at homeの意味は?feel at home・make yourself at homeの使い方

at homeの意味「家で・くつろいで・精通して」を表す英熟語

at home と聞くと、まず「家で」「在宅して」を思い浮かべますよね。しかし、I feel at home here. なら「ここではくつろげる」、She is at home with technology. なら「彼女はテクノロジーに精通している」という意味になります。

この記事では、at home の3つの意味と、会話でよく使う feel at home / make yourself at home / be at home with の違いを、仕事・日常・おもてなしの例文で解説します。

この記事で分かること
  • at home の「家に・くつろいで・精通して」という意味
  • homeの前に原則としてtoやtheを置かない理由
  • feel at homeとmake yourself at homeの違い
  • 仕事で使えるbe at home withの用法

at homeの意味は3つ

at home の中心にあるのは、「自分の居場所にいて、安心して自然に振る舞える」という感覚です。そこから次の3つの意味に広がります。

1.家に・在宅して

  • I’m at home now.
    今、家にいます。
  • Will you be at home tonight?
    今夜は家にいますか?
  • She stayed at home all weekend.
    彼女は週末ずっと家にいました。

be at home は「家にいる状態」、stay at home は「家にとどまる」、work from home は「在宅勤務する」です。

2.くつろいで・居心地よく

  • I feel at home in this cafe.
    このカフェにいるとくつろげます。
  • She made me feel at home.
    彼女は私がくつろげるようにしてくれました。
  • He feels at home with his new team.
    彼は新しいチームにすっかりなじんでいます。

実際に自宅にいる必要はありません。ホテル、職場、外国などでも、自宅のように安心できるなら feel at home を使えます。

3.~に精通して・慣れて

  • She is at home with numbers.
    彼女は数字に強いです。
  • I’m not at home with legal terminology.
    私は法律用語には詳しくありません。
  • He is equally at home in English and Japanese.
    彼は英語でも日本語でも同じように自在に対応できます。

be at home with+分野・道具 は「~に精通している」、be at home in+環境・言語・活動 は「~の中で自在に振る舞える」という傾向があります。ただし、現代の日常会話では be comfortable withbe familiar withbe good at のほうが一般的な場合もあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

at homeは、単に「家」という場所だけではありません。「自分の居場所だから自然体でいられる」という感覚が、くつろぎや熟達の意味につながっています。

at homeを使う4つの定型表現

be at home・feel at home・make yourself at home・be at home withの違い

表現 意味 使う場面
be at home 家にいる 在宅かどうか
feel at home くつろぐ・なじむ 自分の感覚
make yourself at home くつろいでください 客への歓迎
be at home with ~に精通している 知識・技能

feel at homeの意味と使い方

feel at home は「家にいるように感じる」から、くつろぐ・居心地よく感じる・その場になじむという意味になります。

  • I immediately felt at home.
    私はすぐにくつろげました。
  • It took me a while to feel at home in London.
    ロンドンで落ち着いて暮らせるようになるまで少しかかりました。
  • Everyone was so friendly that I felt right at home.
    みんなとても親切で、すっかりくつろげました。

right at home のrightは「まさに・すっかり」という強調です。「すぐに」という時間の意味とは限りません。

make yourself at homeは「くつろいでください」

自宅に招いた相手へ使う定番のおもてなし表現です。

  • Please make yourself at home.
    どうぞくつろいでください。
  • Come in and make yourself at home.
    入って、楽にしてください。
  • Make yourselves at home.
    皆さん、どうぞくつろいでください。

相手が複数なら yourselves にします。日本語の「自分の家だと思って」に近い温かな表現ですが、本当に何をしてもよいという許可ではなく、緊張せず楽にしてほしいという歓迎の言葉です。

似たおもてなし表現

  • Please have a seat.
    どうぞお座りください。
  • Help yourself to some coffee.
    コーヒーを自由にどうぞ。
  • Can I get you anything?
    何かお持ちしましょうか?

