write onの意味は?「~について書く・表面に書く」の使い方とwrite aboutとの違い

write onの意味・使い方・語順とwrite aboutとの違いを示すアイキャッチ画像

write onには、主に「あるテーマについて書く」と「紙・壁・ボードなどの表面に書く」という2つの使い方があります。さらに、文学的な励ましとしてWrite on!「書き続けて!」と言うこともあります。

She writes on modern art.なら「彼女は現代美術について執筆しています」、Don’t write on the wall.なら「壁に書かないでください」です。同じwrite on+名詞でも、後ろの名詞がテーマなのか表面なのかで意味が決まります。

write onの基本的な意味

意味
write on+テーマ ~について執筆する He writes on education.
write+内容+on+表面 ~の上に内容を書く Write your name on the card.
write on+表面 ~の表面に書く Can I write on this page?
Write on! 書き続けて! Write on—your story matters.

write on+テーマ・write on+表面・Write on!の違いを示す解説図

なぜonで「~について書く」になる?

onには物理的な「~の上に」だけでなく、話・文章・研究があるテーマに接している、テーマを土台にしているという感覚があります。a book on designなら「デザインについての本」、a lecture on historyなら「歴史についての講義」です。

同じように、write on+テーマは、文章の内容がそのテーマを扱っていることを表します。一方、write on+表面では、ペン先や文字が紙・壁・ボードの表面に接するという物理的な意味です。

しゅみすけ(大山俊輔)

onの後ろがeducationやhistoryなら「テーマ」、paperやwallなら「書く表面」です。形だけを暗記するより、後ろの名詞が何を表しているかを見る方が早く判断できます。

用法1:write on+テーマ「~について執筆する」

専門家・研究者・記者・作家などが、特定の分野を継続的または専門的に扱うときによく使われます。日常的な「~について書く」にはwrite aboutも広く使われますが、write onはややフォーマルで、執筆テーマを示す響きがあります。

  • She writes on fashion and sustainability.
    彼女はファッションと持続可能性について執筆しています。
  • He has written extensively on Japanese history.
    彼は日本史について幅広く執筆してきました。
  • I was asked to write on workplace communication.
    職場のコミュニケーションについて書くよう依頼されました。
  • The professor writes on language and identity.
    その教授は言語とアイデンティティについて研究・執筆しています。
  • What topic are you writing on?
    どのテーマについて書いているのですか。

write a paper on+テーマ

「論文・レポートを書く」では、書くものを目的語にしてwrite a paper / report / article on+テーマとする形が非常によく使われます。

  • I’m writing a paper on renewable energy.
    再生可能エネルギーについて論文を書いています。
  • She wrote an article on remote work.
    彼女はリモートワークについて記事を書きました。
  • We need to write a report on the survey results.
    調査結果について報告書を書く必要があります。

ここではon+テーマが、paper / article / reportの内容を説明しています。

用法2:表面に書く

紙、カード、黒板、壁、画面など、文字を書く場所・表面を示すときにもonを使います。最も分かりやすい語順は、write+内容+on+表面です。

  • Write your name on the card.
    カードに名前を書いてください。
  • She wrote the address on a piece of paper.
    彼女は紙切れに住所を書きました。
  • Don’t write on the wall.
    壁に書かないでください。
  • Can I write on this side of the form?
    この用紙のこちら側に書いてもいいですか。
  • The teacher wrote three examples on the board.
    先生は黒板に3つの例を書きました。

語順はwrite+内容+on+場所

「何を書くか」と「どこに書くか」の両方を言う場合は、次の順番が基本です。

  • write your name on the form
    用紙に名前を書く
  • write the date on the envelope
    封筒に日付を書く
  • write a note on the board
    ボードにメモを書く

write on the formだけなら「その用紙に書く」となり、内容は文脈に任せます。write about the formなら「その用紙について書く」となり、意味が変わります。

用法3:Write on!「書き続けて!」

Write on!は、作家・学習者などを励まして「書き続けて」「そのまま書いていこう」と伝える表現として使えます。ただし、日常的で直接的な励ましにはKeep writing!の方が一般的です。

  • Write on—your voice deserves to be heard.
    書き続けて。あなたの声には聞かれる価値があります。
  • Even when the words come slowly, write on.
    言葉がなかなか出てこないときも、書き続けましょう。

この用法は少し文学的・標語的な響きがあります。試験中の生徒に単純に「続けて」と言うなら、Keep writing.Continue writing.の方が誤解がありません。

write onの自然な例文

仕事・専門分野

  • Our guest writes on technology for a major newspaper.
    今日のゲストは大手新聞でテクノロジーについて執筆しています。
  • I’m planning to write on customer experience next month.
    来月は顧客体験について書く予定です。
  • She was invited to write on leadership.
    彼女はリーダーシップについて執筆するよう招かれました。

学校・学習

  • We have to write an essay on climate change.
    気候変動についてエッセイを書かなければなりません。
  • Choose one person to write on.
    執筆対象にする人物を1人選んでください。
  • Please don’t write on the textbook.
    教科書に書き込まないでください。

