
quite a feat は、「かなりの偉業」「大したもの」「なかなかできないこと」という意味です。単に結果がよかっただけでなく、そこに努力・技能・難しさがあったことを認め、相手を評価するときに使います。
たとえば、短期間で難しい仕事を終えた人に That was quite a feat. と言えば、「それは大したものだね」という自然な称賛になります。この記事では、feat の意味、quite が加えるニュアンス、自然な語順、achievement や quite something との違いまで例文で解説します。
Contents
quite a featの意味
quite a feat = かなりの偉業/大した達成/なかなかできないこと
feat は、技能や勇気、努力を必要とする「見事な行為・離れ業・偉業」を表す名詞です。そこに強調の quite がつくことで、「これは普通の達成ではない」と評価する響きになります。
- It was quite a feat.
それは大した偉業でした。 - Finishing the project in two days was quite a feat.
そのプロジェクトを2日で終えたのは大したものです。 - Getting everyone to agree was quite a feat.
全員の同意を得たのは、なかなかの成果でした。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「大したもの」という意味になる?
feat 自体に、「難しいことをうまく成し遂げた行為」という意味があります。quite はここでは「完全に」ではなく、可算名詞の前で「かなりの・実に見事な」と評価を強めています。
語順は quite + a + feat です。a quite feat とはしません。これは quite a surprise、quite a while などと同じ並びです。

ネイティブが感じるニュアンス
quite a feat は、結果だけでなく、その裏にあるハードルにも目を向けた褒め方です。「すごいね」に加えて、「難しかったはずなのに、よくやった」という含みがあります。
そのため、簡単な作業に使うと大げさに聞こえたり、文脈によっては皮肉になったりします。たとえば、いつも遅刻する人が初めて時間どおりに来た場面で Quite a feat! と言えば、「時間どおりに来るだけで偉業とはね」という冗談にもなります。声の調子と状況が重要です。
よく使う形と語順
That’s quite a feat.
目の前の成果を短く評価する、最も使いやすい形です。
- You built this table yourself? That’s quite a feat.
このテーブルを自分で作ったの?それは大したものだね。 - She remembered all fifty names. That’s quite a feat.
彼女は50人全員の名前を覚えていた。なかなかできることではないね。
It was quite a feat to do
「〜するのは大変な偉業だった」と、達成した内容を不定詞で続けます。
- It was quite a feat to move the whole office over one weekend.
週末だけでオフィス全体を移転したのは大したものでした。 - It’s quite a feat to raise three children while working full-time.
フルタイムで働きながら3人の子どもを育てるのは、並大抵のことではありません。
Doing … was quite a feat
達成した行為を主語として、何がすごかったのかを明確にできます。
- Finding a hotel during the festival was quite a feat.
祭りの期間中にホテルを見つけたのは、なかなか大変なことでした。 - Cooking dinner for thirty guests was quite a feat.
30人分の夕食を作ったのは大したものでした。
場面別の自然な例文
仕事
- Launching the app on schedule was quite a feat.
予定どおりにアプリを公開できたのは大きな成果でした。 - Getting the client’s approval in one meeting was quite a feat.
1回の会議で顧客の承認を得たのは、なかなかの手腕でした。
日常・家庭
- You got both kids ready in ten minutes? Quite a feat!
10分で子ども2人の支度を終えたの?大したものだね! - Keeping this old house warm is quite a feat.
この古い家を暖かく保つのは、なかなか大変なことです。
旅行・学習
- She traveled across Japan without speaking Japanese. That was quite a feat.
彼女は日本語を話せないまま日本を横断しました。それは大したものです。 - Passing the exam after only three months of study was quite a feat.
わずか3か月の勉強で試験に合格したのは、かなりの快挙でした。
achievement・accomplishment・quite somethingとの違い
| 表現 | 中心となる意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| quite a feat | かなりの偉業 | 難しさ、技能、努力を強く意識する |
| a great achievement | すばらしい達成 | 幅広く使える、やや直接的でフォーマル |
| an accomplishment | 成し遂げたこと | 努力して完成・達成した事実に焦点 |
| quite something | 大したもの、印象的なもの | 達成に限らず、人・物・体験にも使える |
Her recovery was quite a feat. は、回復することの難しさや本人の努力を評価します。Her recovery was quite something. なら、「その回復は本当に印象的だった」と、驚きや感銘をより広く表せます。quite somethingの詳しい意味と使い方もあわせて確認してください。
日本人が間違えやすいポイント
人そのものをfeatとは呼ばない
feat は基本的に「行為・達成」です。人を褒めるなら、その人が何を成し遂げたかを主語にします。
- 不自然:She is quite a feat.
- 自然:What she did was quite a feat.
彼女がしたことは大したものでした。
「特徴」という意味ではない
feat と feature はつづりが似ていますが別の単語です。feature は「特徴・機能」、feat は「偉業・見事な行為」です。
褒める対象に難しさがあるか考える
単に「よかった」「きれいだった」と言いたいだけなら great や impressive のほうが自然です。quite a feat は、簡単ではないことを成し遂げた場面に合います。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
quite a feat を思い出せなくても、次の基本英語で十分に気持ちを伝えられます。
- That was amazing.
それはすごかったです。 - That wasn’t easy.
それは簡単ではなかったですね。 - You did a great job.
よくやりましたね。 - That’s really impressive.
それは本当にすごいですね。 - It took a lot of skill.
かなりの技術が必要でしたね。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
quite a feat は、「かなりの偉業」「大したもの」「なかなかできないこと」を表します。feat には努力・技能・難しさを伴う達成という意味があり、quite がその評価を強めます。
That’s quite a feat.、It was quite a feat to …、Doing … was quite a feat. の3つを覚えておけば、仕事から日常会話まで自然に使えます。英熟語を関連づけて学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。









