
結婚の話を切り出す、プロポーズする、婚約する、両家が顔を合わせる、婚姻届を出す。日本語ではすべて「結婚準備」の流れに含まれますが、英語では気持ちを話す段階・約束した状態・法律上結婚した状態を分けて表現します。
この記事では、婚約から入籍までの英語を時系列で整理します。各表現の詳しい語順や文化差は専門記事へ進めるようにしながら、まず覚えたい基本表現、日本独自の習慣の説明、相手に誤解されやすいポイントをまとめます。
Contents
婚約・入籍・結婚準備の英語一覧
| 場面 | 自然な英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 結婚について話す | talk about marriage | 結婚という話題を話し合う |
| プロポーズする | propose / ask someone to marry you | 結婚を申し込む |
| 婚約する | get engaged | 婚約という状態になる |
| 婚約している | be engaged | 現在の婚約状態 |
| 両家が会う | our families meet | 双方の家族が初めて会う |
| 入籍する | get legally married | 法律上の夫婦になる |
| 婚姻届を出す | register our marriage | 婚姻を公的に登録する |
| 結婚を報告する | announce our marriage / tell people | 公表する/身近な人に伝える |
とくに大切なのは、get engaged と get married を分けることです。婚約は結婚の約束であり、まだ法律上の夫婦になったとは限りません。
しゅみすけ(大山俊輔)
結婚の話から入籍までの5段階

1.結婚の話を切り出す
相手と将来について話し始めるなら bring up marriage、中立的に話し合うなら talk about marriage が自然です。bring up は「それまで話題になっていなかったことを持ち出す」という感覚があります。
- I brought up marriage last night.
私は昨夜、結婚の話を切り出しました。 - We talked about getting married.
私たちは結婚することについて話しました。
「結婚の話を切り出す」は英語で?bring up marriageと自然な言い換え
2.結婚を決意する
decide to get married は、二人が結婚すると決めたことをそのまま表します。take the plunge は、大きな決断に思い切って踏み出す会話的な表現です。必ずしも結婚専用ではないため、文脈が必要です。
- We decided to get married.
私たちは結婚することに決めました。 - We finally decided to take the plunge.
私たちはついに思い切って決断しました。
3.プロポーズする
propose は「結婚を申し込む」という意味で使えますが、語順に注意します。propose to someone と言い、通常は propose someone とはしません。初心者には ask someone to marry you も分かりやすい表現です。
- He proposed to me.
彼は私にプロポーズしました。 - I asked her to marry me.
私は彼女に結婚してほしいと伝えました。
「プロポーズする」は英語で?propose・ask someone to marry youの違い
4.婚約する・婚約している
変化を表すなら get engaged、現在の状態なら be engaged です。誰と婚約しているかを言うときは be engaged to someone を使います。
- We got engaged in June.
私たちは6月に婚約しました。 - I’m engaged to Ken.
私はケンと婚約しています。
be engaged in は「活動に従事している」という別の意味です。前置詞toとinを取り違えると、婚約の話ではなくなります。
「婚約する」は英語で?get engaged・be engagedの違い
両家顔合わせと結納を英語で説明する
両家顔合わせ
日本語の「顔合わせ」に完全一致する決まった英語はありません。自然なのは、実際に起きたことを Our families met for the first time. と説明する方法です。
- Our families met over lunch.
両家は昼食を取りながら顔合わせをしました。 - We had a dinner so our families could meet.
両家が会えるように食事会を開きました。
「両家の顔合わせをする」は英語で?Our families metの意味
結納
結納は英語圏に同じ制度があるとは限らないため、a traditional Japanese engagement ceremony と文化的に説明します。「婚約式」と一語で置き換えるだけでなく、両家が会い、贈り物を交わす習慣だと補うと伝わります。
- We had a traditional Japanese engagement ceremony.
私たちは日本の伝統的な結納を行いました。 - Our families exchanged ceremonial gifts.
両家は儀礼的な贈り物を交わしました。
「結納」は英語で?traditional Japanese engagement ceremony
入籍・婚姻届・結婚報告の英語
入籍する
日本語の「入籍」は戸籍制度を背景にした表現です。英語で単に enter a family register と直訳すると、結婚したという中心的な意味が伝わりにくくなります。会話では We got legally married. が明確です。
- We got legally married last Friday.
