PJ3 – Day 12: PlentyとEnough

Plenty and Enough

【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。

b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。

従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
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Day12では、plentyとenoughを紹介します。どちらも、「必要に足りるだけ十分な」というニュアンスで、PJ1から学習した人は、Day3の”many”、”much“、”a lot of”とセットで学ぶと良いでしょう。

復習となりますが、many, much, a lot ofともに「たくさんの」という意味ですが、many は可算名詞に、much は不可算名詞に対して、a lot ofは可算・不可算問わずOK。

一方、本日学ぶplentyは、しばしばplenty of~という形をとって、「more than enough: 必要以上に十分な~」というニュアンスになります。「たっぷり」という日本語で捉えるとしっくりそのニュアンスをつかむことができるでしょう。

a lot ofの「たくさんの」という意味とはは微妙にニュアンスが異なります。なお、こちらも可算・不可算問わずに使えます。

例1:There is no need to hurry. We’ve got plenty of time.
(急ぐ必要はない。十分以上時間はある。)

例2:He has no financial problems. He’s got plenty of money.
(彼は経済的問題はない。たっぷりお金をもっている。)

enoughは「必要に足りるだけ十分な」という意味で、数を表す場合にも量を表す場合にも用いられます。数に用いられるときは次にくる名詞は複数形です。enoughは形容詞のほか副詞、名詞としても用いられます。

1. 形容詞として
修飾する語の前にも後にも置かれますが、前に置いたほうが後に置くよりも意味が強くなります。

例3:We don’t have enough chairs. (私たちは十分な椅子がありません。)

2. 副詞として
修飾する形容詞・副詞・動詞の後に置きます。

例4:He was kind enough to show me the way to the hospital.
(彼は親切にも病院へ行く道を案内してくれた。)

3. 名詞として

例5:We have more than enough. 
(我々は十二分に持っている)

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