
「思い込む」は、根拠を確かめずそうだと考えるならassume、正しいと強く信じ込むならbe convinced、当然だと決めつけるならtake it for grantedが自然です。否定的な思い込みにはjump to conclusionsも使えます。
この記事では、日本語の「思い込む」が表す状況を分解し、日常会話と仕事での表現、目的語の置き方、前置詞、自然な語順を例文で整理します。難しい表現を思い出せないときに、中学英語で伝える方法も紹介します。
Contents
「思い込む」の英語を一覧で確認
| 表現 | 中心となる意味 | 基本形 |
| assume | 十分に確認せず、事実だろうと考える | assume A / assume that ... |
| be convinced | 証拠の有無にかかわらず、本人が正しいと強く信じている | be convinced that ... / be convinced of A |
| take it for granted | 人・状況・恩恵などを当然だと思い、意識しなくなる | take A for granted / take it for granted that ... |
しゅみすけ(大山俊輔)
assume:十分に確認せず、事実だろうと考える
assumeはassume A / assume that ...の形で使います。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞まで一つの型として覚えましょう。
- I assumed the meeting was online.
会議はオンラインだと思い込んでいました。 - Don’t assume that everyone agrees.
全員が賛成だと決めつけないでください。 - She assumed he already knew.
彼はもう知っているものと思っていました。 - I wrongly assumed the store was open.
その店は開いていると誤って思い込んでいました。
日常会話では状況を共有しているため短く言えますが、仕事では対象・相手・期限・理由まで示すと誤解を防げます。依頼ならCould you ...?、自分の担当を伝えるならI'll ...、完了報告なら現在完了形も便利です。
be convinced:証拠の有無にかかわらず、本人が正しいと強く信じている
be convincedはbe convinced that ... / be convinced of Aの形で使います。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞まで一つの型として覚えましょう。
- He was convinced that he was right.
彼は自分が正しいと思い込んでいました。 - I was convinced I had lost my keys.
鍵をなくしたとすっかり思い込んでいました。 - She is convinced of his innocence.
彼女は彼が無実だと確信しています。 - They became convinced the plan would work.
彼らは計画が成功すると確信するようになりました。
日常会話では状況を共有しているため短く言えますが、仕事では対象・相手・期限・理由まで示すと誤解を防げます。依頼ならCould you ...?、自分の担当を伝えるならI'll ...、完了報告なら現在完了形も便利です。
take it for granted:人・状況・恩恵などを当然だと思い、意識しなくなる
take it for grantedはtake A for granted / take it for granted that ...の形で使います。単語だけでなく、後ろに置く目的語や前置詞まで一つの型として覚えましょう。
- I took it for granted that she would help.
彼女が助けてくれるものと思い込んでいました。 - Don’t take your health for granted.
健康を当たり前だと思わないでください。 - He takes his team’s support for granted.
彼はチームの支援を当然と思っています。 - We took it for granted that the system was safe.
