「頼られる」は英語で?rely on・turn to・count onの自然な言い方

「頼られる」は英語で?people rely on me・turn to me・count on meの違い

「職場で頼られている」「困ったときに頼られる人になりたい」。日本語では受け身の「頼られる」で自然に表せますが、英語では必ずしも受動態にしません。多くの場合、頼る人を主語にして People rely on me. のように言うほうが自然です。

先に結論を言うと、普段から頼りにされるなら People rely on me.、困ったときに相談されるなら People turn to me.、仕事や役割を任せられると期待されるなら People count on me. が基本です。

「頼られる」の英語を先に比較

表現 中心のニュアンス 自然な場面
People rely on me. 普段から支え・助けとして頼りにする 仕事、家庭、チーム
People depend on me. 自分がいないと困るほど依存している 生活、責任、重要な役割
People count on me. やってくれると期待・信頼している 仕事、約束、締め切り
People turn to me. 困ったときに相談・助けを求めに来る 悩み、助言、緊急時
I’m the go-to person. その分野で真っ先に頼られる人 専門知識、社内担当

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「頼られる」をそのまま受動態にしようとすると難しく感じます。英語では「誰が私を頼るのか」を主語にして、My coworkers rely on me. のように組み立てると簡単ですよ。

普段から頼りにされるならPeople rely on me.

rely on+人 は、その人を支えや助けとして「頼る」という意味です。「頼られる」は、頼る側を主語にして People rely on me. と言うのが自然です。

My coworkers rely on me.
同僚たちは私を頼りにしています。

A lot of people rely on her at work.
職場では多くの人が彼女を頼っています。

I’m happy that my team relies on me.
チームに頼られていることがうれしいです。

英語にも I’m relied on by my coworkers. という受動態は作れますが、by 以下が長くなりやすく、普通の会話では My coworkers rely on me. のほうが直接的です。

depend onは「自分がいないと困る」

depend on も「頼る」ですが、rely on より必要性や依存の度合いが強くなることがあります。

My family depends on me.
家族は私を頼りにしています。

Several employees depend on her decisions.
何人もの社員が彼女の判断を頼りにしています。

Everyone depends on me to keep the project moving.
プロジェクトを進めるため、みんなが私を頼りにしています。

depend on 人 to do で「人が〜してくれることに頼る」です。金銭・生活・業務の継続など、必要不可欠な支えには depend on が合います。

期待されて任せられるならPeople count on me.

count on+人 は「その人ならやってくれると当てにする」という会話的な表現です。仕事や約束をきちんと果たす人として頼られる場面に向きます。

My boss counts on me to solve problems quickly.
上司は、私が問題をすぐ解決すると頼りにしています。

The whole team is counting on me.
チーム全員が私を頼りにしています。

People know they can count on me.
みんな、私を頼りにできると分かっています。

You can count on me. は「私に任せて」「頼っていいよ」という定番表現です。頼られる側から安心させたいときに便利です。

困ったときに相談されるならPeople turn to me.

turn to+人 は、困ったときに「人のところへ助け・助言を求めに行く」という意味です。いつも依存しているのではなく、問題が起きたときに頼られるイメージです。

My friends often turn to me for advice.
友人たちはよく私に相談してきます。

People turn to her when things go wrong.
問題が起きると、みんな彼女を頼ります。

He turned to me for help.
彼は私に助けを求めました。

よく使う形は turn to 人 for 助け・助言 です。for の後ろには helpadvicesupport などを置きます。

普段から頼りにされる・困ったとき相談される・任せられると思われる英語の違い

その分野で頼られる人ならthe go-to person

the go-to person は、特定のことについて「まずこの人に聞けばよい」と思われている人です。

I’m the go-to person for computer problems.
パソコンの問題では、私はいつも頼られる人です。

She’s our go-to person for customer complaints.
顧客からの苦情について、彼女は社内で頼られる担当者です。

He became the go-to person on the team.
彼はチームで頼られる存在になりました。

go-to は名詞の前に置くため、ハイフンを入れます。「頼られる人になりたい」なら I want to become someone people can rely on. も自然です。

