PJ3 – Day 13: 使役動詞のhave+過去分詞

The Passive Voice: Have Something Done

【はじめに】
このカテゴリでは、b わたしの英会話で使われているPhoto Journalという教材で扱われている英語文法の解説コーナーです。

b わたしの英会話は会話専門の英会話スクールですので、ここでの文法解説は「英単語」や「英語表現」に内在するイメージを直感的に理解する認知文法の考えを参照して作成されています。

従いまして、学生時代のような英語→日本語翻訳のための文法ではなく、「会話」として使えるように直感的理解を優先した解説となっています。もし、より詳細な文法解説を見られたい方は他のページをご参照くださいね。もし、英会話学習を検討されている方はb わたしの英会話のHPへどうぞ。
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Day13は使役動詞(を使った目的語を説明する文)を紹介します。使役動詞とは「目的語(ヒト)に~させる」というように、目的語に何をさせるのかを説明する時に用いる動詞で、「make、let、have」等があります。なお、どの動詞を使うかは、「目的語(ヒト)に~させる」ときの状況、すなわち、その「させ方」によって決まります。

■強制のmake
例1:He made(forced) his brother go to the hospital.
「無理やりさせる」というニュアンス。なお、「~させる」の「~」にあたる箇所には、動詞の原形が用いられることに注意しましょう。makeはforceに置き換えられます。

■許可のlet
例2:The boss let(allowed) his subordinate get a day off.
「求めに応じてさせる」というニュアンス。上文では上司が部下の求めに応じて休暇を与えたという意味。言い換えは、allowで。なお、「~させる」の「~」にあたる箇所には、ここでも動詞の原形が用いられていることに注意しましょう。

■当然のhave(本日のポイント)
今回はその中でもhaveを用いた使役動詞を紹介します。Haveは何かを頼んだ場合にやってもらえる場合、頼めば当然してもらえる場合のニュアンスで使用します。

haveで使役あらわすときには、目的語の後に「原形不定詞(動詞原形、これを原形不定詞とも言います)」or「過去分詞」をおいて文を作る場合があります。それぞれの意味は次のようになります。

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★<目的語の後に原形不定詞をおく場合>
<have+目的語+原形不定詞>になり、「~させる」という意味になります。
例3:I had my brother paint the wall. (弟にペンキを塗ってもらった。)

★<目的語の後に過去分詞をおく場合>
文の形は<have+目的語+過去分詞>で受身的に「~してもらう」になります。
例4:I had my hair cut. (私は髪を切ってもらいました。)
※cut は原形、過去形、過去分詞とも同じ形です

例5:I have my photograph taken. (私は写真を撮ってもらう。)

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