「永続する」は英語で?last・endure・persist・be permanentの違いと簡単な言い換え

「永続する」は英語で?と書かれた英語学習記事のアイキャッチ

「この仕組みは永続する」「伝統を永続させる」「効果は永続しない」のように、日本語では同じ「永続する」を使えます。

英語では、ある期間続くなら last、困難に耐えて長く残るなら endure、止めようとしても続くなら persist、恒久的な状態なら be permanent が中心です。

「永続する=一つの英単語」と覚えるより、何が、どのような理由で、どのくらい続くのかに分解すると自然な英語を選べます。

「永続する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
last 一定期間続く 効果・関係・制度・物 Nothing lasts forever.
endure 困難を越えて長く残る 伝統・価値・作品・組織 The tradition has endured for centuries.
persist 抵抗や変化にもかかわらず続く 問題・傾向・信念・行動 The problem may persist.
be permanent 一時的でなく恒久的である 変更・制度・雇用・状態 The change is permanent.

一番自然な表現は場面で変わる

期間に注目するなら last

last は「ある期間続く」という最も使いやすい基本動詞です。永遠を保証する語ではなく、実際にどのくらい続くかに注目します。

  • Do you think this system will last?
    この制度は永続すると思いますか。
  • The effect will not last forever.
    その効果は永続しません。
  • Their friendship lasted a lifetime.
    二人の友情は生涯続きました。

last + 期間 のように、前置詞なしで期間を置けます。

  • The meeting lasted two hours.
  • The battery lasts all day.

困難を越えて残るなら endure

endure は、時間や困難に耐えて「長く残る」という硬めの表現です。伝統、価値、名作、関係など、長い年月を越えるものによく合います。

  • Her influence has endured for decades.
    彼女の影響は数十年にわたり永続しています。
  • These values will endure.
    これらの価値観は永続するでしょう。
  • The building was designed to endure.
    その建物は長く持つように設計されました。

なお、endure hardship のように目的語を取ると「苦難に耐える」という意味になります。

なくならず続くなら persist

persist は、変えようとしても、止めようとしても残り続ける感覚があります。問題、症状、誤解、傾向など、望ましくないものにもよく使われます。

  • The problem could persist for years.
    その問題は何年も続く可能性があります。
  • The belief persists today.
    その考えは現在も根強く残っています。
  • If the symptoms persist, see a doctor.
    症状が続く場合は医師に診てもらってください。

人の行動なら persist in + 名詞・動名詞 で「〜を粘り強く続ける」と言えます。

  • She persisted in asking questions.
  • He persisted with the plan.

一時的でないなら be permanent

permanent は動詞ではなく「恒久的な・永久的な」という形容詞です。変更、雇用、住所、損傷などについて、一時的ではないことを明確にします。

  • The new rule will be permanent.
    新しい規則は恒久的なものになります。
  • This arrangement is not permanent.
    この取り決めは永続するものではありません。
  • We need a permanent solution.
    私たちには恒久的な解決策が必要です。

last、endure、persist、be permanentの違いを示す図解

日本語の「永続する」と英語の意味のズレ

日本語の「永続する」は、単に長く続くことから、永遠に変わらないことまで幅広く表せます。英語では話し手の焦点を具体的にします。

  • どのくらい続くか → last
  • 時代や困難を越えて残るか → endure
  • なくならず続いてしまうか → persist
  • 一時的でなく恒久的か → be permanent

しゅみすけ(大山俊輔)

「永続する」という日本語から一語を探すのではなく、「長く続く」「困難を越えて残る」「一時的ではない」のどれかを考えると、英語が選びやすくなります。

場面別の自然な例文

会社・制度

  • No business model lasts forever.
    どんなビジネスモデルも永続するわけではありません。
  • We want to build a system that will endure.
    私たちは永続する仕組みを作りたいです。
  • The policy was never meant to be permanent.
    その方針はもともと永続させる予定ではありませんでした。

伝統・文化

  • I hope this tradition will endure.
    この伝統が永続することを願っています。
  • The story has lasted for generations.
    その物語は何世代にもわたって語り継がれています。
  • Some old customs still persist.
    一部の古い慣習は今も残り続けています。

効果・関係・状態

  • The benefits may not last.
    その効果は永続しないかもしれません。
  • We built a friendship that endured.
    私たちは長く続く友情を築きました。
  • The change appears to be permanent.
    その変化は恒久的なもののようです。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

endurepersist が出てこなくても、基本語で十分に伝えられます。永続した結果、何が起きるのかを言ってみましょう。

伝えたいこと 基本語による言い換え
この制度は永続する We will keep this system for a long time.
その伝統を永続させたい We want people to keep this tradition.
この効果は永続しない This effect will end someday.
その変化は永続的だ It will not change back.
問題が永続している The problem is still here.

for a long timekeepstillnot end のような基本語を使えば、難しい単語を知らなくても意味を組み立てられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「永続する」が出てこなければ、「長い間続く」「終わらない」「元に戻らない」と言い換えれば大丈夫です。

よくある間違い

lastにforを重ねない

期間を直接置く場合は last two years です。「2年間続く」を last for two years と言うこともできますが、last for during two years のように前置詞を重ねません。

permanentを動詞として使わない

  • ○ The change is permanent.
  • × The change permanents.

persistは目的語を直接取らない

「計画を続ける」なら continue the plan が自然です。persistは通常、The problem persists.persist in doing の形にします。

foreverを安易に使わない

forever は「永遠に」で、日常会話では誇張にもなります。「長く続く」だけなら last a long time のほうが正確です。

「存続する」「継続する」との違い

FAQ

「永続的な」は英語で?

一般には permanent です。「長く続く」という意味なら lasting、「永遠の」という非常に強い意味なら eternal も使われます。

「永続させる」は英語で?

対象により make it lastkeep it goingpreserve it for future generations などが自然です。

lastとcontinueの違いは?

last は期間に注目し、continue は活動や状態が途中で止まらず続くことに注目します。

endureとpersistの違いは?

endure は時間や困難を越えて価値あるものが残る場面にも使えます。persist は、問題や傾向などが抵抗にもかかわらず残る感覚が強い表現です。

「永遠に続く」は英語で?

last forever が自然です。ただし断定が強いため、現実的に「長く続く」なら last a long time を使えます。

まとめ

  • ある期間続く:last
  • 困難や長い時間を越えて残る:endure
  • 抵抗にもかかわらず続く:persist
  • 一時的でなく恒久的である:be permanent

難しい表現が出てこないときは、It will continue for a long time.It will not end.It will not change back. のように、基本語で「どのように続くのか」を説明しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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