
「私たち、もう付き合いが長いよね」「彼女とは学生時代からの付き合いです」。この日本語の「付き合い」は、必ずしも恋愛を意味しません。
英語では、どれくらい前から知っているか、友人なのか同僚なのか、そして恋人同士なのかを分けて表します。
We’ve known each other for years.
まず覚えたい基本表現
私たちはもう何年もの付き合いです。
いちばん無難なのは have known each other for years。会話らしく言うなら go way back も便利です。
Contents
- 1 「付き合いが長い」の基本は have known each other for years
- 2 go way back は「昔からの長い付き合い」
- 3 a longtime friend は「長年の友人」
- 4 「長年友達です」なら have been friends for years
- 5 初心者なら We met many years ago. でも伝わる
- 6 友人との会話で使える例文
- 7 職場・仕事関係の「付き合いが長い」
- 8 恋人同士の「付き合いが長い」は別表現
- 9 避けたい直訳・紛らわしい表現
- 10 場面別の早見表
- 11 ミニ会話で感覚をつかもう
- 12 「長い付き合い」と相性のよい人間関係表現
- 13 まとめ
「付き合いが長い」の基本は have known each other for years
We’ve known each other for years.
直訳すると「私たちは何年も前からお互いを知っています」。友人、知人、同僚など、関係を限定せずに使えます。
We have known は現在完了形です。昔に知り合い、その関係が今も続いていることを表します。
I’ve known Mika for over twenty years.
ミカとは20年以上の付き合いです。
We’ve known each other since college.
私たちは大学時代からの付き合いです。
期間なら for、始まった時点なら since を使います。
- for ten years:10年間
- for a long time:長い間
- since high school:高校時代から
- since 2005:2005年から
know ではなく have known にする
「20年前から知り合いです」を We know each other for twenty years. とするのは不自然です。
今まで続く期間を含むので、We’ve known each other for twenty years. と言いましょう。
go way back は「昔からの長い付き合い」
We go way back.
くだけた会話でよく使う表現です。「私たちはずっと昔からの仲だ」「長い付き合いなんだ」という親しみを感じさせます。
How do you know Ken?
ケンとはどういう知り合い?
We go way back.
昔からの長い付き合いなんだ。
way はここでは「ずっと」という強調。単に期間が長いだけでなく、共有してきた歴史がある感じです。
Lisa and I go way back—we were classmates in elementary school.
リサとは昔からの仲で、小学校の同級生だったんです。
仕事の正式な文書より、友人との会話や気さくな自己紹介に向いています。
go back to+時点・時代
始まりを具体的にするなら go back to が使えます。
We go back to high school.
私たちは高校時代からの付き合いです。
Our friendship goes back to college.
私たちの友情は大学時代から続いています。
Our relationship goes back … も可能ですが、relationship は文脈によって恋愛関係にも聞こえるため、友情なら friendship が明確です。

a longtime friend は「長年の友人」
She’s a longtime friend of mine.
longtime は名詞の前で「長年の」という意味になる形容詞です。相手が友人だとはっきり言いたいときに便利です。
Tom is a longtime friend of our family.
トムは私たち家族と長い付き合いの友人です。
I had lunch with an old friend yesterday.
昨日、昔からの友人と昼食を食べました。
old friend は通常「年を取った友人」ではなく「昔からの友人」。ただし文脈によって曖昧になるため、longtime friend のほうが明確です。
long-time friend というハイフン付きの表記も見かけますが、longtime friend が広く使われています。
「長年友達です」なら have been friends for years
友情をはっきり伝えたいなら、have been friends が自然です。
We’ve been friends for a long time.
私たちは長い間、友達です。
We’ve been close friends since junior high.
私たちは中学時代から親しい友達です。
have known each other は「知り合って長い」だけで、親しいとは限りません。
We’ve known each other for years, but we’re not especially close.
付き合いは長いですが、それほど親しいわけではありません。
日本語の「付き合いが長い」には、このような距離感も含められます。親密さを勝手に足さないことがポイントです。
初心者なら We met many years ago. でも伝わる
現在完了形がすぐに出てこないときは、過去形でシンプルに言っても大丈夫です。
We met many years ago.