私たちは先週の金曜日に入籍しました。 - We registered our marriage at city hall.
私たちは市役所で婚姻を登録しました。
婚姻届という書類を指すなら marriage registration form、制度や手続きなら marriage registration と表現できます。
結婚・入籍を報告する
announce は広く公表する響きがあり、SNSや職場への正式な知らせに向いています。家族や友人へ個別に伝えるなら tell が自然です。
- We announced our marriage online.
私たちはオンラインで結婚を発表しました。 - I told my coworkers that we got married.
私は同僚に結婚したことを伝えました。
「結婚・入籍を報告する」は英語で?announce our marriageとtellの違い
結婚後に姓を変える・変えない
姓を変えるなら change my last name、配偶者の姓を名乗るなら take my partner’s last name、変えないなら keep my last name と言えます。国や地域によって制度と慣習が異なるため、英語では本人の選択として表すのが自然です。
- I changed my last name after we got married.
結婚後、私は姓を変えました。 - I decided to keep my last name.
私は姓を変えないことにしました。
「結婚して名字・姓を変える」は英語で?change・take・keep
婚約を解消したときの英語
婚約そのものを解消するなら break off the engagement や end the engagement。予定していた結婚式を中止するだけなら call off the wedding です。関係が終わったのか、式だけを中止したのかを混同しないようにします。
- We ended our engagement.
私たちは婚約を解消しました。 - We decided not to get married.
私たちは結婚しないことに決めました。
「婚約を解消する」は英語で?break off・call off・endの違い
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
propose、engagement、marriage registrationなどが出てこなくても、知っている動詞で出来事を順番に説明できます。
- We talked about our future together.
私たちは一緒に過ごす将来について話しました。 - He asked me, “Will you marry me?”
彼は私に「結婚してくれますか」と聞きました。 - We promised to get married.
私たちは結婚する約束をしました。 - Our parents met for the first time.
私たちの両親が初めて会いました。 - We signed a paper and became husband and wife.
私たちは書類に署名し、夫婦になりました。
We promised to get married. は「婚約した」を説明できますが、公式な婚約状態を示す We got engaged. より説明的です。また、signed a paper は婚姻登録の仕組みを単純化しており、国ごとの正確な手続きを表す法的表現ではありません。会話で状況を伝えるための言い換えとして使いましょう。
よくある質問
婚約者はfiancéとfiancéeのどちらですか?
伝統的には男性の婚約者が fiancé、女性の婚約者が fiancée です。ただし、綴りや性別を意識せず my partner と表現することもできます。
proposeの後ろにmarriageは必要ですか?
文脈が明確なら He proposed to me. だけで結婚の申し込みを意味します。事業案などを提案するproposeもあるため、文脈がない場合は ask me to marry him のほうが明確です。
入籍日と結婚式の日が違う場合はどう言いますか?
We got legally married in May, and we had our wedding in June. のように、法律上の結婚と挙式を別々に伝えます。
顔合わせはfamily meetingでよいですか?
family meeting は家庭内の相談会にも聞こえます。結婚前の両家顔合わせなら Our families met for the first time. と出来事を説明するほうが誤解されにくいです。
engagementとweddingの違いは何ですか?
engagement は婚約や婚約期間、wedding は結婚式です。engagement partyは婚約祝いの会であり、結婚式そのものではありません。
結婚式・披露宴の表現は別のまとめで確認
この中間親は、結婚の話を始めてから法律上の夫婦になるまでを扱います。挙式、招待、出欠、ご祝儀、披露宴、二次会などは検索意図が異なるため、結婚式・披露宴の中間親へ分けて整理します。
人生行事全体の英語へ戻る
出産、学校行事、転居、仕事、葬儀、老後などを含む全体像は、人生の節目・冠婚葬祭の英語で確認できます。
まとめ
結婚準備の英語では、話し合う talk about marriage、申し込む propose、婚約状態になる get engaged、両家が会う our families meet、法律上結婚する get legally married を順番に分けると理解しやすくなります。日本独自の顔合わせ・結納・入籍は、行事名を直訳するより「誰が何をしたか」を短い文で説明するのが自然です。