そのシステムは安全だと思い込んでいました。
日常会話では状況を共有しているため短く言えますが、仕事では対象・相手・期限・理由まで示すと誤解を防げます。依頼ならCould you ...?、自分の担当を伝えるならI'll ...、完了報告なら現在完了形も便利です。

場面別に「思い込む」を使い分ける
| 場面 | 自然な英語 |
| 予定を確認せず思い込む | assume the schedule is correct |
| 相手も知っていると思う | assume someone already knows |
| 自分が正しいと信じ込む | be convinced that you are right |
| 失敗したと思い込む | be convinced that you failed |
| 親切を当然と思う | take someone's kindness for granted |
| 早合点する | jump to conclusions |
表のように、日本語では同じ動詞で済む場面でも、英語は行為の方向や対象によって選択が変わります。主語を誰にするか、行為者と受け手のどちらを中心に述べるかも確認してください。
自動詞・他動詞、目的語と前置詞
英語では目的語を直接取る動詞と、前置詞を介して相手・比較対象・期限などを示す形があります。基本形を崩すと意味が曖昧になったり、不自然な語順になったりします。
assume A / assume that ...:十分に確認せず、事実だろうと考えるbe convinced that ... / be convinced of A:証拠の有無にかかわらず、本人が正しいと強く信じているtake A for granted / take it for granted that ...:人・状況・恩恵などを当然だと思い、意識しなくなる
代名詞を使う句動詞では、代名詞を動詞と副詞の間へ置く場合があります。また、that節を続ける形、動名詞を続ける形、不定詞を続ける形は表現ごとに異なります。代表例文を一文ずつ型として音読すると定着しやすくなります。
日常会話と仕事での違い
日常会話では短い説明が自然
目の前の状況を共有している会話では、難しい一語を選ばなくても、do、make、get、go、come、put、takeなどの基本語と短い補足で十分伝わります。
仕事では対象・期限・結果を明示
仕事では「思い込む」という行為だけでなく、何を、誰と、いつまでに、どの状態へするかが重要です。依頼後には担当者と期限、完了後には結果や次の行動を伝えると、実務で使える英語になります。
日本人が間違えやすいポイント
- assumeは必ずしも強い確信ではありません。「確認していないが、そうだろう」と置く仮定です。
- believeは単に信じる語で、思い込みの誤りを強調したいときはwrongly assumedなどを使います。
- take it for grantedは、人の好意を軽く扱うという批判的な意味にもなります。
辞書の日本語訳が同じでも、英語側の文型や語感が同じとは限りません。日本語の一語を置き換える発想から離れ、実際の場面を短い英文で再現して覚えることが大切です。
しゅみすけ(大山俊輔)
しゅみすけ式:「思い込む」が出てこないとき
①基本動詞を使う、②目的を説明する、③結果を伝える、④二文に分ける、という順で考えます。次の言い換えなら、専門的な動詞を知らなくても伝えられます。
- I thought it was true, but I didn’t check.
本当だと思いましたが、確認していませんでした。 - I was sure I had sent the email, but I hadn’t.
メールを送ったと確信していましたが、送っていませんでした。 - I thought she would always help me.
彼女はいつも助けてくれるものと思っていました。
言い換えは「簡単な英語だから不正確」ということではありません。相手が必要とする情報が入っていれば、短く具体的な文のほうが自然なことも多くあります。
もう一歩自然に伝える
思い込みに気づいたときは、I may have made the wrong assumption.(間違った思い込みをしていたかもしれません)や、I shouldn’t have jumped to conclusions.(早合点すべきではありませんでした)と言えます。仕事では、誰かを責めるより、何を確認しなかったかを具体的に伝えるほうが建設的です。
ミニ会話で練習
A: What should we do next?
次にどうしましょうか。
B: Let me check the details first. Then I’ll let you know.
まず詳細を確認させてください。その後お知らせします。
A: Is everything ready?
準備はできていますか。
B: Almost. I just need a little more time.
ほぼできています。もう少しだけ時間が必要です。
よくある質問
最も一般的な「思い込む」の英語は?
場面によって変わります。まず一覧から自分がよく使う場面に近い表現を一つ選び、目的語を入れた短い例文で覚えてください。
仕事でも日常会話と同じ表現を使えますか?
基本表現は共通して使えます。ただし仕事では、対象・期限・理由・結果を省略しないことが重要です。フォーマルな単語を選ぶことより、必要な情報を明確にすることを優先してください。
難しい動詞を忘れたらどうすればよいですか?
行ったことや希望する結果を、二つの短い文で説明してください。この記事の「しゅみすけ式」の例文を、自分の仕事や生活の内容に置き換える練習が効果的です。
関連表現
関連する語感や語順をさらに確認したい方は、a foregone conclusionの意味もあわせてご覧ください。
まとめ
- assume:十分に確認せず、事実だろうと考える
- be convinced:証拠の有無にかかわらず、本人が正しいと強く信じている
- take it for granted:人・状況・恩恵などを当然だと思い、意識しなくなる
「思い込む」は一語の英訳を暗記するのではなく、誰が何をどうする場面かで選びます。迷ったときは、目的や結果を簡単な英語で説明すれば十分に伝わります。










