come down toの意味は?「結局〜にかかっている」の語順とboil down toとの違い

come down toの意味・使い方とboil down toとの違いを示すアイキャッチ画像

come down to は、「結局は〜にかかっている」「突き詰めると〜ということだ」「最終的には〜の問題になる」という意味の句動詞です。

It all comes down to trust. なら、「結局は信頼にかかっています」。複雑に見える状況から、最後に残る決定的な要素を示す表現です。

come down toの基本的な意味

come down to+核心となるもの の形で、さまざまな事情を考えたあと、最終的に何が一番重要なのかを述べます。

  • 結局は〜にかかっている
  • 要するに〜ということだ
  • 最終的には〜の選択になる

Success comes down to preparation.
成功は結局、準備にかかっています。

The decision comes down to cost.
その決定は最終的に費用の問題になります。

It comes down to whether we can trust them.
結局のところ、彼らを信頼できるかどうかです。

come・down・toから意味を理解する

come は「ある地点・状態へ至る」、down は「上から下へ絞られる」、to は「最終的な到達点」を示します。

多くの事情・候補・説明が上に広がっていて、それらを一つずつ絞り込むと、最後に核心へ「下りてくる」。この感覚から、最終的には〜に行き着くという意味になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

come down toは、複雑な話を一段ずつ下へ絞り、最後に残った「本当のポイント」を指す表現です。

ネイティブが感じるニュアンス

come down to は、単に理由を一つ挙げるより、いろいろ考えたが、最後に決定を左右するのはこれだというニュアンスがあります。

仕事の判断、人生の選択、人間関係、勝敗など、複数の要素がありそうな話題でよく使われます。断定的に核心を示すため、意見をはっきりまとめるときにも便利です。

come down toの語順・核心のニュアンスとboil down toとの違いを比較する解説イラスト

come down toの語順

to は不定詞の印ではなく前置詞です。そのため、後ろには名詞・代名詞・動名詞・疑問詞節などを置けます。

come down to+名詞

It comes down to timing.
結局はタイミングです。

The whole issue comes down to money.
その問題全体は、結局お金の話です。

come down to+動名詞

It comes down to making a choice.
結局は選択するということです。

Winning often comes down to staying calm.
勝てるかどうかは、冷静さを保てるかにかかっていることがよくあります。

× comes down to make a choice ではなく、○ comes down to making a choice とします。

come down to+疑問詞節

It comes down to what you really want.
結局は、あなたが本当に何を望んでいるかです。

The decision will come down to how much time we have.
その決定は、どれだけ時間があるかにかかってきます。

よく使うIt all comes down to …

It all comes down to … は、「結局すべては〜にかかっている」という定番表現です。all が、さまざまな事情を全部まとめて一つの核心へ絞る感覚を強めます。

It all comes down to communication.
結局すべてはコミュニケーションにかかっています。

It all comes down to how badly you want it.
結局は、あなたがそれをどれほど強く望んでいるかです。

In the end, it all comes down to trust.
結局のところ、すべては信頼に行き着きます。

What it comes down to is …の使い方

What it comes down to is … は、「要するに〜ということです」と、結論を後ろに提示する形です。

What it comes down to is that we need more time.
要するに、私たちにはもっと時間が必要だということです。

What it comes down to is a lack of experience.
突き詰めると、経験不足ということです。

is の後ろに名詞だけでなく、that+文 を置いて詳しい結論を述べられます。

場面別の自然な例文

仕事・意思決定

Choosing a supplier comes down to price and reliability.
仕入れ先の選択は、結局価格と信頼性にかかっています。

The final decision may come down to the client’s budget.
最終決定はクライアントの予算次第になるかもしれません。

恋愛・人間関係

A good relationship comes down to honesty and respect.
良い関係は、結局、正直さと敬意にかかっています。

It comes down to whether you can forgive him.
結局は、あなたが彼を許せるかどうかです。

学習・仕事探し

Improving your English comes down to using it regularly.
英語を上達させられるかは、結局、継続的に使うことにかかっています。

Getting the job may come down to how well you communicate.
その仕事に就けるかは、意思疎通のうまさにかかってくるかもしれません。

旅行・買い物

Our hotel choice comes down to location.
ホテル選びは、結局、立地で決まります。

It comes down to comfort versus price.
結局は、快適さを取るか価格を取るかです。

come down toとboil down toの違い

表現 中心となる感覚 よく使う場面
come down to 決定・結果を左右する核心に行き着く 選択、勝敗、成功、判断
boil down to 複雑な内容を煮詰め、要点へ要約する 説明、議論、問題の本質

The decision comes down to cost.
その決定は結局、費用で決まります。

The report boils down to one main point.
その報告書を要約すると、主なポイントは一つです。

実際には重なる場面も多く、どちらも「結局は」と訳せます。ただし come down to は決定要因、boil down to は複雑な内容を要約した本質、という違いを意識すると使い分けやすくなります。

come down toとdepend onの違い

depend on は単純に「〜次第だ・〜に依存する」と条件関係を述べます。come down to は、検討した末に「最終的な決め手は〜だ」と核心を示します。

  • It depends on the weather.
    天気次第です。
  • Whether we go comes down to the weather.
    行くかどうかは、最終的に天気で決まります。

短く答えるなら It depends. が自然です。考えをまとめて決定要因を強調したいなら It comes down to … が効果的です。

when it comes down to itとは?

when it comes down to it は、「いざとなると」「結局のところ」「本当に決断が必要になると」という定型表現です。

When it comes down to it, family comes first.
いざとなれば、家族が最優先です。

通常の come down to+名詞 とは少し使い方が異なるため、詳しくは「いざ」は英語で?When the time comes・When it comes down to itの違いをご覧ください。

しゅみすけ(大山俊輔)

It all comes down to … は、自分の意見を長く説明したあと「結局ここが大事です」と締めるときに、そのまま使える便利な型です。

日本人が間違えやすいポイント

  • toの後ろは動名詞:× come down to choose → ○ come down to choosing
  • 主語に注意:決定・成功・問題などが主語になることが多い
  • 物理的な「降りる」と区別:The elevator came down to the first floor. は文字どおり「1階へ降りてきた」
  • come down withと混同しない:come down with a cold は「風邪をひく」
  • 単なる条件ならdepend onも自然:いつでもcome down toへ置き換える必要はない

簡単な英語で言い換えるなら

  • 結局は信頼です → The most important thing is trust.
  • 費用で決まります → Cost will decide it.
  • あなた次第です → It depends on you.
  • 要するに時間が必要です → In short, we need more time.

come down to がすぐ出てこなくても、the most important thingdepend onin short などで十分伝えられます。

まとめ

come down to は、多くの事情を絞り込み、最後に残る決定的な要素を示す句動詞です。

  • come down to+名詞/動名詞/疑問詞節
  • It all comes down to …=結局すべては〜にかかっている
  • What it comes down to is …=要するに〜ということだ
  • boil down toは複雑な内容の要約、come down toは決定・選択の核心
  • 単純な「〜次第」はdepend onで言い換えられる

ほかの英熟語も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。

comeを使った句動詞をまとめて整理したい方は、comeを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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