answer forの意味は?「責任を負う・保証する」の使い方とbe responsible forとの違い

answer forの意味・使い方|責任を負う・説明責任を問われる

answer forには、主に2つの意味があります。

  • 行動・失敗・結果について責任を負う、説明責任を問われる
  • 人の性格や行動について保証する、請け合う

You’ll have to answer for your actions.
あなたは自分の行動の責任を負わなければなりません。

I can answer for her honesty.
彼女が正直なことは保証できます。

日常的に最も重要なのは1つ目の「責任を負う」です。ただし、I can’t answer for him.のように人を続けると、「彼が何をするかまでは保証できない」という別の意味になります。この記事では、語順とニュアンス、be responsible forvouch forとの違いを整理します。

answer forの意味①「~の責任を負う」

問題・失敗・行動などについて説明を求められ、その結果や処罰を引き受けることを表します。日本語では「責任を取る」「責任を問われる」「申し開きをする」などが自然です。

Someone must answer for this mistake.
誰かがこのミスの責任を取らなければなりません。

The officials should answer for their failure to act.
当局者は行動しなかったことの責任を負うべきです。

He was never made to answer for what he had done.
彼は自分のしたことの責任を問われることがありませんでした。

この意味では、本人が自発的に仕事を担当するというより、問題について説明し、結果を引き受けるという厳しい響きがあります。ニュース、政治、法律、職場の重大な失敗などでもよく使われます。

answerとforから意味を理解する

answerは「答える」、forはここでは「~について・~に関して」という結び付きを作ります。つまり、ある行動や結果について問いを向けられ、それに答えなければならない状態です。

そこから、単に質問へ返答するだけでなく、次の流れが生まれます。

  • 問題や行動がある
  • そのことで説明を求められる
  • 結果や責任を引き受ける

answer forの意味比較|責任を負う・保証する・代わりに答える

しゅみすけ(大山俊輔)

answer forは、単に「質問に答える」だけではありません。自分の行動について答えを求められ、その結果まで引き受けるイメージです。

よく使う形と語順

基本形はanswer for+責任の対象です。

  • answer for your actions:自分の行動の責任を負う
  • answer for a mistake:ミスの責任を取る
  • answer for a crime:犯罪の責任を取る
  • answer for the consequences:結果の責任を負う
  • answer for someone’s failure:人の失敗の責任を負う

Who will answer for the missing money?
なくなったお金の責任は誰が取るのですか?

You are not responsible for his choices, and you don’t have to answer for them.
あなたには彼の選択の責任はなく、そのことで責任を問われる必要もありません。

be made to answer forの意味

make someone answer for …は「人に~の責任を取らせる」、受け身のbe made to answer for …は「~の責任を取らされる・追及される」です。

The company must be made to answer for the damage.
その会社には損害の責任を取らせなければなりません。

She was made to answer for decisions she didn’t make.
彼女は自分が下していない決定の責任を取らされました。

強制や追及のニュアンスがあるため、軽い日常のミスより、重大な結果について使われやすい形です。

answer forの意味②「人を保証する」

answer for+人・人の性質では、その人が信頼できることや、ある行動を取ることを「保証する・請け合う」という意味になることがあります。

I can answer for her honesty.
彼女が正直なことは保証できます。

I can’t answer for everyone on the team.
チーム全員のことまでは保証できません。

I’ll answer for his good behavior.
彼がきちんと振る舞うことは私が保証します。

この用法は「代わりに返事をする」というより、自分の信用を使って、その人について責任ある保証をすると考えると分かりやすくなります。

I can’t answer for him.はどういう意味?

I can’t answer for him.は文脈により、「彼の考えや行動までは私には保証できない」「彼について私が責任を持って断言することはできない」という意味です。

I know what I’ll do, but I can’t answer for him.
私は自分がどうするかは分かっていますが、彼がどうするかまでは分かりません。

本人の代わりに意見を述べるなら、より直接的なspeak for himanswer on his behalfが明確です。

  • I can’t answer for him.:彼の行動・考えまでは保証できない
  • I can’t speak for him.:彼の代わりに意見を言うことはできない
  • I answered on his behalf.:私は彼に代わって返答した

answer forとbe responsible forの違い

be responsible forは、「担当している」「原因である」「責任がある」まで幅広く使える中立的な表現です。answer forは、すでに問題が起き、説明や償いを求められる場面に向いています。

