「問題になる」は英語で?become a problem・be a problem・cause problemsの違い

「問題になる」の英語表現 become a problem・be a problem・cause problems

「問題になる」は、場面によって英語が変わります。いちばん基本的なのは become a problem ですが、「それは問題です」と判断するなら be a problem、「何かが問題を引き起こす」なら cause problems が自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語では全部「問題になる」と言えても、英語では「変化」「今の状態」「原因」のどこを見ているかで表現が変わります。まずはこの3つに分けると迷いにくいですよ。

「問題になる」の基本はbecome a problem

become a problem は、「今までは問題ではなかったものが、これから問題になる・問題化する」という変化を表します。

  • This could become a problem later.
    これは後で問題になるかもしれません。
  • The delay is becoming a serious problem.
    その遅れは深刻な問題になりつつあります。
  • Small misunderstandings can become bigger problems.
    小さな誤解が、より大きな問題になることがあります。

become はやや中立的で、ビジネスでも日常会話でも使えます。会話では turn into a problem もよく使われ、「結果として問題へ変わる」という流れが少し強く出ます。

  • A minor issue turned into a major problem.
    小さな問題が大問題になりました。

be a problemは「問題だ・支障になる」

be a problem は変化よりも、今の時点で「問題である」「支障になる」と判断するときの表現です。日本語では未来の文脈でも「問題になる」と訳せます。

  • Will that be a problem?
    それは問題になりますか?/それで都合が悪いですか?
  • Parking may be a problem.
    駐車が問題になるかもしれません。
  • It won’t be a problem.
    問題にはなりませんよ。

特に Will that be a problem? は、日程・費用・条件などが「相手にとって差し支えないか」を丁寧に確認する便利な言い方です。

cause problemsは「問題を引き起こす」

cause problems は、主語になる人・物・行動が原因となって問題を起こすことを表します。「それをすると問題になる」のような日本語に合います。

  • This change could cause problems for customers.
    この変更は顧客にとって問題になる可能性があります。
  • Skipping this step may cause problems later.
    この手順を飛ばすと、後で問題になるかもしれません。
  • I don’t want to cause any problems.
    問題を起こしたくありません。

単数の cause a problem は特定の一つの問題、複数形の cause problems は漠然としたトラブル全般を指すのが基本です。

become a problem・be a problem・cause problemsの違い

pose a problemはフォーマルな「問題をもたらす」

pose a problem は「問題を提示する・難題となる」という、ややフォーマルな表現です。報告書、ニュース、会議などで使われます。

  • The new rule poses a problem for small businesses.
    その新しい規則は、小規模企業にとって問題になります。
  • This may pose a serious problem.
    これは深刻な問題となる可能性があります。

日常会話なら be a problemcause problems のほうが簡単で自然なことが多いです。

「問題になる」を場面別に言い分ける

伝えたいこと 自然な英語 ポイント
問題ではなかったものが問題化する become a problem 変化に注目
今・今後の支障になる be a problem 状態や判断に注目
何かが問題を起こす cause problems 原因に注目
難題をもたらす pose a problem ややフォーマル
大きな問題へ発展する turn into a problem 結果への変化を強調

よくある間違い

become problemではなくbecome a problem

problem は数えられる名詞です。一つの問題なら冠詞を付けて a problem とします。

  • × It may become problem.
  • It may become a problem.

「私にとって問題になる」はfor me

誰にとって支障になるかは、基本的に for で示します。

  • That would be a problem for me.
    それは私にとって問題になります。
  • The price could become a problem for some students.
    その価格は一部の学生にとって問題になる可能性があります。

会話ですぐ使える例文

  • A: Can we move the meeting to Friday?
    会議を金曜日に変更できますか?
    B: That won’t be a problem.
    問題ありません。
  • A: Do we need to fix this now?
    これは今直す必要がありますか?
    B: Yes. It could become a bigger problem.
    はい。もっと大きな問題になるかもしれません。
  • A: Will the delay cause any problems?
    遅れによって何か問題になりますか?
    B: It may cause a few problems for the sales team.
    営業チームには多少問題が出るかもしれません。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら、「問題へ変わる」ならbecome、「問題だ」と判断するならbe、「問題を起こす」ならcause。この3本で、ほとんどの場面を自然に言えます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

become a problempose a problem が出てこなくても、bad、difficult、worryなどで具体的に言えます。

  • This may be bad later.
    これは後でよくないことになるかもしれません。
  • This could make things difficult.
    これによって物事が難しくなるかもしれません。
  • We need to fix this now.
    これは今、直す必要があります。
  • I’m worried about what will happen next.
    次に何が起きるか心配です。

「問題になる」と名付けず、何が困るのか、今どうする必要があるのかを伝える方法もあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

problemが出なくても、difficultやworryで説明できます。「後で困る」「今直す必要がある」と結果や対応を言うほうが具体的です。

まとめ

「問題になる」は、変化なら become a problem、現在や未来の支障なら be a problem、原因を示すなら cause problems が基本です。フォーマルな場面では pose a problem、問題へ発展する流れを強調するなら turn into a problem も使えます。

「なる」をいつもbecomeに置き換えるのではなく、英語では何を主語にし、変化・状態・原因のどれを伝えたいかで選ぶのがコツです。

関連記事:「当たり前になる」は英語で?become the norm・get used toの違い「習慣になる」は英語で?become a habit・make it a habitの違い

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

日本語のニュアンス表現を英語での一覧