「仲直りする」は日常会話ならmake upが最も一般的です。深刻な対立や正式な和解にはreconcile、壊れかけた関係を修復する過程にはpatch things upが合います。
この記事では、「仲直りする」を直訳で一語に決めず、日常会話・仕事・人間関係などの場面に分けて、自然な英語、目的語の置き方、前置詞、よくある間違いまで整理します。最後に、難しい表現が出てこないときの簡単な言い換えも紹介します。
Contents
「仲直りする」の英語を先に一覧で確認
| 英語表現 | 中心となる意味 | 基本の型 |
| make up | けんかのあと、友人・恋人・家族が仲直りする | make up / make up with A |
| reconcile | 深い対立を解消し、関係を回復させる。ややフォーマル | reconcile with A / be reconciled |
| patch things up | 問題のある関係を話し合いなどで修復する | patch things up with A / patch up a relationship |
しゅみすけ(大山俊輔)
make up:けんかのあと、友人・恋人・家族が仲直りする
make upの基本形はmake up / make up with Aです。日本語では目的語や相手を省略しやすい一方、英語では「何を」「誰に」「何と比べて」を文の中に置くと意味が明確になります。
- We argued yesterday, but we made up.
昨日けんかしましたが、仲直りしました。 - Have you made up with your sister yet?
もう妹さんと仲直りしましたか。 - I want to make up with him before the trip.
旅行前に彼と仲直りしたいです。
会話では前後の状況が明らかなら短く言えますが、仕事の連絡では対象を省かないほうが誤解を防げます。依頼にするときはPlease ...、少し柔らかくするならCould you ...?、自分が担当すると伝えるならI'll ...が便利です。
reconcile:深い対立を解消し、関係を回復させる。ややフォーマル
reconcileの基本形はreconcile with A / be reconciledです。日本語では目的語や相手を省略しやすい一方、英語では「何を」「誰に」「何と比べて」を文の中に置くと意味が明確になります。
- She reconciled with her father after many years.
彼女は何年もたって父親と和解しました。 - The two sides are trying to reconcile.
双方は和解しようとしています。 - They were finally reconciled.
二人はようやく仲直りしました。
会話では前後の状況が明らかなら短く言えますが、仕事の連絡では対象を省かないほうが誤解を防げます。依頼にするときはPlease ...、少し柔らかくするならCould you ...?、自分が担当すると伝えるならI'll ...が便利です。
patch things up:問題のある関係を話し合いなどで修復する
patch things upの基本形はpatch things up with A / patch up a relationshipです。日本語では目的語や相手を省略しやすい一方、英語では「何を」「誰に」「何と比べて」を文の中に置くと意味が明確になります。
- I hope they can patch things up.
二人が関係を修復できるといいですね。 - He called to patch things up with his friend.
彼は友人と仲直りするために電話しました。 - We talked and patched up our relationship.
私たちは話し合って関係を修復しました。
会話では前後の状況が明らかなら短く言えますが、仕事の連絡では対象を省かないほうが誤解を防げます。依頼にするときはPlease ...、少し柔らかくするならCould you ...?、自分が担当すると伝えるならI'll ...が便利です。
場面別:「仲直りする」を自然に言い分ける
| 日本語の場面 | 自然な英語 |
| 友達とのけんか | make up with a friend |
| 恋人と仲直り | make up with your partner |
| 長年の家族対立 | reconcile with a family member |
| 組織間の和解 | the two sides reconcile |
| 関係を修復する | patch things up |
| わだかまりをなくす | clear the air |
同じ日本語でも、日常生活では動作が見えているため短い基本語が好まれます。一方、仕事では、対象・判断基準・担当者・期限などを具体的に伝える必要があります。英語表現の難しさよりも、必要な情報が文に入っているかを優先してください。
自動詞・他動詞、目的語と前置詞
英語では動詞の後ろにそのまま目的語を置く形と、前置詞を介して相手・場所・比較対象を示す形を区別します。この記事で紹介した基本形を、単語ではなく短いかたまりで覚えるのが安全です。
