「再開する」は英語で?resume・restart・reopenの違いと使い分け

再開するの英語表現 resume・restart・reopenのアイキャッチ

日本語の「再開する」は、英語では場面によって resumerestartreopen などを使い分けます。結論から言うと、中断した活動を続きから再開するなら resume、停止した機械・作業・過程をもう一度始動するなら restart、店・施設・道路などを再び開くなら reopen が基本です。

この記事では、日常会話と仕事の両方で使えるように、意味の違い、目的語、前置詞、自然な語順、よくある間違い、難しい語が出てこないときの言い換えまで例文付きで整理します。

「再開する」の英語をまず3秒で選ぶ

英語中心イメージ選ぶ場面
resume中断した活動を続きから再開するa meeting / work / talks
restart停止した機械・作業・過程をもう一度始動するa computer / process / project
reopen店・施設・道路などを再び開くa store / school / road / case

しゅみすけ(大山俊輔)

「中断前の続き」なら resume、「動かし直す」なら restart、「閉じていたものを開く」なら reopen と分けます。

resume・restart・reopenの違い

resume:中断した活動を続きから再開する

resume は「中断した活動を続きから再開する」ときに自然です。よく組み合わせる形は a meeting / work / talks です。日本語の「再開する」だけを見て選ぶのではなく、話し手が何をしているか、どこに焦点を置くかを確認しましょう。

  • We’ll resume the meeting after lunch.
    昼食後に会議を再開します。
  • She resumed working after a short break.
    彼女は短い休憩後に仕事を再開しました。

restart:停止した機械・作業・過程をもう一度始動する

restart は「停止した機械・作業・過程をもう一度始動する」ときに自然です。よく組み合わせる形は a computer / process / project です。日本語の「再開する」だけを見て選ぶのではなく、話し手が何をしているか、どこに焦点を置くかを確認しましょう。

  • Please restart your computer.
    コンピューターを再起動してください。
  • They restarted the project with a smaller team.
    彼らは少人数のチームでプロジェクトを再開しました。

reopen:店・施設・道路などを再び開く

reopen は「店・施設・道路などを再び開く」ときに自然です。よく組み合わせる形は a store / school / road / case です。日本語の「再開する」だけを見て選ぶのではなく、話し手が何をしているか、どこに焦点を置くかを確認しましょう。

  • The café will reopen next Monday.
    そのカフェは来週月曜日に営業を再開します。
  • The police reopened the investigation.
    警察は捜査を再開しました。
再開するを表すresume・restart・reopenの使い分け比較図

場面別:「再開する」を自然な英語にする

日本語の場面自然な英語
会議を再開するresume the meeting
交渉を再開するresume talks
パソコンを再起動するrestart the computer
計画を一から再開するrestart the project
店を再開するreopen the store
道路を再開通するreopen the road

同じ日本語でも、日常会話では短く具体的な動作を言うほうが自然で、仕事では対象や目的を明示する表現が好まれます。主語を人にするのか、制度・質問・状況などにするのかでも動詞が変わります。

語順・目的語・前置詞のポイント

英語では動詞だけでなく、その後ろの形までセットで覚えるのが近道です。今回の基本形は次の三つです。

  • resume + a meeting / work / talks
  • restart + a computer / process / project
  • reopen + a store / school / road / case

日本語では目的語を省略できますが、英語では「誰が」「何を」「誰に」を補う必要があります。特に人と物の両方を置く表現は、語順や前置詞を丸ごと例文で覚えましょう。

日常会話と仕事での使い分け

日常会話では、難しい語を使わず状況をそのまま説明しても十分伝わります。一方、メール・会議・報告書では、対象を明確にして簡潔に言うと誤解が減ります。丁寧さが必要な場面では、命令文を避けて Could you …?We need to …It may be better to … などで調整できます。

フォーマルな単語を使うことより、誰が何をどうするのかを明確にするほうが大切です。短い動詞でも、目的語と理由が具体的なら十分に仕事で使えます。

日本人が間違えやすいポイント

  • resume は「続きから」、restart は「もう一度スタート」の感覚が強い語です。
  • resume to work より resume work または resume working が自然です。
  • reopen は open again の一語版で、営業・利用可能な状態に戻すときに使います。

