
rely onは「〜に頼る・〜を頼りにする」という意味です。ただ助けを求めるだけでなく、その人・物が支えてくれると信じて任せる感覚があります。
You can rely on me.
私を頼っていいですよ。
We rely on this system every day.
私たちは毎日このシステムを頼りにしています。
この記事では、relyとonから意味を理解し、語順、自然な例文、depend on・count on・trustとの違い、簡単な言い換えまで整理します。
Contents
rely onの基本的な意味
rely on+人・物で「人・物を頼る」「支えとして当てにする」を表します。
I rely on my sister for honest advice.
私は率直な助言が欲しいとき、姉を頼りにしています。
Many small businesses rely on repeat customers.
多くの小規模事業者はリピーターに支えられています。
Can we rely on this information?
この情報は信用できますか?
人だけでなく、情報、技術、交通機関、収入などにも使えます。「それがないと困る」「安心して任せられる」という支えの感覚が中心です。
なぜonを使う?「支えの上に乗る」感覚
前置詞onには「何かに接触し、その上で支えられている」という基本的な感覚があります。
たとえば、a book on the tableは「テーブルの上にある本」です。本がテーブルに支えられているように、rely onでは、人・物・仕組みを心理的または実際の支えにします。
- rely:頼る、信頼して任せる
- on:支えとなる対象につながる
この2つが合わさり、「〜を支えとして頼る」という意味になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
rely onの語順とよく使う形
rely on+人・物
もっとも基本的な形です。onの後ろには名詞や代名詞を置きます。
She relies on public transportation.
彼女は公共交通機関を頼りにしています。
Don’t rely on it too much.
それをあまり当てにしすぎないでください。
rely on A to do
rely on A to doで「Aが〜してくれると頼りにする」です。
I’m relying on you to keep this confidential.
このことを秘密にしてくれると信じています。
We rely on our local team to solve problems quickly.
私たちは現地チームが問題を素早く解決してくれることを頼りにしています。
rely on A for B
rely on A for Bで「BについてAを頼る」です。
He relies on his parents for financial support.
彼は経済的な援助を両親に頼っています。
We rely on customer feedback for new ideas.
私たちは新しいアイデアを得るために顧客の意見を頼りにしています。
rely on doing
onは前置詞なので、動作を続ける場合は動名詞を使えます。
She relies on taking notes to remember names.
彼女は名前を覚えるためにメモを取ることを頼りにしています。
ただし、会話ではrely on+名詞やrely on A to doのほうが使いやすいことが多いです。
rely on・depend on・count on・trustの違い

| 表現 | 中心となる感覚 | 例 |
|---|---|---|
| rely on | 支えとして頼る | rely on a colleague |
| depend on | 必要性・条件に左右される | It depends on the weather. |
| count on | 期待して当てにする | I’m counting on you. |
| trust | 人・判断・誠実さを信頼する | I trust her judgment. |
rely onとdepend on
どちらも「頼る」の意味で使えますが、depend onは「〜次第である」「〜が必要である」という依存関係にも広く使われます。
Success depends on preparation.
成功は準備にかかっています。
We rely on her experience.
私たちは彼女の経験を頼りにしています。
条件によって結果が変わるならdepend on、支えとして安心して任せるならrely onが自然です。詳しくは、depend onの意味と使い方もご覧ください。
rely onとcount on
count onは、相手が期待どおりに動いてくれると見込む会話的な表現です。
You can count on me.
私に任せてください。
You can rely on me.
私を頼って大丈夫です。
count onは「きっとしてくれる」という期待、rely onは「安定した支えとして頼る」感覚がやや強くなります。
rely onとtrust
trustは「人・言葉・判断などを信じる」です。必ずしも何かを頼る必要はありません。
I trust her.
私は彼女を信頼しています。
I rely on her.
私は彼女を頼りにしています。
信頼していても実際には頼らないことがあります。反対に、信頼できるからこそ仕事を任せ、支えにしている場合はrely onが合います。関連する使い分けは、「信頼する」は英語で?trust・rely on・count onの違いでも確認できます。
日常会話で使える例文
I rely on my phone for directions.
道案内はスマートフォンを頼りにしています。
You can always rely on her.
彼女はいつでも頼りになります。
Are you relying on me to cook tonight?
今夜の料理は私を当てにしているの?
I try not to rely on caffeine.
カフェインに頼らないようにしています。
We can’t rely on the weather staying sunny.
晴れが続くとは当てにできません。
仕事で使える例文
Our clients rely on us to respond quickly.
クライアントは、私たちが迅速に対応することを頼りにしています。
We rely heavily on accurate data.
私たちは正確なデータに大きく依存しています。
Can I rely on you to finish this by Friday?
金曜日までにこれを終えてくれると考えてよいですか?
The team relies on her for technical advice.
チームは技術的な助言について彼女を頼りにしています。
海外旅行で使える例文
We relied on a translation app at the station.
駅では翻訳アプリを頼りました。
Don’t rely only on your credit card.
クレジットカードだけを当てにしないでください。
Can I rely on the last train running on time?
最終電車が時間どおりに走ると思って大丈夫ですか?
日本人が間違えやすいポイント
onを省略しない
relyは通常、対象の前にonが必要です。
I rely on my team.
私はチームを頼りにしています。
I rely my team.とは言いません。
onの後ろは目的格
代名詞を置く場合はme・you・him・her・us・themを使います。
You can rely on us.
私たちを頼ってください。
You can rely on we.は誤りです。
rely onは「信用する」だけではない
rely onには、信じるだけでなく、実際に支えや助けとして使う意味があります。「あなたの話を信じる」だけならI believe you.やI trust you.のほうが自然な場合があります。
頼りすぎにはtoo much・heavilyを使う
We rely too much on technology.
私たちはテクノロジーに頼りすぎています。
The company relies heavily on one supplier.
その会社は1社の供給業者に大きく依存しています。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
rely onが出てこなくても、基本的な英語で意味を伝えられます。
- I need your help.
あなたの助けが必要です。 - I know you’ll help me.
あなたが助けてくれると分かっています。 - We need this system.
私たちにはこのシステムが必要です。 - I trust her to do it.
彼女ならやってくれると信じています。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連表現
- reliable:信頼できる、頼りになる
- reliability:信頼性
- self-reliant:自立した
- look to A for B:Bを求めてAを頼る
She’s very reliable.
彼女はとても頼りになります。
「助言や支援を求めて頼る」という語順は、look to A for Bの意味と使い方でも詳しく解説しています。
まとめ
- rely onは「人・物を支えとして頼る」
- rely on A to doは「Aが〜してくれると頼りにする」
- rely on A for Bは「BについてAを頼る」
- depend onは依存・条件、count onは期待、trustは信頼が中心
- 対象の前にonが必要で、代名詞は目的格を使う
ほかの英熟語・定型表現も仕組みから理解したい方は、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。