私たちは何年も前に出会いました。
この文は「今も関係が続いている」とまでは文法上明示しませんが、会話の流れがあれば十分伝わります。
- We went to school together.(同じ学校に通っていました)
- She’s an old friend.(彼女は昔からの友人です)
- We’ve been friends for a long time.(長い間友達です)
- We know each other very well.(お互いをよく知っています)
難しい一文を作ろうとせず、知り合った時期や共通の経験を一文ずつ足すと話しやすくなります。
友人との会話で使える例文
Yuki and I have known each other since we were kids.
ユキとは子どものころからの付き合いです。
We go way back, so she knows me really well.
長い付き合いなので、彼女は私のことをよく分かっています。
I’ve known him long enough to know when he’s worried.
彼が心配していると分かるくらい、長い付き合いです。
We don’t see each other often, but we’ve been friends for years.
頻繁には会いませんが、長年の友人です。
「付き合いが長いから分かる」は、I’ve known her for years, so I know how she thinks. のように理由まで続けると自然です。
職場・仕事関係の「付き合いが長い」
同僚や取引先なら、単に know よりも関係の種類を明示すると伝わりやすくなります。
We’ve worked together for over ten years.
私たちは10年以上一緒に仕事をしています。
She’s a longtime colleague of mine.
彼女は長年の同僚です。
We have a long-standing working relationship.
私たちは長年にわたる仕事上の関係があります。
long-standing は「長年続いている」という少しフォーマルな形容詞です。顧客や取引先との関係にも合います。
He’s been a client of ours for many years.
彼とは顧客として長い付き合いです。
We go way back. は仕事相手にも使えますが、かなり個人的で親しい響きになります。
恋人同士の「付き合いが長い」は別表現
日本語では恋愛にも「付き合う」を使いますが、英語の know や go way back だけでは恋人だと伝わりません。
We’ve been together for eight years.
私たちは付き合って8年になります。
We’ve been dating for a long time.
私たちは長い間付き合っています。
be together は文脈上「恋人・夫婦として一緒にいる」、date は「恋愛関係で交際する」です。
We’ve known each other for ten years. なら、知り合って10年という意味。交際期間が10年とは限りません。
恋愛としての「付き合う」は、「交際する」の英語表現もあわせて確認してみてください。
避けたい直訳・紛らわしい表現
× We associate for a long time.
associate with は「関係を持つ・付き合う」という辞書訳がありますが、日常会話の「長い付き合い」には硬く不自然です。
We’ve known each other for a long time. のほうが自然です。
△ We have a long relationship.
文法的には可能ですが、relationship は恋愛関係を連想させることがあります。
友人なら We’ve been friends for years.、仕事なら We have a long-standing working relationship. と具体的にしましょう。
× We have dated for years.(友人の意味で)
date は恋愛として付き合う意味です。長年の友人については使えません。
場面別の早見表
- 関係を限定せず「何年も前から知り合い」:We’ve known each other for years.
- 親しみを込めて「昔からの仲」:We go way back.
- 「長年の友人」と名詞で説明:She’s a longtime friend.
- 友情が続いている:We’ve been friends for years.
- 仕事仲間:We’ve worked together for years.
- 恋人として交際が長い:We’ve been together for years.
ミニ会話で感覚をつかもう
A: How do you two know each other?
お二人はどういうお知り合いですか?
B: We go way back. We met in college.
昔からの仲なんです。大学で出会いました。
A: Is Emi a close friend?
エミさんは親友ですか?
B: Yes. We’ve been friends for over fifteen years.
はい。15年以上の友人です。
A: Have you worked with Mr. Lee before?
リーさんとは以前お仕事を?
B: Yes, we’ve worked together for years.
はい、長い付き合いです。
「長い付き合い」と相性のよい人間関係表現
長く知っている相手とは、「気が合う」「価値観が合う」などの表現も一緒に使いやすいです。
まとめ
「付き合いが長い」を最も幅広く言えるのは We’ve known each other for years. です。
親しみのある会話なら We go way back.、友人だと明示するなら a longtime friend や We’ve been friends for years. が自然です。
恋人なら We’ve been together for years.、仕事仲間なら We’ve worked together for years.。日本語の「付き合い」が何を指すかを一歩具体的にすると、英語はぐっと選びやすくなります。
まずは We’ve known each other for years. を一文まるごと覚えて、相手との関係に合わせて言い換えてみましょう。