「頼られすぎる」は肯定的とは限らない

日本語の「頼られる」は褒め言葉になりやすい一方、負担が大きい場面もあります。英語では状況を具体的に足すと誤解がありません。

Everyone relies on me too much.
みんな私を頼りすぎます。

I like being helpful, but I can’t do everything.
役に立つのは好きですが、何でもできるわけではありません。

Too many people depend on me at work.
職場であまりにも多くの人に頼られています。

日常・仕事・人間関係の例文

仕事で

My manager relies on me to train new staff.
上司は新人教育を私に任せています。

I want to be someone my team can count on.
チームに頼られる人になりたいです。

People come to me when they need a quick decision.
すぐ判断が必要なとき、みんな私のところへ来ます。

友人・家族で

My sister always turns to me when she has a problem.
妹は困ったことがあると、いつも私を頼ります。

My parents know they can rely on me.
両親は私を頼りにできると分かっています。

恋愛・人間関係で

My partner depends on me for emotional support.
パートナーは心の支えとして私を頼っています。

I want us to rely on each other.
お互いに頼り合える関係になりたいです。

短い会話例

A: Why does everyone ask you?
どうしてみんな、あなたに聞くの?

B: I’m the go-to person for this system.
このシステムについては、私が頼られる担当なんです。

A: Can you handle the client meeting?
顧客との会議を担当できる?

B: Of course. You can count on me.
もちろん。任せてください。

日本人が間違えやすいポイント

「頼られる」を無理に受動態にしない

be relied on は文法的に正しい表現です。ただし、会話では頼る人を主語にするほうが自然で分かりやすいことが多いです。

△ I’m relied on by many coworkers.

○ Many coworkers rely on me.
多くの同僚に頼られています。

relyとtrustは同じではない

trust は相手の誠実さや判断を「信じる」、rely on は実際の支えとして「頼る」です。信頼していても、特定の仕事を頼っているとは限りません。詳しい違いはrely on・depend on・count on・trustの違いで確認できます。

「相談される」はbe consultedだけではない

I’m often consulted. は「意見を求められる」という硬めの表現です。友人や同僚が困って自分のところへ来る日常会話なら、People turn to me for advice. のほうが自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

rely on や count on が出てこなくても、「みんなが私に質問する」「困ると私のところへ来る」と言えば状況は伝わります。受け身の一語訳を探すより、実際に起きる行動へ分けてみましょう。

この表現を知らなければ、どう言えばいい?

  • People often ask me for help.
    みんな、よく私に助けを求めます。
  • My coworkers ask me many questions.
    同僚たちは私にたくさん質問します。
  • People come to me when they have a problem.
    みんな、問題があると私のところへ来ます。
  • My boss gives me important work.
    上司は私に重要な仕事を任せます。
  • They know I will help them.
    彼らは、私が助けると分かっています。

少し説明的ですが、「誰が」「どんなときに」「何を求めてくるか」が明確なので、十分自然に伝わります。

よくある質問

「頼られる人」は英語で?

someone people can rely on が分かりやすい表現です。特定分野でいつも頼られる人なら the go-to person を使えます。

「人から頼られるのがうれしい」は英語で?

I’m happy that people rely on me.I like being someone people can count on. と言えます。

「頼りにしているよ」は英語で?

I’m counting on you. は「やってくれると期待しているよ」、I know I can rely on you. は「あなたなら頼れると分かっている」です。前者は状況によってプレッシャーにもなります。

reliableは「頼られる」?

reliable は「頼れる・信頼できる」という性質です。She’s reliable. は「彼女は頼りになります」。実際に周囲が彼女を頼っていることを言うなら People rely on her. が明確です。

まとめ

「頼られる」は日本語では受け身ですが、英語では頼る側を主語にするのが自然です。

  • 普段から頼りにされる:People rely on me.
  • 必要不可欠な存在として頼られる:People depend on me.
  • 任せられると期待される:People count on me.
  • 困ったときに相談される:People turn to me.
  • その分野で真っ先に頼られる:I’m the go-to person.

表現を忘れたら、People ask me for help.People come to me when they have a problem. と、周囲の行動を簡単な英語で説明しましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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