「訂正する」は英語で?correct・correct myself・revise・amendの違いと簡単な言い換え

「訂正する」は英語で?correct・correct myself・revise・amendの違い

「訂正する」は英語で、間違いを正すなら correct が代表的です。ただし、自分の発言を言い直すときは correct myself、文書や計画を見直すなら revise、規則や契約を正式に変更するなら amend が自然です。

つまり、日本語では同じ「訂正する」でも、英語では何を、どのように直すのかによって動詞が変わります。

「訂正する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
correct 誤りを正しくする 情報・答え・間違い I corrected the mistake.
correct myself 自分の発言を訂正する 言い間違い・勘違い Let me correct myself.
revise 内容を見直して修正する 文書・原稿・計画 I revised the report.
amend 正式な内容を変更する 契約・規則・法律 We amended the contract.

一番基本的な「訂正する」はcorrect

correct は、間違っている情報・答え・つづり・数字などを正しく直すときに使います。

  • I corrected the spelling mistake.
    つづりの間違いを訂正しました。
  • Please correct the address.
    住所を訂正してください。
  • She corrected the information in the email.
    彼女はメール内の情報を訂正しました。

correct+名詞 の形が基本です。「人に誤りを指摘して正す」という意味では correct someone も使えます。

  • He corrected me politely.
    彼は丁寧に私の間違いを訂正してくれました。

ただし、相手の発音や文法をその場で直すときは、言い方によっては少し上から目線に聞こえることがあります。Can I make a small correction?(少し訂正してもいいですか)のように前置きすると柔らかくなります。

自分の発言を訂正するならcorrect myself

会話中に「今の発言を訂正します」「言い直します」と言うなら、correct myself が自然です。

  • Let me correct myself. The meeting is on Thursday, not Tuesday.
    訂正します。会議は火曜日ではなく木曜日です。
  • I need to correct myself. She joined the company in 2022.
    訂正しないといけません。彼女が入社したのは2022年です。

日常会話では、もっと簡単に Sorry, I meant Thursday.(すみません、木曜日と言うつもりでした)や Actually, it was Thursday.(正しくは木曜日でした)と表すこともよくあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話では、必ずしも「訂正する」に対応する動詞を使う必要はありません。「火曜日ではなく木曜日です」と正しい情報を言い直すだけでも、十分に訂正できます。

correct・correct myself・revise・amendの使い分け

文書や計画を見直すならrevise

revise は、原稿・報告書・計画などの内容を見直して、より正確または適切なものにする表現です。単純な誤字の訂正だけでなく、内容や構成を改善するニュアンスがあります。

  • I revised the report before sending it.
    送信前に報告書を修正しました。
  • We need to revise our schedule.
    予定を見直して修正する必要があります。
  • She revised her proposal based on the feedback.
    彼女はフィードバックをもとに提案書を修正しました。

revise+文書・計画 が基本です。アメリカ英語では「試験に向けて復習する」は通常 review を使い、イギリス英語では revise も使われます。

契約・規則などを正式に訂正するならamend

amend は、契約・規則・法律・公式文書などの一部を正式に変更するときに使う、やや硬い表現です。

  • We amended the contract.
    契約書を修正しました。
  • The company amended its policy.
    会社は方針を改定しました。
  • The form must be amended before submission.
    提出前にその書類を訂正する必要があります。

日常的なメールの誤字を直す場面で amend を使うと大げさに聞こえることがあります。普通の文章なら correctrevise のほうが自然です。

日本語の「訂正する」と英語の意味のズレ

日本語では、数字の誤りも、発言の言い直しも、資料の全面的な見直しも「訂正する」と表せます。しかし英語では、行っている動作が違います。

  • 誤りを正しくする:correct
  • 自分が言ったことを言い直す:correct myself / I meant …
  • 文書や計画を見直す:revise
  • 公式な文書を変更する:amend

日本語一語を英単語一語に置き換えようとせず、「何が間違っていて、何を直したのか」を考えるのがポイントです。

場面別に見る自然な例文

日常会話・独り言

  • Sorry, I said the wrong date. It’s August 30.
    ごめん、日にちを間違えた。8月30日です。
  • Let me correct myself. I met her last week, not yesterday.
    訂正します。彼女に会ったのは昨日ではなく先週です。
  • I need to correct the phone number in my contacts.
    連絡先の電話番号を訂正しないと。

