びました。その流れで、新しいキャンペーンを振り返りましょう。

Sales increased last month. On another note, the office will be closed Friday.
先月は売上が伸びました。話は変わりますが、金曜日はオフィスが休みです。

thatは今の話を指し、anotherは別の話を示す。この違いがそのまま話題の方向に表れます。

Speaking of whichとの違い

Speaking of which は「その話で思い出したけど」。直前の語句から別のことを連想し、少し寄り道する感覚があります。

On that note, let’s finalize the schedule.
その流れで、日程を確定しましょう。

Speaking of which, did you book the meeting room?
そういえば、会議室は予約しましたか?

On that noteは話を前へ進める整理されたつなぎ、Speaking of whichは会話中の連想による自然な差し込みです。

With that saidとの違い

With that saidThat said は「とはいえ」で、前の内容へ対比・例外・留保を加えます。

The plan is expensive. That said, it could save us time.
その計画は高額です。とはいえ、時間を節約できるかもしれません。

On that noteには「とはいえ」という逆接はありません。前の内容に沿って関連する次の話へ進みます。

しゅみすけ(大山俊輔)

thatは「今の話」、anotherは「別の話」。On that noteとOn another noteは、単語の違いをそのまま景色にすると覚えやすいです。

よくある間違いと注意点

関連のない話題へ使わない

前後に関係がない場合は、On that noteよりOn another noteやBy the wayが自然です。

On this noteも使える?

On this noteも文法的には可能ですが、会話の定型表現としてはOn that noteのほうが一般的です。直前に出た話をthatで受ける感覚です。

必ず深刻な会議表現ではない

日常会話でも使えます。

It’s getting late. On that note, I should head home.
遅くなってきましたね。そういうことで、そろそろ帰らないと。

短い会話例

A: The client wants a simpler proposal.
クライアントは、もっと簡潔な提案書を希望しています。

B: On that note, let’s shorten the introduction first.
その話を受けて、まず導入部分を短くしましょう。

A: Good idea. We can review it again tomorrow.
いいですね。明日もう一度確認しましょう。

まとめ

On that note, … は、直前の話を受けて「その流れで」「その話に関連して」「そういうことで」と次の話題・提案・行動へつなぐ表現です。

  • 関連したまま次へ:On that note
  • 別の話題へ:On another note
  • 連想して話を差し込む:Speaking of which
  • 前の内容へ逆接を加える:That said

直前と次の内容の間に橋が見えるならOn that note。この感覚を押さえると、会議やプレゼンの流れを自然に整えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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