
楽しい会話や訪問を終えて帰りたいとき、日本語なら「そろそろ失礼します」とやわらかく切り出します。そんな場面で使える定番表現が I must be going. です。
mustを見ると「〜しなければならない」という強い義務を想像しがちですが、このフレーズは相手に命令する言葉ではありません。自分がもう出発する時間だと丁寧に知らせる、少し改まった退席の合図です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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I must be going.の意味は「そろそろ失礼します」
I must be going. は、訪問先・食事・会話などを終えて立ち去るときの「そろそろ失礼します」「もう行かなくては」に当たります。
- I must be going.
そろそろ失礼します。 - It’s getting late. I must be going.
遅くなってきましたね。そろそろ失礼します。 - Thank you for dinner. I must be going.
夕食をありがとうございました。そろそろ失礼します。
ここでの be going は「今まさに出発する」という流れを表します。単なる未来の予定というより、会話の場で「帰るタイミングになった」と告げる決まり文句です。
I must go.との違いは?
I must go. でも「もう行かなくては」と言えます。ただし、I must be going. のほうが少し遠回しで、退席の切り出しとして落ち着いた響きがあります。
- I must go. My train leaves in ten minutes.
もう行かなくては。電車が10分後に出ます。 - I must be going. Thank you for having me.
そろそろ失礼します。お招きいただきありがとうございました。
I must go.は急ぐ理由がある場面にもよく合います。I must be going.は、相手との会話を角を立てずに締める働きがより前に出ます。
会話での自然な使い方
訪問先から帰るとき
A: Would you like another cup of tea?
もう一杯、紅茶はいかがですか?
B: I’d love to, but I must be going. Thank you for having me.
いただきたいのですが、そろそろ失礼します。お招きいただきありがとうございました。
食事や集まりを終えるとき
A: Are you leaving already?
もう帰るの?
B: I’m afraid I must be going. I have an early start tomorrow.
残念だけど、そろそろ行かなくては。明日は朝が早いんです。
電話やオンライン会話を切り上げるとき
A: Anyway, it was great catching up.
とにかく、久しぶりに話せてよかったよ。
B: Same here. I must be going, but let’s talk again soon.
私も。もう行かなくちゃ。また近いうちに話そう。
I’m afraid I must be going.ならさらにやわらかい
I’m afraid I must be going. は「残念ですが、そろそろ失礼します」という言い方です。ここでの I’m afraid は恐怖ではなく、相手の期待に沿えないことを申し訳なく思う気持ちを添えます。
I’m afraid I must be going. I have a meeting at three.
残念ですが、そろそろ失礼します。3時に会議があるんです。
ただし、親しい友人との気軽な会話では少し改まって聞こえることもあります。その場合は I’d better get going. や I have to go. が自然です。

似た表現とのニュアンスの違い
I’d better get going.
「そろそろ行ったほうがよさそうだ」「もう行かないと」という、自分の判断を軽く伝える日常的な表現です。詳しくはI’d better get going.の意味と使い方も参考にしてください。
I have to go.
予定や事情があり「行かなければならない」と率直に伝えます。日常会話で非常によく使われ、I must be going.ほど改まった響きはありません。
I’ll be on my way.
「では、そろそろ向かいます・失礼します」と、実際に出発する意志を穏やかに伝えます。場面別の違いはI’ll be on my way.の解説で確認できます。
We should probably head out.
自分一人ではなく、一緒にいる相手へ「そろそろ出ようか」と提案する表現です。We should probably head out.の使い方と使い分けましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
使うときの注意点
相手にmustを使っているわけではない
I must be going.のmustが表すのは、話し手自身の必要性です。相手に「帰りなさい」と命令する表現ではありません。
理由を一言添えるとより自然
フレーズだけでも通じますが、急に言うと唐突に感じられることがあります。It’s getting late. や I have an early meeting tomorrow. など、短い理由を添えると会話が滑らかです。
進行形だから「行き続けなければ」ではない
be goingを直訳して「行き続けていなければならない」と考える必要はありません。この形全体で、今の場を離れる時が来たことを控えめに表します。
すぐ使える例文
- Well, I must be going.
では、そろそろ失礼します。 - I really must be going now.
本当にもう行かなくては。 - I’m sorry, but I must be going.
申し訳ありませんが、そろそろ失礼します。 - I must be going. It was lovely seeing you.
そろそろ失礼します。お会いできて本当によかったです。 - We must be going soon.
私たちはそろそろ失礼しなくては。
まとめ
I must be going. は「そろそろ失礼します」「もう行かなくては」を表す、丁寧で少し改まった退席表現です。mustを強い命令のように捉えず、会話を穏やかに締める定型フレーズとして覚えましょう。
親しい会話なら I’d better get going.、事情を率直に言うなら I have to go.、同行者への提案なら We should probably head out. が便利です。まずは Well, I must be going. をひとかたまりで声に出してみてください。











