
do withは、前後の形によって「〜がほしい・あると助かる」「〜を終える」「〜をどう扱う」「〜と関係がある」などの意味になります。
特に重要なのは、could do with、be done with、what to do with、have to do withの4パターンです。doとwithだけを直訳するのではなく、前に置かれる語までひとまとまりで覚えるのがコツです。
Contents
do withの意味を最初に整理
- could do with + 名詞:〜がほしい、〜があると助かる
- be done with + 名詞:〜を終える、〜とはもう関わらない
- what to do with + 名詞:〜をどうするか、どう扱うか
- have to do with + 名詞:〜と関係がある
I could do with a cup of coffee.
コーヒーが一杯あるとありがたいです。
I’m done with this report.
この報告書は終わりました。
I don’t know what to do with these old clothes.
この古着をどうすればよいか分かりません。
This problem has nothing to do with you.
この問題はあなたとは関係ありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
doとwithから意味を考える
doの基本は「する・処理する」、withは「〜と一緒に・〜を手元にして」です。
そのため、do withには「手元にある物や状況をどう処理するか」という感覚があります。そこから、文の形によって次のように意味が広がります。
- それがあればうまくやれる → could do with
- それを処理し終えた → be done with
- それをどう処理するか → what to do with
- それと一緒に扱う関係にある → have to do with

could do withの意味と使い方
could do with + 名詞は、「〜があれば助かる」「〜がほしい」「〜が必要だ」という控えめな希望を表します。特にイギリス英語でよく使われる口語表現です。
I could do with some help.
少し手伝ってもらえると助かります。
We could do with a little more time.
もう少し時間があるとありがたいです。
You look like you could do with a break.
少し休んだほうがよさそうですね。
The apartment could do with a fresh coat of paint.
その部屋は塗り直したほうがよさそうです。
人が主語なら「〜がほしい」、物・場所が主語なら「〜を改善として必要としている」と考えると自然です。
be done withの意味と使い方
be done with + 名詞は、「〜を終える」「〜の使用・対応を済ませる」という意味です。
Are you done with the printer?
プリンターはもう使い終わりましたか。
I’ll call you when I’m done with work.
仕事が終わったら電話します。
人・関係・問題を目的語にすると、「もう関わらない」「うんざりして縁を切る」という強い意味になることがあります。
I’m done with his excuses.
彼の言い訳にはもううんざりです。
She said she was done with the relationship.
彼女はその関係を終わりにすると言いました。
単なる完了か、強い拒絶かは目的語と口調で判断します。
what to do withの意味と使い方
what to do with + 名詞は、「〜をどうするか」「〜をどう扱うか」を表します。物の使用・保管・処分だけでなく、人や問題への対処にも使えます。
What should I do with this key?
この鍵はどうすればよいですか。
Do you know what to do with the leftover food?
残った食べ物をどうするか分かりますか。
I don’t know what to do with him.
彼をどう扱えばよいのか分かりません。
What did you do with my charger?
私の充電器をどうしましたか。
最後の例は、置き場所を変えた相手に「どこへやったの?」と尋ねる自然な表現です。
have to do withの意味と使い方
have something to do with + 名詞は「〜と何らかの関係がある」、have nothing to do with + 名詞は「〜とは無関係である」です。
The delay may have something to do with the weather.
遅れは天候と何か関係があるかもしれません。
That decision has nothing to do with money.
その決定はお金とは関係ありません。
What does this have to do with me?
これは私と何の関係があるのですか。
ここでのtoは不定詞ではなく、something / nothing / what + to do withというまとまりの一部です。
日常会話・仕事で使える例文
日常会話
I could do with something sweet right now.
今は何か甘いものがほしいです。
What are you going to do with all those books?
その本を全部どうするつもりですか。
仕事
We could do with another person on the team.
チームにもう一人いると助かります。
Let me know when you’re done with the file.
そのファイルを使い終えたら知らせてください。
恋愛・人間関係
I’m done with people who don’t respect my time.
私の時間を大切にしない人とは、もう関わりません。
This argument has nothing to do with what happened last year.
今回の言い争いは去年の出来事とは関係ありません。
似た表現との違い
could do withとwant・need
wantは直接的な「ほしい」、needは必要性をはっきり伝えます。could do withは「あると助かるな」という控えめで会話的な響きです。
I need help.
助けが必要です。
I could do with some help.
少し手伝ってもらえると助かります。
do withとdeal with
deal withは、問題・仕事・人に「対応する・対処する」という意味です。do withは特に疑問文で「これをどうするか」と処理方法を尋ねます。
I’ll deal with the complaint.
私がその苦情に対応します。
What should we do with this complaint?
この苦情をどう扱うべきでしょうか。
do withとmake do with
make do withは「十分ではない物で間に合わせる」です。could do withの「〜がほしい」とは方向が違います。
We’ll have to make do with one computer.
パソコン1台で間に合わせるしかありません。
do withとdo without
do withoutは「〜なしで済ます」です。
I can do without dessert tonight.
今夜はデザートなしで大丈夫です。
日本人が間違えやすいポイント
couldを過去形だと考えすぎない
I could do with a coffee.のcouldは過去の能力ではありません。希望を控えめに表すcouldです。
could do withの後ろは名詞
基本はcould do with + 名詞です。「休みたい」なら、I could do with a break.のように名詞で表します。
be done withは関係終了の強い意味にもなる
I’m done with you.は「あなたの用事が終わった」ではなく、場面によって「あなたとはもう終わりだ」という非常に強い言葉になります。
have nothing to doは別の形
I have nothing to do.は「することがない」。I have nothing to do with it.は「私はそれと無関係だ」です。withの有無で意味が変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
- I’d like some coffee.
コーヒーがほしいです。 - I need some help.
少し助けが必要です。 - I finished this task.
この仕事は終わりました。 - How should I use this?
これはどう使えばよいですか。 - Where should I put this?
これはどこに置けばよいですか。 - It is not related to me.
それは私とは関係ありません。
do withが出てこなくても、want / need / finish / use / put / be related toなどの基本語に分ければ十分に伝えられます。
関連表現・内部リンク
まとめ
do withは、「手元にある物・人・状況をどう扱うか」という感覚から、複数の定型表現を作ります。
- could do with:〜があると助かる
- be done with:〜を終える、〜とはもう関わらない
- what to do with:〜をどうするか
- have to do with:〜と関係がある
まずはI could do with a break.、I’m done with this.、What should I do with this?の3文を、自分の生活に置き換えて使ってみましょう。









