persist inの意味は?persist with・continueとの違いと使い方・例文

persist inの意味「困難でも粘り強く続ける」を解説するアイキャッチ

persist inは、反対・困難・失敗などがあっても「〜を粘り強く続ける」「あくまでも〜し続ける」という意味です。

She persisted in asking questions until she understood.
彼女は理解できるまで粘り強く質問を続けました。

He persisted in making the same mistake.
彼は同じ間違いをしつこく繰り返しました。

続ける内容によって、「粘り強い」という肯定的な評価にも、「しつこい・意地になっている」という否定的な評価にもなります。この記事では、persist inのコアイメージ、persist in doingの文法、persist with・continue・keep doing・insist onとの違い、自然な例文、よくある間違いまで詳しく解説します。

persist inの基本的な意味

persist inは、単に動作が続いていることではなく、やめる理由や障害があるのに、それでも続けることを表します。

  • 何度失敗しても練習を続ける
  • 周囲に反対されても自分の主張を続ける
  • 注意されても同じ行動をやめない
  • 困難があっても研究や交渉を続ける

They persisted in their efforts despite repeated setbacks.
彼らは度重なる挫折にもかかわらず、努力を続けました。

Why do you persist in ignoring my messages?
どうして私のメッセージを無視し続けるのですか。

If the problem persists, contact customer support.
問題が続く場合は、カスタマーサポートへ連絡してください。

最後の文ではpersistを自動詞として単独で使い、「問題が消えずに続く」ことを表しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

persistには、目の前に「やめてもおかしくない壁」がある感じがあります。その壁を越えて続ければ粘り強さになり、周りの制止まで無視して続ければしつこさになります。

persistとinからニュアンスを理解しよう

persistの中心には、「消えずに残る」「やめずに続く」という感覚があります。人が主語なら、障害があっても行動を続けることを表し、問題・症状・噂などが主語なら、それらがなくならず続くことを表します。

inは、場所だけでなく「ある活動・状態の中」を示せます。persist in doingは、その行動の中にとどまり、そこから抜けずに続けるようなイメージです。

  • persist in practicing:練習という行動の中に居続ける
  • persist in complaining:不満を言う行動から抜けずに続ける
  • persist in the belief:その信念を持ち続ける

persist inが粘り強いとしつこいの両方のニュアンスを持つことを示す図

persist in doingの使い方

inは前置詞なので、動作を続ける場合は動名詞(-ing形)を置きます。

persist in + 動名詞

She persisted in trying, even after several failures.
彼女は何度か失敗したあとも挑戦を続けました。

He persisted in interrupting the speaker.
彼は話し手の邪魔をし続けました。

The team persisted in searching for a solution.
チームは解決策を探し続けました。

persist to doとは通常言いません。

  • persist in asking(正しい)
  • persist to ask(通常は誤り)

persist in + 名詞の使い方

persist inの後ろには、行動だけでなく、努力・態度・信念などの名詞も置けます。

She persisted in her efforts to improve the system.
彼女は制度を改善する努力を続けました。

He persisted in his refusal to apologize.
彼は謝罪を拒む姿勢を変えませんでした。

They persisted in the belief that the plan would work.
彼らはその計画がうまくいくという信念を持ち続けました。

Despite the evidence, she persisted in her claim.
証拠があるにもかかわらず、彼女は自分の主張を変えませんでした。

persist inの肯定的・否定的なニュアンス

肯定的:粘り強く続ける

価値のある目標、努力、研究、挑戦などを続ける場合は、忍耐力や決意を評価する響きになります。

He persisted in his studies and eventually passed the exam.
彼は勉強を粘り強く続け、ついに試験に合格しました。

She persisted in pursuing her dream.
彼女は夢を追い続けました。

否定的:しつこく続ける

迷惑な行為、間違った態度、拒否された要求などを続ける場合は、批判的な響きになります。

He persisted in calling her after she asked him to stop.
彼女がやめてほしいと言ったあとも、彼は電話をかけ続けました。

If you persist in this behavior, you will be asked to leave.
この行為を続けるなら、退場していただきます。

persist自体が褒め言葉・悪口なのではありません。何を、どんな状況で続けるのかが評価を決めます。

persist inとpersist withの違い

表現 焦点 よく続くもの
persist in 行動・態度・信念を続ける doing、efforts、belief、behavior、claim
persist with 課題・方法・計画を投げ出さず続ける task、plan、treatment、strategy、course

She persisted in asking for an explanation.
彼女は説明を求め続けました。

She persisted with the difficult task.
彼女はその難しい課題を投げ出さず続けました。

実際には意味が重なる場面もありますが、inの後ろは「続ける行動・態度」withの後ろは「取り組み続ける対象」と考えると整理しやすくなります。

persist in・continue・keep doingの違い

表現 意味 ニュアンス
persist in 困難・反対があっても続ける 強い意志、粘り、時にしつこさ
continue 続ける・継続する 中立的。特別な困難を含まなくてもよい
keep doing 〜し続ける 日常会話で自然。反復する動作にも使う

