「見直す」は英語で?review・reconsider・reviseの違いと使い分け

見直すの英語表現 review・reconsider・reviseのアイキャッチ

「見直す」は英語で一語に固定できません。基本は reviewreconsiderrevise を場面によって使い分けます。内容や状況をもう一度確認・評価するなら review、一度した判断や決定を考え直すなら reconsider、文章・計画・価格などを実際に修正するなら revise が中心です。

この記事では、日常会話と仕事での違い、自動詞・他動詞、目的語、前置詞、自然な例文、日本人が間違えやすい点、難しい語が出てこないときの簡単な言い換えまで整理します。

「見直す」の英語を早見表で確認

表現中心となる意味基本の形
review内容や状況をもう一度確認・評価するreview + plan / policy / performance
reconsider一度した判断や決定を考え直すreconsider + decision / doing / whether節
revise文章・計画・価格などを実際に修正するrevise + document / schedule / estimate

しゅみすけ(大山俊輔)

「見直した結果、変更しなかった」なら reviewed but decided not to change it と言えます。「評価を改める」という人間関係の見直しなら see someone in a new light。「生活習慣を見直す」は review your habits や make changes to your routine が自然です。

review・reconsider・reviseの違いを例文で理解する

review:内容や状況をもう一度確認・評価する

review は、内容や状況をもう一度確認・評価するときに使います。基本の形は review + plan / policy / performance です。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞までまとめて覚えましょう。

  • We review the policy every year.
    私たちは毎年方針を見直します。
  • Please review the figures before the meeting.
    会議前に数字を見直してください。
  • The manager reviewed our performance.
    責任者は私たちの実績を見直しました。

reconsider:一度した判断や決定を考え直す

reconsider は、一度した判断や決定を考え直すときに使います。基本の形は reconsider + decision / doing / whether節 です。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞までまとめて覚えましょう。

  • We need to reconsider our decision.
    決定を見直す必要があります。
  • She is reconsidering whether to move.
    彼女は引っ越すかどうか見直しています。
  • Please reconsider the proposal.
    その提案をもう一度考え直してください。

revise:文章・計画・価格などを実際に修正する

revise は、文章・計画・価格などを実際に修正するときに使います。基本の形は revise + document / schedule / estimate です。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞までまとめて覚えましょう。

  • I revised the schedule after the delay.
    遅延後に日程を見直しました。
  • The company revised its prices.
    会社は価格を見直しました。
  • Could you revise this paragraph?
    この段落を見直して修正してもらえますか。
見直すを表すreview・reconsider・reviseの使い分け比較図

場面別:「見直す」の自然な英語

日本語の場面英語表現
制度を定期的に見直すreview the system regularly
数字を再確認するreview the figures
決定を考え直すreconsider the decision
参加するか再考するreconsider whether to join
文章を修正するrevise the text
価格を改定するrevise the price

語順・目的語・前置詞のポイント

日本語では目的語を省いても通じますが、英語では「誰が、何を、誰に、どの状態へ」を明確にします。今回の三表現は、次の塊で練習すると実際の会話で取り出しやすくなります。

  • review + plan / policy / performance
  • reconsider + decision / doing / whether節
  • revise + document / schedule / estimate

他動詞は直後に目的語を置き、句動詞は副詞や前置詞の位置も確認します。代名詞を使う場合には語順が変わることがあるため、it を使った短い例も声に出しておきましょう。

日常会話と仕事ではどう変わる?

日常会話

日常会話では、短い基本動詞で動作や結果を説明するほうが自然な場合があります。難しい単語を探して止まるより、相手・対象・結果を一つずつ言うことが大切です。

仕事・フォーマルな場面

仕事では、対象、理由、期限を添えると誤解が減ります。断定を弱めたい場合は maycouldIt seems that … を使い、依頼なら Could you …?Please … で整えます。

日本人が間違えやすいポイント

  • review は確認しただけで変更したとは限りません。
  • reconsider to do ではなく reconsider doing、または reconsider whether to do を使います。
  • revise は他動詞で revise the plan。日本語の「リバイスする」より広く、文章以外にも使えます。