make up / make up with A:けんかのあと、友人・恋人・家族が仲直りするreconcile with A / be reconciled:深い対立を解消し、関係を回復させる。ややフォーマルpatch things up with A / patch up a relationship:問題のある関係を話し合いなどで修復する
代名詞を使う場合も語順に注意します。また、目的語が長い仕事文では、誰が何をするかを先に置き、補足情報を後ろへ続けると読みやすくなります。受け身は、行為者より対象や結果を中心に述べたいときに使えます。
日常会話と仕事での違い
日常会話では短く、結果を伝える
家庭や友人との会話では、目の前の状況を共有しているので、基本動詞や短い説明で十分です。完璧な専門語を思い出そうとして会話を止めるより、目的や結果を一文足すほうが伝わります。
仕事では対象と基準を明示する
仕事の英語では、「仲直りする」という行為だけでなく、対象、相手、期限、理由、完了した結果まで示すと実務的です。依頼するときはCould you ... by Friday?、進捗を伝えるならI've ...、今後の担当を示すならI'll ...の型が役立ちます。
日本人が間違えやすいポイント
- make up forは「埋め合わせる」で、make up with someone「人と仲直りする」とは別の形です。
- reconcileは日常の小さな口げんかには少し大げさになることがあります。
- apologizeは「謝る」であり、謝っても相手が受け入れなければ仲直り成立とは限りません。
辞書の最初に載っている訳だけで決めると、文法的には正しくても場面に合わない英語になることがあります。表現を覚えるときは、代表的な目的語と一緒に声に出し、自分の生活や仕事の内容へ置き換えてみてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
しゅみすけ式:「仲直りする」が出てこないときの簡単な言い換え
専門的な単語が出てこないときは、①基本動詞を使う、②目的を説明する、③結果を説明する、④一文を二文に分ける、の順で考えます。次の表現なら中学英語を中心に組み立てられます。
- We had a fight, but we’re friends again.
けんかしましたが、また友達に戻りました。 - I said I was sorry, and we talked.
私は謝り、二人で話しました。 - Things are okay between us now.
今は私たちの関係は大丈夫です。
たとえば「仲直りする」という日本語をそのまま訳せなくても、実際に行った動作や変化を説明すれば相手は理解できます。会話では、一語の正解よりも、短い文を止まらずに続けることが大切です。
ミニ会話で確認
A: What are you doing?
何をしているのですか。
B: I’m dealing with it now. I want to make sure everything is clear.
今対応しています。すべて明確になっているか確かめたいです。
A: Do you need any help?
何か手伝いましょうか。
B: Thanks. Could you check this part with me?
ありがとう。この部分を一緒に確認してもらえますか。
よくある質問
最も一般的な「仲直りする」の英語はどれですか?
最も一般的な表現は場面によって変わります。まずはこの記事の一覧で、自分がよく使う場面に近い表現を一つ選び、代表例文ごと覚えてください。
フォーマルな仕事でも使えますか?
はい。ただし日常的な表現でも、対象・期限・理由を明示すれば仕事で十分使えます。より事務的な語が必要な場面だけ、フォーマルな選択肢を使いましょう。
前置詞まで覚える必要がありますか?
必要です。動詞一語だけでなく、make up / make up with Aのような基本形で覚えると、実際の会話やメールで語順に迷いにくくなります。
関連表現
似た場面の表現もあわせて確認すると使い分けが整理できます。clear the airの意味の記事では、関連する意味・語順・例文を詳しく解説しています。
まとめ
- make up:けんかのあと、友人・恋人・家族が仲直りする
- reconcile:深い対立を解消し、関係を回復させる。ややフォーマル
- patch things up:問題のある関係を話し合いなどで修復する
「仲直りする」は、日本語に対応する英単語を一つ暗記するより、場面と目的語をセットにして覚えるほうが実践的です。迷ったときは、難しい表現にこだわらず、何をしたかと結果を簡単な英語で説明してみてください。
仲直りを提案するときの言い方
自分から関係を戻したいならCan we talk and work this out?が実用的です。I don’t want to keep arguing.と気持ちを伝え、I’m sorry about what I said.と具体的に謝る流れも自然です。make upは仲直りが成立した結果にも、仲直りしようとする提案にも使えます。