家庭・暮らし

  • I wrote the Wi-Fi password on the fridge note.
    冷蔵庫のメモにWi-Fiのパスワードを書きました。
  • Someone wrote on the package with a marker.
    誰かがマーカーで荷物に書き込みました。
  • Write the cooking time on the container.
    容器に調理時間を書いてください。

write onとwrite aboutの違い

write aboutは日常的で幅広く、個人的な体験・出来事・人・物など、ほぼどんな題材にも使えます。write onは、専門的・学術的・フォーマルな執筆テーマを示すときによく選ばれます。

表現 ニュアンス 自然な場面
write about ~について書くという中立的な表現 日記、ブログ、学校作文、体験談
write on テーマとして扱い、執筆する響き 論文、専門記事、研究、講演資料
  • I wrote about my trip to Okinawa.
    沖縄旅行について書きました。
  • She writes on tourism policy.
    彼女は観光政策について専門的に執筆しています。

ただし、境界は絶対ではありません。an essay on my tripのように、onが一般的な題材に使われることもあります。迷った場合、会話ではwrite aboutが安全です。

write onと似た表現の違い

write ofとの違い

write ofも「~について書く」ですが、現在の日常会話ではやや文学的・古風に響く場合があります。

  • The poet wrote of love and loss.
    その詩人は愛と喪失について書きました。

write awayとの違い

write awayは、夢中で・長い間「書き続ける」様子を表します。write onは、主に書くテーマまたは表面を示します。

  • She writes on modern art.
    彼女は現代美術について執筆しています。
  • She was writing away all afternoon.
    彼女は午後ずっと夢中で書いていました。

write inとの違い

write inは、番組・新聞などへ投稿する、または名前・答えを書き込むことです。

  • Write your name on the card.
    カードに名前を書いてください。
  • Write your name in the box.
    枠の中に名前を書いてください。

on the cardはカードの表面、in the boxは枠の内部という位置の違いがあります。

write downとの違い

write downは、忘れないように情報を書き留めることです。write onはテーマまたは書く表面を示します。

表現 中心の意味
write on+テーマ テーマについて執筆する
write on+表面 表面に書く
write about 題材について広く・中立的に書く
write away 夢中で書き続ける
write down 情報を書き留める

日本人が間違えやすいポイント

write onをすべて「~について書く」と訳さない

wall / board / paper / cardなどが後ろに来る場合、通常は表面を示す「~に書く」です。

  • write on history=歴史について執筆する
  • write on the board=黒板・ボードに書く

日常的な話題にはwrite aboutが自然

I wrote on my weekend.でも文脈によって理解できますが、日記や会話で「週末について書いた」ならI wrote about my weekend.の方が自然です。

onの後ろに動詞を直接置かない

前置詞onの後ろには名詞または動名詞が来ます。ただし、「~することについて書く」という場合も、通常はwrite about how to …write about doing …の方が分かりやすいでしょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

write onが出てこなければ、専門的な内容でもwrite aboutを使えば通じます。場所ならI put my name on the card.のようにputを使っても、十分に意図を伝えられます。

write onが出てこないときの簡単な言い換え

  • She writes about education.
    彼女は教育について書いています。
  • My article is about remote work.
    私の記事はリモートワークについてです。
  • Put your name on the card.
    カードに名前を書いてください。
  • Use this side of the paper.
    紙のこちら側を使ってください。
  • Keep writing until you finish.
    終わるまで書き続けてください。

テーマならabout、表面ならput+内容+on+場所、継続ならkeep writingと分ければ、write onを思い出せなくても簡単に伝えられます。

会話例

A: What are you writing your report on?
レポートは何について書いているの?

B: I’m writing it on how remote work affects teamwork.
リモートワークがチームワークへ与える影響について書いているよ。

A: Sounds interesting. Can I write my comments on this copy?
面白そうだね。このコピーにコメントを書いてもいい?

B: Sure. Write them on the last page.
もちろん。最後のページに書いて。

よくある質問

write on a topicとwrite about a topicはどちらが正しいですか?

どちらも正しいです。write aboutは日常的で中立、write onは専門的・フォーマルな執筆テーマを示すことが多い、という傾向があります。

write on the paperとwrite in the paperの違いは?

write on the paperは紙の表面に書くことです。write in the paperは、文脈によって新聞・論文・試験用紙などの内部に文章が載っている、または用紙内へ記入する意味になり得ます。単に紙へ文字を書くならon the paperが基本です。

Write on!は日常会話でよく使いますか?

意味は通じますが、少し文学的・スローガン的です。普通に「書き続けて」と励ますならKeep writing!が最も分かりやすいでしょう。

関連する英熟語・句動詞

まとめ

write onは、write on+テーマなら「~について執筆する」、write on+表面なら「~の上に書く」という意味です。後ろの名詞がeducation / history / technologyならテーマ、paper / wall / boardなら表面と判断できます。

日常的に「~について書く」ならwrite aboutが使いやすく、専門的な執筆テーマにはwrite onがよく合います。まずはShe writes on education.Write your name on the card.の2文を比べて覚えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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