She is responsible for customer support.
彼女は顧客対応を担当しています。

She will have to answer for the way the complaint was handled.
彼女はその苦情対応について責任を問われることになります。

  • be responsible for:担当・原因・一般的な責任
  • answer for:問題について説明し、結果を引き受ける

責任を自分から引き受ける表現は、take responsibility forの意味と使い方で詳しく解説しています。

answer forとvouch forの違い

人を「保証する」意味ではvouch forが非常に近い表現です。vouch forは、自分の経験や信用を根拠に「信頼できる」と太鼓判を押すときによく使われます。

I can vouch for her reliability.
彼女が信頼できることは保証できます。

I can answer for her honesty.
彼女が正直なことは請け合えます。

現代の日常会話で「この人は信用できる」と言うなら、vouch forのほうが一般的で分かりやすいことが多いでしょう。詳しい使い分けは、vouch forの意味とrecommend・guaranteeとの違いも参考になります。

answer forとanswer backを混同しない

直前に扱ったanswer backは「口答えする」です。パーティクルが変わるだけで意味が大きく変わります。

  • answer for:~の責任を負う、~を保証する
  • answer back:口答えする、生意気に言い返す

He must answer for his actions.
彼は自分の行動の責任を負わなければなりません。

He answered his boss back.
彼は上司に口答えしました。

answer backの語順と英米差は、answer backの意味・使い方で確認できます。

日本人が間違えやすいポイント

仕事の担当をanswer forで表す

「私は売上管理を担当しています」ならI’m responsible for sales management.です。answer forにすると、何か問題が起きて責任を問われる響きが出ます。

answer toと混同する

answer to a personには「人の指揮・監督下にある」という意味があります。

I answer to the regional manager.
私は地域責任者の指揮下にあります。

I answer for the mistake.
私はそのミスの責任を負います。

toは報告・服従の相手、forは責任の対象です。

軽い謝罪の代わりに使う

小さなミスならI’m sorry.That was my mistake.で十分です。answer forは、説明・追及・処罰を感じさせる強い表現です。

answer forが出てこないときの簡単な言い換え

  • He is responsible for the mistake.
    彼にはそのミスの責任があります。
  • She must explain what happened.
    彼女は何が起きたか説明しなければなりません。
  • He must accept the consequences.
    彼はその結果を受け入れなければなりません。
  • I trust her.
    私は彼女を信頼しています。
  • I know she is honest.
    彼女が正直なことを私は知っています。

しゅみすけ(大山俊輔)

answer forが出てこなければ、「説明する」「責任がある」「結果を受け入れる」に分けましょう。She must explain what happened.だけでも、必要な状況は十分伝えられます。

場面別の自然な例文

仕事

The project leader had to answer for the budget overrun.
プロジェクト責任者は予算超過の責任を取らなければなりませんでした。

I won’t answer for decisions made without my approval.
私の承認なしに下された決定の責任まで負うつもりはありません。

社会・ニュース

Those responsible must answer for the harm they caused.
責任者は、自分たちがもたらした被害の責任を負わなければなりません。

The public wants to know who will answer for the failure.
国民は、その失敗の責任を誰が取るのか知りたがっています。

人間関係

I can answer for Maya, but I don’t know the others well.
マヤのことなら保証できますが、ほかの人たちのことはよく知りません。

You don’t have to answer for your brother’s behavior.
あなたが弟の行動の責任を負う必要はありません。

短い会話で確認

A: Who approved this change?
誰がこの変更を承認したのですか?

B: I did, and I’m prepared to answer for it.
私です。その責任を引き受ける覚悟があります。


A: Can we trust Emma with the client data?
エマに顧客データを任せても大丈夫ですか?

B: Yes. I can answer for her discretion.
はい。彼女が慎重に扱うことは保証できます。

まとめ

answer forは、ある行動や失敗について説明を求められ、結果を引き受ける「~の責任を負う」が中心です。また、人の性格や行動について「保証する・請け合う」という用法もあります。

  • answer for your actions:自分の行動の責任を負う
  • be made to answer for:~の責任を取らされる
  • answer for someone:人について保証する
  • be responsible forより、追及・説明・結果の引き受けが強い
  • 人の信頼性を保証する日常表現ではvouch forも一般的

まずはYou’ll have to answer for your actions.をまとまりで覚えましょう。難しければ、You must explain what happened.と言い換えれば伝わります。

ほかの句動詞は、英熟語・定型表現のまとめから探せます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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