ミュージカル映画から学ぶ英会話:英会話初心者に役立つ無料の英語学習コンテンツ



好きな女の子へ声をかけるため、やったこともないバンドを「やっている」と言ってしまう。『シング・ストリート 未来へのうた』は、その小さな背伸びが、少年の音楽と人生を動かしていく青春映画です。
Contents
1980年代、不況下のアイルランド・ダブリン。家庭の経済状況が悪化したコナーは、荒れた学校へ転校します。校則、教師、いじめに息苦しさを感じるなか、学校の向かいでラフィナという少女に出会います。
モデルを目指す彼女の気を引こうと、コナーは自分のバンドのミュージックビデオへ出演してほしいと誘います。しかし、その時点ではバンドすらありません。仲間を集め、兄ブレンダンから音楽を学び、流行のスタイルを次々に吸収しながら、自分たちの歌と居場所を作っていきます。

Sing Streetは直訳すれば「歌う通り」。劇中の学校名Synge Streetをもじって付けたバンド名です。Syngeとsingの音を重ね、学校での窮屈な現実を音楽へ変えていく少年たちを象徴しています。
The way she talks and looks.
「彼女の話し方や、たたずまい」
the way + 主語 + 動詞で、「~する方法」だけでなく「~する様子・~のあり方」を表せます。人の話し方、笑い方、考え方などを説明するときによく使います。
on the way to + 場所なら「~へ行く途中で」となり、別のまとまりとして使われます。
Never seen anyone like her.
「彼女のような人には会ったことがない」
文法的に補えばI’ve never seen anyone like her.です。会話では、誰のことか明らかなときにI’veが省かれることがあります。have never seenは現在完了の経験で、「今まで一度も見たことがない」を表します。

wannaは、want toが会話でつながった音を表すくだけた綴りです。「~したい」という意味で、映画や日常会話では頻繁に聞こえます。
会話や親しいメッセージでは使えますが、ビジネス文書や正式な英作文ではwant toと書きましょう。
The jury is out.は、直訳すると「陪審員が退席して評議中」。そこから、「まだ判断できない」「結論は出ていない」というイディオムになりました。
one of the most + 形容詞 + 複数名詞で、「最も~なもの・人の一つ」を表します。oneがあっても、比較対象は複数あるため、後ろの名詞は複数形です。
範囲にはin + 場所・集団、複数の対象にはof + 複数名詞を使えます。
この作品では、音楽ジャンルやファッションが変わるたび、登場人物の英語の勢いも変わります。まず会話を英語字幕で確認し、the wayやwannaのような短いチャンクをまねて音読。その後に楽曲を聞くと、物語と音が結びついて記憶に残りやすくなります。

音楽が人生を動かす作品を続けて観るなら、同じジョン・カーニー監督の『はじまりのうた』で英語学習へ。
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