日本語の漢字一語を、そのまま英語一語に置き換えようとすると誤りやすくなります。動作の開始・継続・結果、話し手の意図、対象が人か物か制度かを先に分けてください。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える

専門的な動詞が思い出せなくても、基本動詞で「何をしたか」「その結果どうなったか」を説明できます。

  • Let’s look at the plan again.
    計画をもう一度見ましょう。
  • I’ll think about the decision again.
    決定についてもう一度考えます。
  • We changed the schedule after checking it.
    確認後に日程を変更しました。

しゅみすけ(大山俊輔)

英単語が出てこないときは、一文を二文に分けてください。最初に行動、次に目的や結果を言えば、中学英語でも十分に伝わります。

表現を選ぶ5つのチェックポイント

  1. 対象は人、物、情報、制度のどれですか。
  2. 単なる動作ですか、それとも結果まで含みますか。
  3. 日常会話ですか、仕事や公的な文書ですか。
  4. 相手に対して強すぎる表現になっていませんか。
  5. 必要な前置詞と語順を入れましたか。

まず場面を日本語で具体的に言い直し、その後に英語を選びます。三つの表現で迷ったら、上の早見表へ戻り、中心イメージが最も近いものを使いましょう。

ミニ英作文で確認

1.制度を定期的に見直す

review the system regularly を中心に文を作ります。主語や時制を自分の生活・仕事に置き換えて練習してください。

2.数字を再確認する

review the figures を中心に文を作ります。主語や時制を自分の生活・仕事に置き換えて練習してください。

3.決定を考え直す

reconsider the decision を中心に文を作ります。主語や時制を自分の生活・仕事に置き換えて練習してください。

よくある質問

最も一般的な英語はどれですか?

文脈なしでは一つに決められません。まず review の意味を確認し、動作の焦点が違えば reconsiderrevise に切り替えます。

仕事では難しい単語を選ぶべきですか?

難しさより正確さが重要です。対象と期限が明確なら、基本動詞を使った短い文でも十分に実務で使えます。

関連表現も確認できますか?

「再考する」の英語表現を読むと、近い表現との違いをさらに整理できます。

日本語から英語へ変換する実践手順

1.日本語を具体的な動作に言い直す

最初から英単語を探すのではなく、「誰が」「何に」「どんな変化を起こすか」を日本語で言い直します。抽象的な漢字動詞は、場面によって意味が大きく変わります。対象と結果が分かれば、英語の選択肢は自然に絞られます。

2.動詞と後ろの形を一緒に選ぶ

動詞だけが正しくても、目的語や前置詞が違えば不自然になります。名詞を直接置く他動詞なのか、to・for・from・with などが必要なのか、that節や動名詞を続けるのかを確認します。実際に使う形を一つのフレーズとして覚えてください。

3.強さとフォーマル度を調整する

会話では基本動詞、社内連絡では簡潔な仕事表現、契約・法律・研究では意味の狭い正式語が選ばれます。難しい語ほど良いわけではありません。相手が同じ場面を思い浮かべられる具体性が最優先です。

4.自分の場面に置き換えて音読する

記事の例文で主語、目的語、期限だけを入れ替え、自分用の一文を三つ作ります。現在形、過去形、依頼文に変えると、説明を読むだけでなく実際に使える表現へ変わります。

確認と変更の間を英語で明確にする

review した結果、修正するなら review and revise、判断そのものを考え直すなら reconsider the decision と言います。We reviewed the plan but made no changes. なら「見直したが変更しなかった」と、確認と変更を分離できます。

仕上げの練習:確認だけなら review、判断を考え直すなら reconsider、実際に内容を書き換えるなら revise です。「見直したあと何が起きたか」を続けて言うと、変更の有無まで正確に伝えられます。

まとめ

  • review:内容や状況をもう一度確認・評価する
  • reconsider:一度した判断や決定を考え直す
  • revise:文章・計画・価格などを実際に修正する

「見直す」を英語にするときは、日本語に一語を当てはめず、目的・対象・強さ・場面を確認します。迷ったときは基本動詞で具体的に説明し、会話を止めないことを優先しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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