
言ってしまったことを後悔する。あのとき行けばよかったと後悔する。もっと勉強すべきだったと後悔する。日本語ではどれも「後悔する」ですが、英語では後悔そのものを述べるのか、過去が違えばよかったと思うのか、取るべき行動を振り返るのかで表現が変わります。
代表的なのは regret、wish I had …、should have+過去分詞 です。文法は少し違いますが、意味の軸をつかめば使い分けられます。
「~したことを後悔している」と直接述べるなら I regret …。過去を変えられたらいいのにと思うなら I wish I had …。「~すべきだった」と自分の行動を振り返るなら I should have … を使います。
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「後悔する」を表す3つの基本表現
| 英語 | 後悔の中心 | 基本の形 |
|---|---|---|
| regret | したこと・しなかったことを後悔する | regret+名詞/動名詞 |
| wish I had … | 過去が違っていればよかったと思う | wish+主語+had+過去分詞 |
| should have … | ~すべきだったと振り返る | should have+過去分詞 |
会話で最も作りやすいのは I should have … と、その否定形 I shouldn’t have … です。

regret:したこと・しなかったことを後悔する
regret は「後悔する」という意味の動詞です。後ろに名詞や動名詞を続けて、何を後悔しているかを表します。
- I regret my decision.
自分の決断を後悔しています。 - I regret saying that.
あんなことを言ったのを後悔しています。 - She regrets leaving her job.
彼女は仕事を辞めたことを後悔しています。 - I regret not taking that chance.
あの機会を生かさなかったことを後悔しています。
「~したことを後悔する」は regret doing、「~しなかったことを後悔する」は regret not doing です。
I regret it. だけでも「それを後悔しています」と言えます。何を指しているか会話で明らかなときに便利です。
wish I had …:過去が違っていればよかった
I wish I had+過去分詞 は、すでに終わった過去について「実際とは違っていればよかったのに」と思う表現です。
- I wish I had studied harder.
もっと一生懸命勉強しておけばよかった。 - I wish I had gone with you.
あなたと一緒に行けばよかった。 - I wish I had listened to her.
彼女の話を聞いておけばよかった。 - I wish I hadn’t said that.
あんなことを言わなければよかった。
実際には「勉強しなかった」「行かなかった」「言ってしまった」という、変えられない過去への気持ちを表します。
否定は I wish I hadn’t+過去分詞 です。「しなかったらよかった」と、日本語とは肯定・否定の向きが混乱しやすいので、例文ごと覚えるのがおすすめです。
should have …:~すべきだった
should have+過去分詞 は、過去を振り返って「その行動を取るべきだった」と言う形です。反省や軽い後悔を日常会話で自然に表せます。
- I should have called you.
あなたに電話すべきでした。 - I should have left earlier.
もっと早く出発すべきでした。 - We should have booked a table.
席を予約しておくべきでした。 - I should have studied more.
もっと勉強すべきでした。
「~すべきではなかった」は shouldn’t have+過去分詞 です。
- I shouldn’t have said that.
あんなことを言うべきではありませんでした。 - I shouldn’t have bought it.
それを買うべきではありませんでした。 - We shouldn’t have waited so long.
あんなに長く待つべきではありませんでした。
regret・wish・should haveの違い
たとえば「あんなことを言ったのを後悔している」は、3通りで表せます。
| 英語 | ニュアンス |
|---|---|
| I regret saying that. | 言ったことへの後悔を直接述べる |
| I wish I hadn’t said that. | 言わなかった過去に変えたいと思う |
| I shouldn’t have said that. | 言うべきではなかったと反省する |
大きな違いはありますが、日常会話では同じ場面で使えることも多くあります。初心者はまず、具体的な行動を入れやすい should have / shouldn’t have から使ってみましょう。
場面別:「後悔する」の自然な英語
言ってしまったことを後悔する
I regret what I said.
自分が言ったことを後悔しています。
I shouldn’t have said that.
あんなことを言うべきではありませんでした。
買ったことを後悔する
I regret buying this.
これを買ったことを後悔しています。
I shouldn’t have bought it.
買わなければよかった。
行かなかったことを後悔する
I regret not going.
