「補足する」は英語で?add・clarify・provide additional informationの違いと簡単な言い換え

「補足する」は英語で?add・clarify・provide additional informationの違い

「補足する」は英語で、会話なら add が最も使いやすい表現です。「もう一点補足すると」は I’d like to add one more point.、「〜ということも補足しておきます」は I should add that … と言えます。

ただし、分かりにくい点を補足して明確にするなら clarify、書類やメールに追加情報を補うなら provide additional information が自然です。日本語の「補足する」を一語に固定せず、情報を足すのか、曖昧さをなくすのかで選び分けましょう。

「補足する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
add 発言や説明に情報を付け足す 会話、会議、発表 Let me add one thing.
add that + 文 〜という点も言い添える 発言、記事、報告 I should add that this is optional.
clarify 補足して曖昧さをなくす 認識合わせ、訂正、説明 Let me clarify one point.
provide additional information 追加情報を提供する メール、書類、正式な案内 We’ll provide additional information.

一番自然な表現は?

会話や会議で「少し補足します」と言うなら、Let me add something.I’d like to add one point. が自然です。addは物を追加するときだけでなく、発言・説明・文章へ情報を加えるときにも使えます。

前の説明が誤解を招きそうなときは clarify を使います。単に情報量を増やすのではなく、「何を意味しているのか」「どこまで含むのか」をはっきりさせる表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

「補足する」を直訳しようとするより、「もう一つ言う」のか、「分かりにくい点をはっきりさせる」のかを先に決めると、addとclarifyを自然に選べます。

日本語の「補足する」と英語の意味のズレ

日本語の「補足する」には、足りない情報を加える、説明を詳しくする、誤解を防ぐ、資料を追加する、という複数の働きがあります。英語では何が不足しているのかによって表現が変わります。

  • もう一つ情報を言い添える → add
  • 文の形で内容を付け加える → add that …
  • 曖昧な点をはっきりさせる → clarify
  • 情報や詳細を正式に提供する → provide additional information / details
  • 元の説明をさらに詳しくする → explain further / give more details

物・機能・項目そのものを増やす「追加する」が主目的なら、「追加する」は英語で?add・include・insert・appendの違いが対応します。

各表現の使い方と語順

add + 情報・一言・ポイント

add something で「何かを補足する」です。発言では次の形がよく使われます。

  • Let me add something.:少し補足させてください
  • I’d like to add one point.:一点補足したいです
  • Do you have anything to add?:何か補足はありますか

何に加えるかを示すなら add A to B です。語順はadd A to Bの意味とadd to・add up・add inの違いでも整理しています。

add that + 主語 + 動詞

add that S + V で、「〜ということも補足する・付け加える」です。発言内容をthat節でそのまま続けられます。

例:She added that the schedule might change.(彼女は、日程が変わる可能性もあると補足しました)

clarify + 点・意味・立場

clarify the point / meaning / situation のように、明確にしたい内容を直後に置きます。

例:Let me clarify what I meant.(私が言いたかったことを補足して明確にします)

provide + 人 + with + additional information

provide someone with additional information または provide additional information to someone と言えます。仕事のメールや案内文で使われる改まった表現です。

例:We’ll provide you with additional details by email.(メールで詳細を補足します)

add・add that・clarify・additional informationによる補足の違い

場面別に使える例文

独り言・英語日記

  • I added a few details to my email.(メールに詳細を少し補足した)
  • I forgot to add one important point.(重要な点を一つ補足し忘れた)
  • I sent another message to clarify the situation.(状況を補足するため、もう一通メッセージを送った)

日常会話

  • Let me add one thing.(一つ補足させて)
  • There’s one more thing you should know.(もう一つ知っておいてほしいことがあります)
  • Just to be clear, I’m not saying no.(念のため補足すると、断っているわけではありません)

仕事・会議

  • I’d like to add a quick note.(短く補足したいと思います)
  • May I add something to that?(その点について補足してもよいですか)
  • Let me clarify our deadline.(締切について補足して明確にします)
  • Please see the additional information below.(補足情報は以下をご覧ください)
  • I should add that the figures are preliminary.(数値は暫定的なものだと補足しておきます)

add・clarify・supplementの違い

add は日常会話でも仕事でも使える基本語で、情報を一つ足す動作を表します。clarify は、補足によって意味や条件を明確にします。

supplement にも「補う・補足する」という意味がありますが、会話で「少し補足します」と切り出すときには硬く不自然になりやすい語です。資料・収入・栄養など、すでにあるものを別のもので補う文脈に向いています。

  • Let me add one point.:一点補足します
  • Let me clarify one point.:一点、誤解のないよう明確にします
  • This handout supplements the textbook.:この配布資料は教科書を補足します

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

addやclarifyが出てこなくても、「もう一つある」「もっと詳しく言う」「本当に言いたいことはこれ」に分解すれば、基本語だけで補足できます。

  • One more thing.(もう一つあります)
  • I want to say one more thing.(もう一つ言いたいことがあります)
  • Here are more details.(詳しい内容はこちらです)
  • There is something else you should know.(ほかにも知っておいてほしいことがあります)
  • What I mean is this.(私が言いたいのはこういうことです)
  • I’ll explain it a little more.(もう少し詳しく説明します)

たとえば、「先ほどの説明を補足します」が出てこなければ、I want to say one more thing about what I said earlier. と言えます。「資料に補足情報を入れました」なら、I put more information in the document. で十分伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい表現が出ないときは、One more thing.で一度区切ってから、補足したい内容を普通の文で続けてください。会話ではこれだけでも非常に自然です。

よくある間違い

× add about the schedule

addは通常、加える内容を直接目的語にします。add a comment about the schedule または add that the schedule may change とします。

supplementを会話の切り出しに使いすぎる

I’d like to supplement my explanation. は意味は通じますが硬めです。会議でも I’d like to add one point. のほうが自然です。

additionalとadditionallyを混同する

additional information は「追加の情報」という名詞句です。Additionally, … は「さらに」と文全体をつなぐ副詞です。

add thatの後ろに名詞だけを置く

thatの後ろには主語と動詞を含む文が続きます。名詞だけなら add one pointadd more information を使います。

FAQ

「一点補足します」は英語で?

Let me add one point. または I’d like to add one point. が自然です。

「補足情報」は英語で?

additional informationsupplementary information と言います。一般的な案内やメールではadditional informationが使いやすい表現です。

「念のため補足すると」は?

Just to clarify, …Just to be clear, … が自然です。誤解を防ぐニュアンスがあります。

「さらに補足すると」は?

To add to that, …In addition, … と言えます。後者の語順はin addition toとin additionの違いも参考になります。

「説明を補足する」は?

add to the explanationgive more details、誤解を解くなら clarify the explanation と言えます。

まとめ

「補足する」は、会話や発言に情報を足すなら add、文の内容を言い添えるなら add that …、曖昧な点を明確にするなら clarify、正式に補足情報を提供するなら provide additional information が自然です。

難しい表現が出てこなければ、One more thing.Here are more details.What I mean is this. と基本語で切り出し、補足したい内容をそのまま続けましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

日本語のニュアンス表現を英語での一覧