Let’s get back toの意味は?「〜に戻りましょう」の使い方と会議での自然な言い方

Let's get back toで会議や作業へ一緒に戻る場面

休憩や雑談のあと、「そろそろ仕事に戻りましょう」「本題へ戻りましょう」とみんなを元の活動へ促したいことがあります。そんなときに便利なのが Let’s get back to … です。

日本語では「〜に戻りましょう」「また〜を始めましょう」にあたり、命令するよりも柔らかく、話し手自身も含めて一緒に戻る響きがあります。

Let’s get back toの意味

Let’s get back to + 名詞 は、「一緒に〜へ戻りましょう」「中断していた〜を再開しましょう」という意味です。

  • Let’s get back to work.:仕事に戻りましょう
  • Let’s get back to the topic.:話題へ戻りましょう
  • Let’s get back to our discussion.:話し合いに戻りましょう

get back は「元の場所・状態へ戻る」、to は戻る先を示します。Let’sはLet usの短縮形で、相手だけでなく話し手も含む「一緒に〜しよう」です。

しゅみすけ(大山俊輔)

Let’s get back toは、相手を一方的に動かす命令ではなく、「私も含めて、そろそろ戻ろう」という共同作業の合図です。

よく使う形と例文

Let’s get back to work.

Okay, let’s get back to work.
では、仕事に戻りましょう。

休憩や雑談を終えて仕事を再開するときの定番です。

Let’s get back to the topic.

That’s interesting, but let’s get back to the topic.
それは興味深いですが、本題へ戻りましょう。

会話が脱線したときに使えます。ただしbutのあとの言い方が強いと相手を制止する響きが出るため、声の調子は穏やかにします。

Let’s get back to our discussion.

After the break, let’s get back to our discussion.
休憩のあと、話し合いに戻りましょう。

Let’s get back to what we were discussing.

Let’s get back to what we were discussing before lunch.
昼食前に話していたことへ戻りましょう。

what we were discussing は「私たちが話し合っていたこと」。具体的な話題名を言わなくても元の内容を示せます。

toの後ろには何を置く?

toの後ろには、戻る対象となる名詞・代名詞・動名詞を置けます。

  • to work:仕事へ
  • to the main point:要点へ
  • to our original plan:元の計画へ
  • to it:それへ
  • to studying:勉強することへ

Let’s get back to planning the event.
イベントの計画に戻りましょう。

ここでのtoは不定詞のtoではなく前置詞です。そのため動詞を続けるなら planning のように動名詞にします。

会議で自然に使うクッション表現

いきなりLet’s get back toと言っても間違いではありませんが、ひと言添えると柔らかくなります。

All right, let’s get back to the agenda.
では、議題へ戻りましょう。

Thanks, everyone. Let’s get back to the main question.
皆さん、ありがとうございます。主要な質問へ戻りましょう。

That’s a good point. Let’s get back to it later.
それはよい指摘ですね。あとでその話に戻りましょう。

最後の例では get back to it later が「あとでそれを再び扱う」という意味になります。

Let's get back to、To get back to the point、Let's move on toの違い

似た表現との違い

To get back to the point

To get back to the point, we need to reduce costs.
本題に戻ると、コストを削減する必要があります。

これは話し手が本題へ戻って発言を続けるためのつなぎです。Let’s get back toは、参加者全体へ「一緒に戻ろう」と働きかけます。

Let’s move on to …

Let’s move on to the next item.
次の項目へ進みましょう。

get back は以前していたことへ戻る動き、move on は新しい次の項目へ進む動きです。

Let’s go back to …

Let’s go back to the first slide.
最初のスライドへ戻りましょう。

go back toも「〜へ戻る」ですが、場所・ページ・時点など実際に前へ戻る場面でもよく使います。get back toは、仕事や話題など中断していた活動の再開に特に自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「戻る」ならget back、「次へ」ならmove on。この方向の違いを絵で覚えると、会議中にも迷いにくくなります。

Let’s get back to youは意味が違う

get back to 人 は「人へあとで返事・連絡をする」という別の意味になります。

Let me get back to you tomorrow.
明日、改めてご連絡します。

Let’s get back to the client by Friday.
金曜日までに顧客へ返事をしましょう。

toの後ろが仕事・話題なら「戻る」、人なら「返事をする」と文脈で判断します。

短い会話例

A: That reminds me—did you see the new café downstairs?
そういえば、下にできた新しいカフェ見ましたか?

B: Yes, it looks great. Anyway, let’s get back to the budget.
はい、よさそうですね。さて、予算の話へ戻りましょう。

A: Right. We need to decide the final amount today.
そうですね。今日、最終金額を決める必要があります。

まとめ

Let’s get back to … は、休憩・雑談・脱線のあとに「一緒に〜へ戻りましょう」「〜を再開しましょう」と促す表現です。

  • 元の活動へ一緒に戻る:Let’s get back to …
  • 話し手が本題へ戻る:To get back to the point
  • 次の項目へ進む:Let’s move on to …
  • 人へ返事をする:get back to + 人

Let’s get back to work. のような短い形から覚えると、会議だけでなく勉強や日常の作業にもすぐ使えます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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