行かなかったことを後悔しています。
I wish I had gone.
行けばよかった。
もっと早く始めればよかった
I wish I had started earlier.
もっと早く始めればよかった。
I should have started earlier.
もっと早く始めるべきでした。
別れたことを後悔する
I regret breaking up with him.
彼と別れたことを後悔しています。
I wish we were still together.
今も一緒だったらよかったのに。
後者は過去の行動より、現在の「一緒ではない」状況を残念に思う表現です。
単語や文法が出てこないときの簡単な言い換え
regretや過去完了が出てこなくても、「間違いだった」「違う選択をした」「次は変える」と基本語で後悔を伝えられます。
- It was a mistake.
それは間違いでした。 - I made the wrong choice.
間違った選択をしました。 - That was not a good idea.
あれはよい考えではありませんでした。 - I don’t feel good about it.
そのことをよく思っていません。 - Next time, I’ll do it differently.
次は違うようにします。 - I want to change it if I can.
できるなら変えたいです。
「後悔する」を一語で言えなくても、過去への評価と次にどうするかを言えば気持ちは十分伝わります。むしろ Next time, I’ll do it differently. は、前向きで会話を続けやすい表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
「後悔する」を難しい一語に置き換えなくても大丈夫です。まずは It was a mistake. や I made the wrong choice. のように、伝えたい中身を簡単な英語へ分けてみましょう。知っている単語で最後まで言い切るほうが、会話ではずっと役に立ちます。
「後悔していない」は英語で?
- I don’t regret it.
後悔していません。 - I have no regrets.
後悔はありません。 - I’d make the same choice again.
もう一度でも同じ選択をします。 - It was the right decision for me.
私にとって正しい決断でした。
No regrets! は「後悔なし!」というカジュアルな言い方です。強い決意や前向きな振り返りに使われます。
regret doingとregret to doの違い
regret doing は「すでにしたことを後悔する」です。一方、regret to do は主に、これから伝える残念な知らせについて「残念ながら~します」というフォーマルな表現です。
- I regret telling him the truth.
彼に真実を話したことを後悔しています。 - We regret to inform you that your application was unsuccessful.
残念ながら、応募は不採用となりました。
日常の「後悔する」では、まず regret doing を覚えれば十分です。
「後悔する」の英語でよくある間違い
regretの後ろにそのまま動詞の原形を置かない
× I regret say that.
○ I regret saying that.
should haveの後ろは過去分詞
× I should have go.
○ I should have gone.
callならcalled、sayならsaid、goならgoneです。
過去へのwishはhad+過去分詞
× I wish I went there.
○ I wish I had gone there.
過去の出来事を変えたい気持ちには wish+had+過去分詞 を使います。
「後悔する」の英語に関するFAQ
「めっちゃ後悔している」は英語で?
I really regret it.、I regret it so much. と言えます。深い後悔なら I deeply regret what I did. も使えます。
「後悔しても遅い」は英語で?
It’s too late for regrets. や There’s no point in regretting it now. と言えます。簡単には It’s too late to change it. でも伝わります。
「やらない後悔より、やる後悔」は英語で?
直訳するより、I’d rather try and regret it than regret not trying.(やらなかったことを後悔するより、やって後悔するほうがいい)のように表せます。初心者なら I want to try. I don’t want to regret doing nothing. と分けても自然です。
「あのときに戻りたい」は英語で?
I wish I could go back to that time. と言えます。さらに簡単に I want to go back and change it. でも気持ちは伝わります。
「一生後悔する」は英語で?
I’ll regret it for the rest of my life. と言います。強い表現なので、本当に大きな後悔に使います。
まとめ
- regret:したこと・しなかったことへの後悔を直接述べる
- wish I had …:過去が違っていればよかったと思う
- should have …:~すべきだったと振り返る
- shouldn’t have …:~すべきではなかったと反省する
まずは I should have … と I shouldn’t have … を、具体的な行動と一緒に覚えましょう。難しい形が出てこないときは、It was a mistake. や Next time, I’ll do it differently. と、基本語で過去の評価と今後の行動を伝えれば大丈夫です。