英語日記

  • I noticed a mistake in yesterday’s entry and corrected it.
    昨日の日記の間違いに気づいて訂正しました。
  • I revised my study plan because it was too ambitious.
    学習計画が厳しすぎたので修正しました。

仕事・メール

  • I’d like to correct the figure in my previous email.
    先ほどのメールの数字を訂正いたします。
  • Please note that the correct deadline is September 5.
    正しい締切は9月5日ですので、ご確認ください。
  • We have revised the attached proposal.
    添付の提案書を修正しました。
  • The parties agreed to amend the agreement.
    当事者は契約を修正することに合意しました。

「訂正いたします」を英語メールでどう書く?

ビジネスメールでは、I’d like to correct …Please note that the correct … is … が使いやすい表現です。

I’d like to correct the date mentioned in my previous email. The meeting will be held on September 8, not September 7.

先ほどのメールに記載した日付を訂正いたします。会議は9月7日ではなく9月8日に開催します。

単に Correction: という件名や書き出しを使い、その後に正しい情報を示す方法もあります。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

correctrevise が出てこなくても、訂正はできます。大切なのは「間違っていたこと」と「正しい内容」を基本語で伝えることです。

  • What I said was wrong.
    私が言ったことは間違っていました。
  • The right date is Friday.
    正しい日付は金曜日です。
  • I said Tuesday, but it’s Thursday.
    火曜日と言いましたが、木曜日です。
  • I changed the report because some parts were wrong.
    一部が間違っていたので、報告書を直しました。
  • Please use this new version.
    こちらの新しい版を使ってください。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい動詞が出てこなければ、「前に言ったことは間違い」「正しいのはこちら」と二つに分けて伝えましょう。訂正するという単語を知らなくても、用件はきちんと伝わります。

よくある間違い

× correct to the mistake

correct は他動詞なので、訂正する対象を直接続けます。

  • × I corrected to the mistake.
  • ○ I corrected the mistake.

correctとchangeをいつも同じ意味で使う

correct は「誤りを正す」、change は単に「変える」です。間違いがなくても予定や方針を変更するなら change が自然です。

発言の訂正でreviseを使う

その場で自分の言い間違いを直すなら、通常は correct myselfI mean …Actually … を使います。revise は文書や計画の見直しに向いています。

人を訂正するときに強く言いすぎる

You’re wrong. は直接的です。仕事では I think there may be a small error here.(ここに少し誤りがあるかもしれません)のように和らげると自然です。

類似表現との違い

  • edit:文章・動画などを編集する
  • fix:問題や間違いを直す一般的な口語
  • update:古い情報を新しくする
  • retract:発言や主張を正式に撤回する

何かを付け加えて説明する場合は「補足する」の英語表現、重要な点を目立たせる場合は「強調する」の英語表現、先の発言を弱めたり引っ込めたりする場合はwalk backの使い方も参考になります。

「訂正する」の英語に関するFAQ

Q1. 「先ほどの発言を訂正します」は英語で?

Let me correct what I said earlier.I’d like to correct my earlier statement. と言えます。会話なら Let me correct myself. が簡潔です。

Q2. 「訂正してお詫びします」は英語で?

We apologize for the error and would like to correct the information. のように表せます。まず謝罪し、その後に正しい情報を示すと明確です。

Q3. 「訂正版」は英語で?

一般には corrected version、内容を見直した版なら revised version と言います。

Q4. correctionとrevisionの違いは?

correction は誤りの訂正、revision は内容の見直しや改訂です。誤字を一つ直すなら correction、資料全体を組み直すなら revision が自然です。

Q5. 「間違っていたら訂正してください」は英語で?

Please correct me if I’m wrong. が自然です。少し柔らかくするなら Please let me know if I’ve misunderstood anything. とも言えます。

まとめ

「訂正する」は、何を直すかによって英語を選びます。

  • 情報や間違いを正す:correct
  • 自分の発言を言い直す:correct myself
  • 文書や計画を見直す:revise
  • 契約や規則を正式に変更する:amend

単語が出てこないときは、What I said was wrong. The right date is Friday. のように、「何が間違いで、何が正しいか」を基本語で分けて伝えれば大丈夫です。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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