
cozy up は、寒い日に毛布にくるまったり、暖炉のそばでゆったりしたり、誰かと体を寄せ合ったりするときに使える表現です。
日本語では「暖かくくつろぐ」「心地よく身を落ち着ける」「ぴったり寄り添う」などと訳せます。ただし、単に座るだけではなく、暖かさ・居心地のよさ・親密さを感じさせるのがポイントです。
この記事では、cozy up の意味とニュアンス、よく使う語順、自然な例文、snuggle up や curl up との違いまで分かりやすく解説します。
Contents
cozy upの基本的な意味
cozy up は、主に次の2つの意味で使われます。
- 暖かく居心地のよい状態になってくつろぐ
- 誰かのそばに寄って親密にくつろぐ
たとえば、ソファに座って毛布を掛ける場面なら、次のように言えます。
I’m going to cozy up on the sofa with a blanket.
毛布を掛けてソファでぬくぬくするつもりです。
cozy は形容詞では「居心地のよい」「こぢんまりして暖かい」という意味です。そこに up が加わることで、心地よい状態へ移って、そこで落ち着くという動きが感じられます。
しゅみすけ(大山俊輔)
cozyとupからニュアンスを理解しよう
cozy が表すのは、豪華さではなく、暖かくて安心できる小さな空間の心地よさです。たとえば、柔らかいソファ、毛布、暖炉、温かい飲み物などと相性がよい単語です。
up は句動詞で、動作が進んである状態に落ち着く感覚を加えることがあります。cozy up では「居心地のよい状態を作り、そこに収まる」と考えると理解しやすいでしょう。

cozy upでよく使われる形と語順
cozy up by the fire:暖炉のそばでくつろぐ
cozy up by the fire は、暖炉やたき火のそばで暖かくくつろぐ場面にぴったりです。by の代わりに near や in front of を使うこともできます。
Let’s cozy up by the fire after dinner.
夕食のあと、暖炉のそばでゆっくりしよう。
We cozied up near the campfire and shared stories.
私たちはたき火のそばで身を寄せ、いろいろな話をしました。
過去形・過去分詞は cozied up とつづります。語尾の y を i に変えて -ed を付ける形です。
cozy up with a blanket:毛布にくるまってくつろぐ
cozy up with + 物 では、心地よい時間を作るために使う物を表せます。blanket、book、cup of tea などがよく合います。
She cozied up with a blanket and watched a movie.
彼女は毛布にくるまって映画を見ました。
I just want to cozy up with a good book tonight.
今夜は良い本を読みながら、のんびり過ごしたいです。
He cozied up on the couch with a cup of hot chocolate.
彼はホットチョコレートを手に、ソファでぬくぬくとくつろぎました。
cozy up with someone:誰かと寄り添う
cozy up with + 人 は、その人と近くに座ったり、体を寄せてくつろいだりすることを表します。恋人同士にも使えますが、親子やペットとの温かな場面にも使えます。
We cozied up together on the sofa.
私たちはソファで寄り添いました。
The kids cozied up with their mom during the storm.
嵐の間、子どもたちはお母さんに寄り添っていました。
My cat always cozies up next to me when it gets cold.
寒くなると、うちの猫はいつも私の隣にぴったり寄ってきます。
三人称単数現在は cozies up、進行形は cozying up です。
日常会話で使えるcozy upの例文
家でのんびりするとき
It’s raining, so let’s cozy up and watch something.
雨だから、ゆっくりくつろいで何か見ようよ。
I cozied up in bed and listened to a podcast.
ベッドでぬくぬくしながらポッドキャストを聴きました。
旅行先や冬の休日に
We spent the evening cozying up in our cabin.
私たちは夜を山小屋で暖かくくつろいで過ごしました。
After skiing, everyone cozied up by the fireplace.
スキーのあと、みんな暖炉のそばでくつろぎました。
恋愛・人間関係で
They cozied up under the same blanket.
二人は同じ毛布の下で寄り添いました。
Come cozy up next to me.
こっちに来て、私の隣で寄り添って。
人について使う場合は、距離の近さから親密な響きが出ることがあります。仕事上の相手に対しては、意図せずロマンチックに聞こえないよう、場面を選びましょう。
snuggle up・curl up・get comfortableとの違い
| 表現 | 中心となるニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| cozy up | 暖かく居心地のよい状態になってくつろぐ | cozy up by the fire |
| snuggle up | 人や物に体をぴったり寄せる | snuggle up with the baby |
| curl up | 体を丸めて小さくなる | curl up on the couch |
| get comfortable | 楽な姿勢・状態になるという中立的な表現 | Make yourself comfortable. |
snuggle up は、体をすり寄せたり抱き合ったりする感覚がより強い表現です。一方、cozy up は一人でも使え、部屋や毛布などが作る「居心地のよさ」に焦点を置けます。
curl up は、ひざを曲げるなどして体を丸める姿勢に注目します。たとえば curl up with a book は「本を手に体を丸めてくつろぐ」という場面です。
get comfortable は最も説明的で幅広く使えますが、cozy up にある暖かく家庭的な雰囲気までは必ずしも含みません。
cozy upとcozy up toは意味が違う
cozy up to + 人 は、単にその人と暖かくくつろぐという意味ではない場合があります。「取り入ろうとして近づく」「気に入られようと親しくする」という比喩的な意味でよく使われます。
He’s trying to cozy up to the new manager.
彼は新しいマネージャーに取り入ろうとしています。
この用法には、話し手の疑いや批判的な気持ちが含まれることがあります。cozy up with someone(その人と寄り添ってくつろぐ)と、cozy up to someone(その人に取り入ろうとする)を混同しないようにしましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
「快適です」と言うだけならcozy upにしない
部屋そのものが居心地よいと言いたいなら、形容詞の cozy を使います。
This room is cozy.
この部屋は居心地がよいです。
人がそこでくつろぐ動作を表すなら cozy up が自然です。
Let’s cozy up in this room.
この部屋で暖かくくつろごう。
cozy upは目的語を直接置かない
「毛布でくつろぐ」なら cozy up with a blanket、「誰かの隣で寄り添う」なら cozy up next to someone のように前置詞を使います。cozy up a blanket のようには言いません。
イギリス英語ではcosyとつづることがある
アメリカ英語では cozy、イギリス英語では cosy というつづりが一般的です。したがって cosy up も同じ意味です。
cozy upが出てこないときの簡単な言い換え
会話中に cozy up が思い出せなくても、基本的な英語で十分に伝えられます。
- sit somewhere warm and comfortable
暖かくて快適な場所に座る - wrap myself in a blanket
毛布にくるまる - relax on the sofa
ソファでくつろぐ - sit close to someone
誰かの近くに座る
たとえば I want to cozy up with a blanket. が出てこなければ、I want to wrap myself in a blanket and relax. と言えば、意味は十分に伝わります。
まとめ
cozy up は、「暖かく居心地のよい状態になってくつろぐ」「誰かと身を寄せてくつろぐ」という表現です。
- cozy up by the fire:暖炉のそばでくつろぐ
- cozy up with a blanket:毛布にくるまってくつろぐ
- cozy up with someone:誰かと寄り添う
- cozy up to someone:人に取り入ろうとする
snuggle up は体をぴったり寄せる感覚、curl up は体を丸める姿勢をより強く表します。まずは寒い日の定番として、Let’s cozy up on the sofa.(ソファでぬくぬくしよう)から使ってみてください。
ほかの表現もまとめて学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。









