「習うより慣れろ」は英語で?Practice makes perfectとの違いと簡単な例文

「習うより慣れろ」は英語で?Practice makes progress.

英会話の本を何冊読んでも、実際に話そうとすると言葉が出てこない。ところが、短い英語でも何度か使っているうちに、少しずつ口から自然に出るようになります。そんな「説明を聞くだけでなく、実際にやって身につける」という考え方を表すのが、「習うより慣れろ」です。

英語には、日本語とまったく同じ形の決まったことわざが一つだけあるわけではありません。何に慣れるのか、練習を重視するのか、経験から学ぶのかによって表現を選びます。

まず覚えたい3つ

  • Practice makes perfect.
    練習すれば上達する
  • You learn by doing.
    実際にやることで学ぶ
  • Experience is the best teacher.
    経験は最高の先生である

「習うより慣れろ」の意味は?

「習うより慣れろ」は、知識や方法を人から教わることだけに時間をかけるより、実際に自分で何度もやってみるほうが身につきやすい、という意味のことわざです。

「教わる必要はない」という意味ではありません。基本を知ったら、そこで止まらずに使う・失敗する・直す・もう一度使うという経験を重ねることが大切だと伝えています。

英会話なら、文法を完全に理解してから話し始めるのではなく、I like coffee. のような短い文を実際の会話で使いながら、自分の英語にしていくイメージです。

「習うより慣れろ」は英語でどう言う?

Practice makes perfect.

Practice makes perfect. は、「練習を重ねれば完璧に近づく」という定番の英語のことわざです。「習うより慣れろ」や「継続は力なり」に近い表現としてよく使われます。

Keep speaking English. Practice makes perfect.
英語を話し続けて。習うより慣れろだよ。

ただし、perfect は「完璧な」という強い言葉です。完璧を目指す響きをやわらげたい場合は、現代的な言い方の Practice makes progress.(練習が進歩を生む)も使えます。

You learn by doing.

You learn by doing. は、「実際にやることで学ぶ」という意味です。「知識より実践」という「習うより慣れろ」の中心を、もっとも簡単な英語で表せます。

Don’t worry about every rule. You learn by doing.
すべてのルールを心配しなくて大丈夫。実際にやりながら覚えるものです。

by doing は「することによって」。難しい単語がなく、英会話初心者にも使いやすい表現です。

Experience is the best teacher.

Experience is the best teacher. は、「経験は最高の先生」という英語のことわざです。説明を聞くだけでなく、自分で経験したことから多くを学ぶ、という場面に合います。

I learned more from my first trip than from any guidebook. Experience is the best teacher.
初めての旅行では、どのガイドブックよりも多くを学びました。経験は最高の先生です。

There’s no substitute for experience.

There’s no substitute for experience. は、「経験に代わるものはない」という少し硬めの表現です。仕事や技術習得について、実践経験の価値を強調できます。

Training helps, but there’s no substitute for experience.
研修も役立ちますが、実際の経験に代わるものはありません。

しゅみすけ

Experience is the best teacher. がすぐに出なくても大丈夫です。I tried it many times. Now I can do it. と、経験と結果を二つの短い文で話せば、「習うより慣れろ」の意味は十分に伝わります。ことわざを丸ごと訳すより、自分が実際にしたことを簡単な英語で話してみましょう。

ぱっと短い英語で伝えるなら

会話で短く励ますなら、次の表現が自然です。

  • Just try it.:まずやってみて
  • Keep practicing.:練習を続けて
  • You’ll get used to it.:そのうち慣れるよ
  • Practice makes progress.:練習すれば前に進める

get used to it は「それに慣れる」という意味です。初めての仕事、英会話、海外生活など、今は難しく感じている人への励ましに使えます。

初心者でも言える基本動詞とSVOの簡単な英語

まず使う、間違えてもOK、もう一度言うという英会話練習の3ステップ

難しいことわざを覚えなくても、use・make・try という基本動詞で「習うより慣れろ」を説明できます。

Use it.

Use it.
それを使ってみて。

覚えた単語や文法を、まず会話の中で使うという最初の一歩です。

We make mistakes.

We make mistakes.
私たちは間違えます。

make a mistake は「間違える」。失敗することも練習の一部だと伝えられます。

Try it again.

Try it again.
もう一度やってみて。

try は「試す」。間違えた後に、もう一度言い直すときにも使えます。

3文で説明するなら

Use English. You may make mistakes. Try it again.
英語を使ってみてください。間違えるかもしれません。もう一度やってみましょう。

場面別の使い方と例文

英会話の練習で

You don’t need to wait until your English is perfect. Start speaking and learn by doing.
英語が完璧になるまで待つ必要はありません。話し始めて、実際に使いながら学びましょう。

新しい仕事で

The software looks difficult, but you’ll get used to it. Just try it.
そのソフトは難しそうですが、すぐに慣れます。まず使ってみてください。

料理や趣味で

I learned to bake bread by doing it again and again.
私は何度も実際に作ることで、パンの焼き方を覚えました。

海外旅行で

I was nervous at first, but I learned how to order by trying it myself.
最初は緊張しましたが、自分で注文してみることでやり方を覚えました。

「Practice makes perfect.」と「継続は力なり」の違い

Practice makes perfect. は、「練習を繰り返すことで技術が上達する」という意味です。そのため、「習うより慣れろ」と「継続は力なり」の両方に近くなります。

  • 習うより慣れろ:説明を聞くだけでなく、実際にやって覚える
  • 継続は力なり:小さな努力でも長く続けることで力になる

実践を強調するなら You learn by doing.、継続を強調するなら Practice makes perfect.Consistency is key. が分かりやすいでしょう。

続けることを表す英語は、「継続は力なり」は英語で?でも詳しく紹介しています。

まとめ

  • Practice makes perfect.:練習すれば上達する
  • You learn by doing.:実際にやることで学ぶ
  • Experience is the best teacher.:経験は最高の先生
  • There’s no substitute for experience.:経験に代わるものはない

初心者なら、まずは Just try it.You’ll get used to it. で十分です。知識を増やすだけでなく、知っている短い英語を一度使ってみる。その小さな実践が、自分の言葉として英語を身につける近道になります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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