和英辞典の最初の訳だけで決めると、意味は近くても場面に合わないことがあります。「開始か継続か」「人の意思か状況の作用か」「正式な処理か会話か」のように、動作の中身を一段細かく分けてください。

しゅみすけ式:難しい単語が出ないときの言い換え

resume、restart、reopen がすぐ出てこなくても問題ありません。基本動詞で目的・結果を説明すれば、会話は止まりません。

  • Let’s continue after lunch.
    昼食後に続きをしましょう。
  • Please start the computer again.
    パソコンをもう一度起動してください。
  • The shop will open again on Monday.
    店は月曜日に再び営業します。

しゅみすけ(大山俊輔)

英単語を思い出そうとして黙るより、「何をしたか」「その結果どうなったか」を短い二文に分けるほうが伝わります。

短い会話で確認

A: Shall we finish this now?
今終わらせますか?

B: Let’s resume the discussion tomorrow morning.
明日の朝、議論を再開しましょう。

よくある質問

一番一般的な表現はどれですか?

文脈なしで一語に固定することはできません。ただし、まず resume の中心イメージを押さえ、意味が合わないときに restartreopen へ切り替えると実用的です。

ビジネスでは難しい表現を使うべきですか?

いいえ。正確な対象と期限を添えた簡単な英語のほうが伝わります。専門語は、意味を短くできるときに使いましょう。

自動詞と他動詞はどう見分けますか?

目的語を直接置くか、前置詞が必要かを辞書の例文で確認します。単語だけでなく resume + 目的語 のような塊で覚えるとミスを減らせます。

関連表現

あわせてLet’s pick this up later の使い方も確認すると、近い表現との違いが整理できます。

continue・start again・be back の簡単な使い分け

continue は「そのまま続ける」で、中断が短い場合にも便利です。Let’s continue where we left off. は「前回終わったところから再開しましょう」。最初からやり直すなら start again、人が仕事や活動に戻るなら be backreturn to も使えます。

The service is back. は「サービスが再開した」、I returned to work in April. は「4月に仕事を再開した」です。スポーツの試合は play resumed、授業は classes resumed とも言えます。resume はややフォーマルですが、会議・交渉・運行など「中断後の続き」を短く表せる便利な語です。

例文で仕上げる:どの表現を選ぶ?

最後に、主語と目的語を変えた例で確認しましょう。まず日本語を見たときに「どんな行動か」を一言で説明し、その後で動詞を選びます。単語から考え始めるより、場面から考えるほうが自然な英語になります。

resume を選ぶ例

The train service resumed at noon.
列車の運行は正午に再開しました。 この文では、resume の中心イメージが合います。

restart を選ぶ例

Let’s restart the experiment from step one.
実験を最初の手順から再開しましょう。 ここでは、restart が動作の性質を最も具体的に示します。

reopen を選ぶ例

The museum reopened after repairs.
美術館は修理後に再開しました。 この場面は、reopen を使うと焦点が明確です。

英作文のセルフチェック

  1. 主語は人ですか、それとも出来事・制度・物ですか。
  2. 動作は始まる、続く、完了するのどこにありますか。
  3. 相手、対象、目的を英語で明示しましたか。
  4. 必要な前置詞を動詞とセットで入れましたか。
  5. 強すぎる・硬すぎる表現になっていませんか。

一度で完璧な単語を探す必要はありません。まず簡単な文を作り、必要なら中心動詞だけを置き換えます。声に出して三つの例文を読み、目的語を自分の仕事や生活に置き換えると定着しやすくなります。

覚え方:続きからなら resume、動かし直すなら restart、閉じていた場所やサービスを開くなら reopen です。再開地点を from、時刻を at、日付を on で補うと、仕事の連絡も具体的になります。

まとめ

  • resume:中断した活動を続きから再開する
  • restart:停止した機械・作業・過程をもう一度始動する
  • reopen:店・施設・道路などを再び開く

「再開する」を英語にするときは、日本語に一語を当てるのではなく、動作の目的、対象、強さ、場面を確認します。迷ったら基本動詞で状況を説明し、会話を続けることを優先しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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