
go on aboutは、単なる「話す」より少しクセのある表現です。話が長いとき、同じ話題を何度も持ち出すとき、聞き手が「もう分かったよ」と感じているときによく使われます。
Contents
最初に結論:go on aboutの意味
go on about + 人・物・話題で、「〜について長々と話し続ける」「〜のことをくどくど言う」という意味です。多くの場合、話し手または聞き手のうんざりした気持ちが含まれます。
- He kept going on about his new car.
彼は新しい車のことをずっと話し続けていました。 - My boss went on about the budget for half an hour.
上司は予算について30分も長々と話しました。
ただ長く説明したという中立的な事実にも使えますが、日常会話では「話が長い」「同じことを言いすぎ」という軽い批判がにじむことが多い表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
go+on+aboutから意味を理解する
goは「進む」、onは「接触したまま継続する」、aboutは「〜について」を表します。つまり、ある話題にくっついたまま話が先へ先へ続く感覚です。
この「止まらず続く」感覚が、相手から見ると「長い」「くどい」というニュアンスになります。
語順:go on aboutの後ろに話題を置く
基本形はgo on about + 話題です。aboutの後ろには、名詞・代名詞・動名詞を置けます。
- She goes on about her diet.
彼女はダイエットの話を長々とします。 - Why do you keep going on about it?
どうしてそのことを何度も言い続けるの? - He went on about having to work late.
彼は残業しなければならないことをくどくど話しました。
代名詞はaboutの後ろです。× go it on aboutのように分離はできません。活用はgo – went – goneで、現在分詞はgoingです。
go on and on aboutで「延々と」を強調
go on and on aboutとonを重ねると、「延々と話し続ける」「いつまでも同じ話をする」という強調になります。
- She went on and on about her terrible flight.
彼女はひどいフライトについて延々と話しました。 - He can go on and on about coffee.
彼はコーヒーの話になると、いつまでも話し続けられます。
好きなことを夢中で話す場合にも使えますが、聞き手側の「長いなあ」という視点が残りやすい表現です。

What are you going on about?の意味
What are you going on about?は直訳すると「あなたは何について長々と話しているの?」ですが、実際には「何の話をしているの?」「何をわけの分からないことを言っているの?」という意味で使われます。
- What are you going on about? I never said that.
何の話をしているの?私はそんなこと言っていないよ。 - I don’t know what he’s going on about.
彼が何の話をしているのか分かりません。
相手を否定する響きが出やすいため、仕事や丁寧な場面ではI’m not sure I understand what you mean.(おっしゃる意味を理解できていないかもしれません)のほうが安全です。
日常・仕事で使える自然な例文
日常会話
- Dad was going on about the electricity bill again.
父はまた電気代のことをくどくど言っていました。 - Sorry, I’ve been going on about myself.
ごめん、自分のことばかり長々と話しちゃったね。 - She always goes on about how busy she is.
彼女はいつも自分がどれだけ忙しいかを長々と話します。
仕事
- The client kept going on about a minor design change.
クライアントは小さなデザイン変更について何度も話し続けました。 - I don’t want to go on about it, but we need a clear deadline.
くどくど言いたくはありませんが、明確な締切が必要です。 - He went on about last quarter’s results instead of discussing the next steps.
彼は次の手順を話し合わず、前四半期の結果について長々と話しました。
go on・go off on・hold forthとの違い
| 表現 | 中心の意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| go on | 続く・続ける・起こる | 文脈によっては中立 |
| go on about | ある話題を長々と話す | しばしば「くどい」 |
| go off on | 突然怒る/勢いよく長話を始める | 感情や勢いが強い |
| hold forth | 得意げに長々と語る | やや硬め・皮肉を含みやすい |
go onだけなら「続く・話し続ける」という広い意味です。about + 話題が加わることで、何について長話しているかが明確になります。
日本人が間違えやすい点
- 単なるtalk aboutと同じだと思わない:go on aboutには「長い・くどい」という評価が入りやすいです。
- 人ではなく話題をaboutの後ろに置く:人を置く場合も「その人について話す」という意味です。
- 分離しない:go on about itが正しく、go it on aboutとは言いません。
- What are you going on about?を丁寧な質問だと思わない:驚き・反論・いら立ちが出ることがあります。
- go on at + 人と混同しない:主にイギリス英語でgo on at someoneは「人に繰り返し文句を言う・せがむ」です。
しゅみすけ(大山俊輔)
しゅみすけ式:この句動詞が出てこなかったら?
go on aboutが出てこなくても、簡単な英語で状況を直接説明できます。
- He talked about it for a long time.
彼はそのことを長い間話しました。 - She kept talking about the same thing.
彼女は同じことを話し続けました。 - I don’t understand what you mean.
あなたの言いたいことが分かりません。 - Let’s talk about something else.
別のことを話しましょう。
「長時間話した」「同じ話を続けた」「意味が分からない」のどれかを言えれば、その場の目的は十分達成できます。
関連表現
まとめ
go on about + 話題は、「その話題について長々と、しばしばくどく話し続ける」という句動詞です。強調するならgo on and on about、相手の話が理解できないときはWhat are you going on about?という形があります。ただし、批判やいら立ちがにじみやすい点に注意しましょう。
goを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、goを使った句動詞一覧をご覧ください。









