crash outの意味は?「疲れてバタンと寝る・人の家に泊まる」の使い方と類似表現の違い

crash outの意味と使い方を示すアイキャッチ画像

crash outは、くだけた会話で「疲れてバタンと寝る」「その場で寝てしまう」という意味の句動詞です。また、疲れや飲酒などで帰るのが難しく、友人の家などにそのまま泊まる場面にも使われます。

この記事では、crashとoutから意味をつかむ考え方、2つの用法、自然な例文、fall asleep・doze off・zonk out・sleep overとの違い、簡単な言い換えまで解説します。

crash outの基本的な意味

crash outには、つながりのある次の2用法があります。

  • 疲れてバタンと寝る・寝落ちする
  • 疲れなどで帰らず、その場所に泊まる

I crashed out on the sofa after work.
仕事のあと、ソファでバタンと寝てしまいました。

It was too late to go home, so I crashed out at Ken’s place.
帰るには遅すぎたので、ケンの家にそのまま泊まりました。

どちらにも、きちんと寝る準備をするより、疲れ切ってその場で休むというカジュアルな感覚があります。

なぜcrash outで「バタンと寝る」になる?

crashには「衝突する」という基本的な意味があります。睡眠の話では、体が急に動きを止め、倒れ込むように眠るイメージです。

outは「活動している状態の外へ」「意識や動きがなくなる方向」を感じさせます。そこからcrash outは、活動状態から急に抜けて、バタンと眠りに落ちるという表現になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

crash outは、静かに眠りにつくというより、疲れのせいで電源が切れたように寝る場面に合います。かなりカジュアルなので、友人や家族との会話で使ってみましょう。

crash outの文型と語順

crash outは通常、目的語を直接取らない自動詞として使います。

  • 人 + crash out
  • crash out + 場所を表す語句
  • crash out at + 人の家・場所
  • crash out on + sofa / couch / floor

She crashed out as soon as she got home.
彼女は帰宅するとすぐ、バタンと寝ました。

Can I crash out on your couch tonight?
今夜、君のソファで寝てもいい?

We crashed out at a friend’s apartment.
私たちは友人のアパートにそのまま泊まりました。

場面別に使えるcrash outの例文

仕事や勉強のあと

I was exhausted and crashed out before dinner.
疲れ切っていて、夕食前に寝落ちしました。

He crashed out at his desk after studying all night.
彼は徹夜で勉強したあと、机で寝落ちしました。

テレビや映画を見ながら

I crashed out halfway through the movie.
映画の途中でバタンと寝てしまいました。

Dad crashed out in front of the TV again.
父はまたテレビの前で寝落ちしました。

旅行や友人宅で泊まる

We missed the last train and crashed out at Maya’s place.
終電を逃したので、マヤの家に泊まりました。

You can crash out here if you’re too tired to drive.
運転するには疲れすぎているなら、ここで寝ていっていいよ。

crash outとfall asleep・doze off・zonk outの違い

crash out・fall asleep・doze off・zonk outの違い

crash out:疲れてバタンと寝る

疲労感と、倒れ込むように急に寝る感じを含むカジュアルな表現です。人の家などにそのまま泊まる意味にも使えます。

fall asleep:中立的に眠りにつく

fall asleepは、起きている状態から眠っている状態になることを表す最も中立的な表現です。疲れ切っているとは限りません。

doze off:軽くうとうと寝る

doze offは、電車や会議中などに短時間うとうとする感じです。crash outほど深い疲れや勢いを感じさせません。

zonk out:疲れてぐっすり寝落ちする

zonk outも強い疲れで寝落ちする表現です。zonk outは「すっかり意識が切れて深く寝た」結果に焦点が向きやすく、crash outは「もう無理なのでバタンと寝る」という行動にも使いやすい表現です。

crash outとsleep over・stay overの違い

crash out at someone’s placeは、予定外に、または必要に迫られて人の家で寝るくだけた言い方です。一方、sleep overstay overは、予定した宿泊にも自然に使えます。

I’m sleeping over at Emma’s tonight.
今夜はエマの家に泊まります。

I was too tired to leave, so I crashed out at Emma’s.
帰るには疲れすぎていたので、エマの家でそのまま寝ました。

恋人や友人宅への宿泊表現は、stay over・sleep over・spend the nightの違いでも詳しく解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

事故の「crash」と決めつけない

crashには衝突や故障の意味もありますが、人が主語で睡眠の文脈なら「疲れて寝る」と理解できます。

My laptop crashed.
ノートパソコンが落ちました。

I crashed out on the couch.
私はソファでバタンと寝ました。

フォーマルな報告には向かない

crash outはくだけた表現です。仕事上の説明などで丁寧に言うなら、I was exhausted and fell asleep.(疲れ切って眠ってしまいました)のように言うと自然です。

pass outとは区別する

pass outは基本的に「気絶する・意識を失う」です。普通に眠っただけなら、crash outやfall asleepを使うほうが誤解を避けられます。

crash outが出てこないときの簡単な言い換え

  • I was very tired, so I went to sleep.
    とても疲れていたので寝ました。
  • I fell asleep on the sofa.
    ソファで寝落ちしました。
  • I slept at my friend’s house.
    友人の家に泊まりました。
  • It was too late to go home, so I stayed there.
    帰るには遅すぎたので、そこに泊まりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

crash outが出てこなくても、I was very tired, so I slept there.で状況は十分伝わります。「疲れていた」「そこで寝た」の2つに分けるのが簡単です。

まとめ

crash outは、疲れて「バタンと寝る」「その場で寝てしまう」というカジュアルな句動詞です。帰るのが難しく、友人宅などにそのまま泊まる意味にも使われます。

  • crash out=疲れてバタンと寝る
  • crash out at someone’s place=人の家にそのまま泊まる
  • fall asleepより疲労感と勢いが強い
  • doze offより深く、zonk outと近い
  • 簡単に言うならI was tired, so I went to sleep.

ほかの句動詞もまとめて学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

句動詞の一覧