That brings us toの意味は?「そこで次は」の使い方とプレゼンでのつなぎ方

That brings us toで前の内容から次の論点へ橋をかけるプレゼン

英語のプレゼンや会議で、前の説明から次の論点へ自然につなぎたいときに便利なのが That brings us to … です。

日本語では「そこで次は〜です」「ここまでの話を受けて、〜に移ります」。単に次へ進むだけでなく、前の内容と次の内容に論理的なつながりがあることを示します。

That brings us toの意味

that は直前までの話、brings は「連れてくる」、us は話し手と聞き手を含む「私たち」です。

直訳の「それが私たちを〜へ連れてくる」から、会話では「ここまでの内容から、自然に次の論点へ来ました」という進行表現になります。

That brings us to our next question.
そこで、次の質問に移ります。

That brings us to the main issue.
ここで、本題の問題へ移ります。

しゅみすけ(大山俊輔)

Moving onが「区切って次へ」なら、That brings us toは「今までの話が橋になって次へ」です。論理の流れを見せたい場面に向いています。

基本の形

That brings us to + 名詞

  • our next point(次のポイント)
  • the main question(中心となる質問)
  • today’s topic(今日のテーマ)
  • the final part(最後の部分)
  • an important issue(重要な問題)

We’ve looked at the causes. That brings us to possible solutions.
原因を見てきました。そこで、考えられる解決策へ移ります。

to の後ろは基本的に名詞・名詞句です。文を直接続けたいなら、次のように一度区切ります。

That brings us to the next point: how can we reduce costs?
そこで次の点です。どうすればコストを削減できるでしょうか。

プレゼン・会議での例文

次のスライドへ進む

That brings us to the results of our survey.
それでは、調査結果へ移ります。

問題から解決策へつなぐ

Customer complaints have increased. That brings us to our proposed changes.
顧客からの苦情が増えています。そこで、私たちの改善案へ移ります。

質問を提示する

That brings us to an important question: what should we do next?
ここで重要な質問です。次に何をすべきでしょうか。

最後の論点へ進む

That brings us to the final item on today’s agenda.
これで本日の議題の最後の項目へ移ります。

日常会話でも使える?

日常会話でも使えますが、少し整理された説明・ストーリー展開の響きがあります。

We missed the last train, which brings us to the funny part of the story.
終電を逃しました。そこで、この話のおもしろい部分につながります。

友人との短いやり取りなら So, …Anyway, … のほうが軽く自然な場合もあります。

距離・強さ・場面・トーン

  • 距離:聞き手をusに含めるため、一緒に進む感覚がある
  • 強さ:穏やかだが、進行役として明確
  • 場面:プレゼン、会議、授業、説明、長めの会話
  • トーン:論理的で整理されている。日常ではややプレゼン的

類似表現との違い

That brings us to、This brings me to、Which brings me to、Moving on toの違い

That brings us to …:前の内容から聞き手と次へ

直前までの話全体を that で受け、話し手と聞き手を次の論点へ運びます。

This brings me to …:話し手が次の論点へ

me を使うため、「ここから私が述べたい次の点へ」という話し手中心の響きです。

This brings me to my main point.
ここで、私の一番言いたい点に移ります。

Which brings me/us to …:直前の内容を文法的に受ける

前の文に続けて使い、「そしてそのことが〜につながります」と滑らかにつなぎます。

Sales fell again, which brings us to the question of pricing.
売上が再び下がりました。そこで価格設定の問題につながります。

Moving on to …:区切って次へ

前後の論理関係より、進行上の区切りを示します。

Moving on to the next item, let’s discuss the schedule.
次の項目へ移り、日程について話しましょう。

よくある間違い

bringの形を変え忘れる

主語は単数の that / this なので、現在形は brings です。

× That bring us to …
That brings us to …

toの後ろへ文をそのまま置く

× That brings us to we need more staff.
That brings us to the question of whether we need more staff.

前後に関係がないのに使う

関係の薄い話題へ変えるなら Moving onBy the way のほうが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

この表現を使う前に「前の話が、なぜ次の話につながるか」を一文で示すと、プレゼンの論理がぐっと見えやすくなります。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える

  • Next, let’s talk about …
    次に、〜について話しましょう。
  • Now let’s look at …
    では、〜を見てみましょう。
  • Our next point is …
    次のポイントは〜です。
  • This is connected to …
    これは〜につながっています。

まとめ

That brings us to … は、前の内容から次の論点へ自然に橋をかける表現です。

  • 前の内容を受け、聞き手と次へ:That brings us to …
  • 話し手の次の主張へ:This brings me to …
  • 直前の文から滑らかにつなぐ:Which brings me/us to …
  • 区切って次へ:Moving on to …

難しければ Next, let’s talk about … でも十分です。前後の関係を見せたいときに、That brings us toを使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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