
話が盛り上がっているけれど、時間がなくなった。そんなときに「この話の続きは、またあとで」と前向きに会話を切り上げる表現が、Let’s pick this up later. です。
ここでの pick up は「物を拾う」ではありません。いったん中断した話題・仕事・議論を再び取り上げて続けるという意味です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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Let’s pick this up later.の意味
Let’s pick this up later. は、自然な日本語では次のように訳せます。
- この話の続きはまたあとでにしましょう。
- これはあとで続きを話しましょう。
- この件はあとで再開しましょう。
this は、直前まで話していた話題・議論・作業を指します。later は「今よりあと」を表し、具体的な時刻を決めていなくても使えます。
pick this upはなぜ「続きをする」?
pick up の基本イメージは、下にあるものを持ち上げて手に取ることです。そこから、いったん置いた話題を再び手に取るように「続きから再開する」という意味になります。

- We can pick up the discussion tomorrow.
その議論は明日また続けられます。 - Let’s pick up where we left off.
中断したところから再開しましょう。 - Can we pick this up after lunch?
この話は昼食後に続けてもいいですか?
中断した活動を再開する pick back upの意味と使い方 や、「中断したところ」を表す where we left offの使い方 も関連表現です。
自然な会話例
会議の時間がなくなったとき
A: We only have two minutes left.
B: Okay, let’s pick this up later.
A: 残り2分しかありません。
B: 分かりました。この話の続きはまたあとでにしましょう。
同僚との相談を昼食後に続ける
A: I need to join another call.
B: No problem. Let’s pick this up after lunch.
A: 別の電話会議に入らないといけません。
B: 大丈夫です。昼食後に続きを話しましょう。
意見がまとまらず、考える時間を取る
A: I think we both need some time to think.
B: Agreed. Let’s pick this up tomorrow.
A: お互い、少し考える時間が必要だと思います。
B: そうですね。明日また続きを話しましょう。
later・tomorrow・next weekの使い分け
- Let’s pick this up later.
再開時刻はまだ曖昧。「またあとで」。 - Let’s pick this up this afternoon.
今日の午後に再開。 - Let’s pick this up tomorrow.
翌日に再開。 - Let’s pick this up at our next meeting.
次回の会議で再開。 - Let’s pick this up next week.
翌週に再開。
仕事では、可能なら later だけで終えず、after lunch や at tomorrow’s meeting のように再開時期を具体的にすると、先送りの印象を避けられます。
しゅみすけ(大山俊輔)
丁寧な言い方と質問形
Let’s … は一緒に行動する提案で、同僚同士なら自然です。相手の都合をより尊重したいときは質問形にします。
- Can we pick this up later?
この話はあとで続けてもいいですか? - Could we pick this up tomorrow?
この話は明日続けてもよろしいでしょうか? - Would it be okay to pick this up next week?
この件は来週また取り上げてもよいでしょうか? - Shall we pick this up at our next meeting?
次の会議で続きを話しましょうか?
上司・顧客が会話を続けたがっている場面では、Could we …? や Would it be okay …? のほうが柔らかく聞こえます。
似た表現との違い
- Let’s pick this up later.
いったん止めるが、同じ話題をあとで続ける。 - Let’s continue this later.
意味はほぼ同じ。より直接的で初心者にも作りやすい。 - Let’s move on.
今の話題を終え、次の話題へ進む。再開する約束は含まない。 - Let’s leave it at that.
この話はここまでにする。文脈によっては、これ以上話さない含みがある。 - I think we’ve covered everything.
必要なことを一通り話し終えたと確認する。
必要事項を話し終えて会議を締めるなら、I think we’ve covered everything.の使い方 が合います。会議そのものを一時停止する言い方は、「会議を一時中断する」の英語でも解説しています。
強く聞こえないための一言
突然 Let’s pick this up later. だけを言うと、相手によっては「もう時間を使いたくないのかな」と感じることがあります。理由や再開時期を添えると協力的です。
- We’re running out of time, so let’s pick this up tomorrow.
時間がなくなってきたので、明日続きを話しましょう。 - This deserves more time. Let’s pick it up at our next meeting.
これはもっと時間をかけるべき内容です。次回の会議で続けましょう。 - I’d like to think about that. Can we pick this up later?
それについて考えたいです。あとで続きを話してもいいですか?
簡単な英語で言い換えるなら
- Let’s talk about this later.(これはあとで話しましょう)
- We can continue later.(あとで続けられます)
- Let’s finish this tomorrow.(これは明日終わらせましょう)
- Can we talk later?(あとで話せますか?)
pick up が出てこなくても、talk about this later や continue later で十分に意図は伝わります。
まとめ
Let’s pick this up later. は、「この話の続きはまたあとでにしましょう」という意味です。今の会話をいったん終えつつ、同じ話題に戻る意思を示します。
仕事では Let’s pick this up tomorrow. や Can we pick this up after lunch? のように、再開時期を具体的にすると、前向きで信頼感のある締め方になります。