She continued working after lunch.
彼女は昼食後も仕事を続けました。

これは単なる継続で、障害があったとは限りません。

She kept asking the same question.
彼女は同じ質問を何度も続けました。

keep doingは反復を自然に表せます。

She persisted in asking the question despite being ignored.
無視されても、彼女はその質問をし続けました。

persist inでは「無視された」という障害を越えて続けたことが強調されます。

persist inとinsist onの違い

insist onは「〜を強く要求する」「〜すると言って譲らない」という意味です。persist inが行動を実際に続けることに焦点を置くのに対し、insist onは要求・主張を曲げないことに焦点があります。

He insisted on paying for dinner.
彼は夕食代を払うと言って譲りませんでした。

He persisted in paying for everyone’s meals even when money was tight.
お金に余裕がないときでも、彼は皆の食事代を払い続けました。

  • insist on:そうするべきだ・そうしたいと強く主張する
  • persist in:反対や困難があっても実際の行動を続ける

persistを単独で使う場合

persistは目的語を取らず、「状態や問題が続く・残る」という自動詞としてもよく使われます。

The pain persisted for several days.
痛みは数日間続きました。

Rumors about the merger persist.
合併に関する噂は消えずに残っています。

If symptoms persist, seek medical advice.
症状が続く場合は、医師に相談してください。

The belief persists that working longer always means working better.
長く働けば常によい仕事になるという考えが、今も根強く残っています。

仕事で使えるpersist inの例文

The sales team persisted in contacting potential clients.
営業チームは見込み客への連絡を粘り強く続けました。

She persisted in raising the issue at every meeting.
彼女は会議のたびにその問題を提起し続けました。

We should not persist in a strategy that is clearly failing.
明らかに失敗している戦略を続けるべきではありません。

Despite strong opposition, the company persisted in implementing the change.
強い反対にもかかわらず、会社はその変更の実施を続けました。

He persisted with the negotiations until both sides reached an agreement.
両者が合意するまで、彼は交渉を粘り強く続けました。

日常・学習・人間関係で使える例文

If you persist in practicing every day, your pronunciation will improve.
毎日練習を続ければ、発音は上達します。

She persisted in learning to drive despite her fear.
彼女は怖さがあっても運転の練習を続けました。

He persisted in asking me out, even after I said no.
私が断ったあとも、彼はしつこくデートに誘い続けました。

Why do you persist in bringing up the past?
どうして過去の話を何度も持ち出すのですか。

They persisted with the puzzle until midnight.
彼らは真夜中までそのパズルを諦めずに続けました。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語学習を続けるならpersistは心強い言葉ですが、続ける方法まで固定する必要はありません。目標には粘り強く、方法には柔軟でいることが大切です。

日本人が間違えやすいポイント

persist to doではなくpersist in doing

  • She persisted in trying.(正しい)
  • She persisted to try.(通常は誤り)

inは前置詞なので、後ろの動詞は-ing形にします。

単なる継続に毎回persistを使わない

「会議が午後まで続いた」のように、困難や反対を特に意識しない継続ならcontinueやlastが自然です。

The meeting continued until 3 p.m.
会議は午後3時まで続きました。

良い意味とは限らない

He persisted in contacting me.は、文脈によっては「諦めず連絡してくれた」ではなく「嫌なのにしつこく連絡してきた」と受け取られます。人間関係では、何を続けたのか、相手が望んでいたのかに注意しましょう。

人を直接目的語にしない

persistは「人を粘り強くする」という他動詞として通常使いません。

  • She persisted in her efforts.(正しい)
  • She persisted him.(誤り)

persist inが出てこないときの簡単な言い換え

  • Keep trying.
    挑戦を続けてください。
  • Don’t give up.
    諦めないでください。
  • She continued asking questions.
    彼女は質問を続けました。
  • He did it again and again.
    彼はそれを何度もしました。
  • The problem did not go away.
    問題はなくなりませんでした。

persist inを思い出せなくても、keep、continue、not give upなどの基本表現で十分に伝えられます。反対の表現であるgive upについては「give upの意味は?give up doing・onの違い」も参考にしてください。

まとめ

persist inは、反対・困難・失敗などがあっても、行動・態度・信念を続ける表現です。

  • persist in doingの形で使い、persist to doとは通常言わない
  • 価値ある努力なら「粘り強い」、迷惑な行動なら「しつこい」
  • persist withは課題・計画・方法などに取り組み続ける
  • continueは中立的な継続、keep doingは日常的な反復にも自然
  • 問題・痛み・噂などが主語なら、persist単独で「消えずに続く」

句動詞・イディオム・定型表現の全体像は「英熟語とは?句動詞・イディオム・定型表現・重要構文の違いと覚え方」もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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