
「失望する」は英語で、まず I’m disappointed. と言えます。単に悲しいのではなく、期待していた結果にならず「がっかりした」という気持ちを表す言葉です。
ただし、人に期待を裏切られたなら feel let down、信頼そのものを失ったなら lose faith in も使えます。この記事では、3表現の違いと disappointed の前置詞を初心者向けに整理します。
Contents
「失望する」は英語で?まずは結論
- I’m disappointed.:期待外れで失望している・がっかりしている
- I feel let down.:人や組織に期待を裏切られたと感じる
- I lost faith in ~.:~への信頼・信念を失った

迷ったら、まず I’m disappointed. で大丈夫です。日常の小さながっかりから、人への強い失望まで幅広く使えます。
disappointed:期待外れで「失望した」
disappointed は、自分が期待していたものより結果が悪かったときの気持ちを表します。基本は be動詞+disappointed です。
- I’m disappointed.
失望しています。/がっかりです。 - I was really disappointed.
本当にがっかりしました。 - She looked disappointed.
彼女はがっかりした様子でした。 - We’re disappointed that the event was canceled.
イベントが中止になって残念です。
日本語の「失望する」につられて I disappointed. とすると不自然です。自分の気持ちは I’m disappointed. と言いましょう。
disappointed in・with・aboutの違い
disappointed の後ろには、失望の対象に合わせて前置詞を置けます。実際の会話では多少重なることもありますが、次の目安が便利です。
disappointed in:人の行動・人柄に失望
- I’m disappointed in him.
彼には失望しています。 - I’m disappointed in myself.
自分自身にがっかりしています。
in は、人の行動や人格、能力に期待していたのに裏切られた、という響きが出やすい表現です。親が子どもに I’m disappointed in you. と言うと、かなり重く響くことがあります。
disappointed with:結果・品質・サービスに不満
- I’m disappointed with the result.
その結果には失望しています。 - We were disappointed with the service.
私たちはそのサービスにがっかりしました。
商品、結果、対応、サービスなど「得られたもの」にがっかりした場合は with が自然です。
disappointed about:出来事について残念
- I’m disappointed about the cancellation.
中止になったことを残念に思っています。 - She was disappointed about not getting the job.
彼女はその仕事に就けなかったことにがっかりしていました。
起きた出来事や状況について残念に思う場合は about が使えます。文章なら disappointed that + 文 も便利です。
disappointing:人をがっかりさせる物事
disappointing は、結果・映画・試合など「人を失望させるもの」に使います。
- The result was disappointing.
その結果は残念なものでした。 - The movie was disappointing.
その映画は期待外れでした。 - It’s disappointing to hear that.
それを聞いて残念です。
自分が失望しているなら I’m disappointed. です。I’m disappointing. と言うと「私は人をがっかりさせるような人です」という意味になってしまいます。
let down:期待を裏切られてがっかり
let down は「期待を裏切る・がっかりさせる」という句動詞です。人や組織を頼りにしていたのに、必要なときに助けてもらえなかったような場面でよく使います。
- I feel let down.
期待を裏切られた気がします。 - He really let me down.
彼には本当にがっかりさせられました。 - I don’t want to let you down.
あなたを失望させたくありません。 - She felt let down by her team.
彼女はチームに裏切られたように感じました。
disappointed は結果にも人にも使えますが、let down は人との約束・信頼・支援への期待が外れた感じを強く出せます。
lose faith in:信頼そのものを失う
lose faith in ~ は、人・組織・制度などへの信頼や信念を失うことです。一度の小さながっかりよりも、失望が積み重なって「もう信じられない」と感じるような強い表現です。
- I lost faith in him.
彼への信頼を失いました。 - People are losing faith in the system.
人々はその制度への信頼を失いつつあります。 - Don’t lose faith in yourself.
自分を信じる気持ちを失わないで。
単に予定が中止になって残念、という程度なら lose faith は強すぎます。その場合は I’m disappointed. が自然です。
紹介した表現が出てこないときの簡単な言い換え
disappointed が思い出せなくても、基本語で気持ちは伝えられます。
- I’m sad about it.
そのことを悲しく思います。 - I expected more.
もっと期待していました。 - It wasn’t what I expected.
期待していたものとは違いました。 - I thought it would be better.
もっと良いと思っていました。 - That’s too bad.
それは残念です。
自分の期待外れを伝えるなら、It wasn’t what I expected. は簡単で応用しやすい表現です。商品、映画、ホテル、サービスなど幅広く使えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
「失望する」を難しい一語に置き換えなくても大丈夫です。まずは I’m sad about it. や I expected more. のように、伝えたい中身を簡単な英語へ分けてみましょう。知っている単語で最後まで言い切るほうが、会話ではずっと役に立ちます。
相手に「失望した」と伝えるときの注意
I’m disappointed in you. は、相手の人格や行動を強く責めるように響くことがあります。具体的な行動について話すと、必要以上に攻撃的になりにくくなります。
- I was disappointed that you didn’t call.
電話をくれなかったことが残念でした。 - I felt let down when you canceled at the last minute.
直前にキャンセルされて、期待を裏切られたように感じました。
「あなたには失望した」と人全体を評価するより、何が起きてどう感じたかを伝えるほうが、会話を続けやすくなります。
会話で使ってみよう
A: How was the restaurant?
B: Honestly, I was disappointed with the food. I expected more.
A:レストランはどうだった?
B:正直、料理にはがっかりしたよ。もっと期待してた。
A: Are you still working with him?
B: No. He let me down too many times, and I lost faith in him.
A:まだ彼と仕事してるの?
B:いや。何度も期待を裏切られて、彼への信頼を失ったんだ。
まとめ
- 期待外れで失望:I’m disappointed.
- 人に期待を裏切られた:I feel let down.
- 信頼そのものを失った:I lost faith in ~.
- 人には disappointed in、結果・サービスには disappointed with が目安
- 自分の気持ちは disappointed、残念な物事は disappointing
- 言葉が出なければ It wasn’t what I expected. で伝えられる
まずは I’m disappointed. を基本にして、誰かに期待を裏切られたなら let down、信頼まで失ったなら lose faith in と使い分けてみましょう。