Make yourself at home. が全体的な歓迎、Help yourself to … は食べ物や飲み物を自由に取ってよいという具体的な許可です。

be at home withは「~に精通している」

知識・道具・考え方などをよく理解し、抵抗なく扱えることを表します。

  • Our designer is at home with the latest software.
    当社のデザイナーは最新ソフトに精通しています。
  • Are you at home with financial reports?
    財務報告書には慣れていますか?
  • She is at home with people from different cultures.
    彼女は異なる文化の人々とも自然に接することができます。

やや文章的な表現なので、会話では次の言い換えも自然です。

言い換え ニュアンス
be familiar with 知識がある・見慣れている I’m familiar with the system.
be comfortable with 抵抗なく扱える I’m comfortable with Excel.
be good at 技能が得意 She’s good at math.
know … well よく知っている He knows the industry well.

at home・home・to homeの違い

be at home:家にいる状態

I’m at home. は「私は家にいます」。場所・状態を表します。

go home:家へ帰る動き

I’m going home. は「家に帰ります」。homeが「家へ」という副詞として働くため、通常は toを置きません

  • 正しい:go home / come home / get home
  • 誤り:go to home / come to home

theを付けない

自分の生活拠点を表すhomeには通常theを付けません。

  • I stayed at home. 家にいました。
  • I went home early. 早く帰宅しました。

ただし the home は、「その家」「家庭という制度」「施設」など、特定・一般化された名詞として使う別の用法です。

仕事で使えるat homeの例文

  • I’ll be working from home tomorrow.
    明日は在宅勤務します。
  • She quickly felt at home in her new role.
    彼女は新しい役割にすぐなじみました。
  • He is at home with data analysis.
    彼はデータ分析に精通しています。
  • Our goal is to make new employees feel at home.
    私たちの目標は、新入社員が安心してなじめるようにすることです。

「在宅勤務」は work at home でも通じますが、勤務形態やオフィス以外から働くことを表すなら work from home が定番です。

旅行・留学・人間関係で使える例文

  • The host family made me feel at home.
    ホストファミリーは私がくつろげるようにしてくれました。
  • I never felt at home in that neighborhood.
    あの地域にはどうしてもなじめませんでした。
  • This little hotel feels like home.
    この小さなホテルは自宅のように落ち着きます。
  • You’re always welcome here. Make yourself at home.
    いつでも歓迎します。どうぞくつろいでください。

しゅみすけ(大山俊輔)

feel at home は場所だけでなく、人や集団に「なじむ」ときにも使えます。海外生活や新しい職場の話で特に便利ですよ。

よくある間違い

「家に帰る」をgo to homeにしない

移動のhomeは副詞なので go home です。一方、go to my house のhouseは名詞なのでtoが必要です。

feel at homeを「家にいると感じる」と直訳しない

I feel at home here. は普通、「ここに家があると感じる」ではなく「ここは居心地がよい・ここになじめる」という意味です。

make yourself at homeを自分について使わない

これは基本的にホストが客へかける言葉です。自分がくつろぐなら I feel at home.I can relax here. を使います。

ミニクイズ

  1. I’ll be (   ) home tonight.
  2. This team made me feel (   ) home.
  3. Please make (   ) at home.
  4. She is at home (   ) digital tools.
  5. It’s late. Let’s go (   ).
答え

1. at(家にいる)
2. at(くつろぐ・なじむ)
3. yourself(くつろいでください)
4. with(デジタルツールに精通している)
5. home(go homeにはtoを付けない)

まとめ:at homeは「自分の居場所」の感覚

  • be at home:家にいる
  • feel at home:くつろぐ・なじむ
  • make yourself at home:くつろいでください
  • be at home with:~に精通している

共通するのは、家という場所そのものより、自分の居場所で自然に振る舞えるという感覚です。まずはおもてなしの定番 Please make yourself at home. と、新しい場所になじんだときの I feel at home here. を覚えてみましょう。

前置詞を使った表現をまとめて学ぶなら、前置詞を使った英熟語一覧へ。英熟語全体は、英熟語・イディオム・定型表現の完全ガイドで整理しています。

前の表現は、at heartの意味とby heart・from the heartとの違いもどうぞ。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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