
when push comes to shoveは、「いざとなったら」「本当に決断や行動が必要になったら」という意味の英語イディオムです。
普段は意見を言ったり計画を話したりできても、現実に選ばなければならない瞬間には本音や覚悟が表れます。この表現は、そんな話だけでは済まなくなった局面を指します。
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when push comes to shoveの基本的な意味
自然な日本語訳は、文脈によって次のように変わります。
- いざとなったら
- いよいよとなれば
- 本当に決断が必要になったら
- 実際に行動しなければならなくなったら
When push comes to shove, I’ll support you.
いざとなったら、あなたを支えるよ。
He talks about quitting, but when push comes to shove, he may stay.
彼は辞めると言っていますが、いざ決断となると残るかもしれません。
将来の単なる時点ではなく、圧力が高まり、態度をはっきりさせる必要が生じた場面を表すのがポイントです。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「いざとなったら」という意味になる?
pushは「押す」、shoveはそれより強く「ぐっと押す・突き動かす」という動きです。ただし、このイディオムは人を実際に突き飛ばす話ではありません。
軽い圧力であるpushが、より強いshoveにまで進むイメージから、状況が切迫して言葉や予定ではなく、現実の決断・行動が必要になることを表します。

よく使う語順と文の形
1.文頭で「いざとなったら」
When push comes to shove, + 主語 + 動詞が最も覚えやすい形です。
When push comes to shove, we can handle this ourselves.
いざとなれば、これは自分たちで対処できます。
When push comes to shove, she always makes the tough decisions.
いざというとき、彼女はいつも難しい決断をします。
2.文末に置く
先に結論を述べて、最後に「本当に必要になれば」と条件を添えることもできます。
I know my parents will help me when push comes to shove.
いざとなれば両親が助けてくれると分かっています。
3.whenの前にtheは通常入れない
標準的で広く使われる形はwhen push comes to shoveです。when the push comes to shoveも耳にすることはありますが、まずはtheなしの定型表現を覚えれば十分です。
日常会話・仕事・人間関係の自然な例文
仕事
We have several ideas, but when push comes to shove, the budget will decide.
案はいくつかありますが、最終的に決断が必要になれば予算で決まります。
When push comes to shove, can your team meet the deadline?
いざとなったら、あなたのチームは締め切りに間に合わせられますか。
恋愛・人間関係
He jokes a lot, but when push comes to shove, he’s someone you can rely on.
彼はよく冗談を言いますが、いざというときには頼れる人です。
When push comes to shove, you need to tell her how you really feel.
いざとなったら、彼女に本当の気持ちを伝える必要があります。
旅行・暮らし
When push comes to shove, we can take a taxi to the airport.
いざとなれば、空港までタクシーに乗れます。
I’d rather save the money, but when push comes to shove, safety comes first.
できれば節約したいですが、いざとなれば安全が最優先です。
when push comes to shoveと似た表現の違い
when the time comes:その時が来たら
when the time comesは、予定された時期や必要なタイミングが来ることを広く表します。必ずしも切迫感や対立を伴いません。
We’ll explain everything when the time comes.
その時が来たら、すべて説明します。
一方、when push comes to shoveには、選択や行動を先延ばしにできなくなったという圧力があります。「いざ」の言い方を広く比較したい方は、「いざ」は英語で?も参考にしてください。
if necessary:必要なら
if necessaryは中立的で、実務的な条件を簡潔に示します。
If necessary, we can change the schedule.
必要なら、予定を変更できます。
when push comes to shoveのような「決断を迫られる局面」というドラマ性はありません。
rise to the occasion:大事な場面で力を発揮する
when push comes to shoveは局面そのものを表します。rise to the occasionは、その局面で期待に応えて力を発揮する人の行動を表します。
When push came to shove, Mia rose to the occasion.
いざという場面で、ミアは見事に力を発揮しました。
詳しいニュアンスは、rise to the occasionの意味と使い方で解説しています。
日本人が間違えやすいポイント
物理的に押す場面だけに使わない
この表現は定型的なイディオムです。混雑した場所で人を押すなど、文字どおりの動作を説明する表現として使うものではありません。
単なる「最終的に」と同じではない
結果を振り返って「最終的に」と言うだけならin the endが自然なこともあります。when push comes to shoveは、決断や実行を避けられない条件を示します。
強い対立がなくても使える
緊迫した議論だけでなく、旅行中の代案、仕事上の締め切り、友人を助ける覚悟などにも使えます。多少の圧力や現実的な必要性があれば自然です。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
このイディオムを思い出せなければ、意味を直接伝えれば問題ありません。
- when we really have to decide
本当に決めなければならないとき - if we really have to
本当に必要なら - when we have no other choice
ほかに選択肢がなくなったとき - when it’s time to act
行動するときになったら
If we really have to, we can cancel the trip.
本当に必要なら、旅行をキャンセルできます。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
when push comes to shoveは、「いざとなったら」「本当に決断や行動が必要になったら」という意味です。
- 話や計画だけでは済まず、現実に動く局面を表す
- 文頭でも文末でも使える
- when the time comesより切迫感・現実的な圧力がある
- 簡単に言うならwhen we really have to decide
まずはWhen push comes to shove, I’ll support you.のように、自分の覚悟や頼れる行動を伝える一文から使ってみましょう。ほかの表現も探したい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。









