
「〜する計画です」と言いたいとき、plan doing と plan to do のどちらを使うのでしょうか。
結論からいうと、動詞の plan の直後には基本的に to do を置きます。
- I plan to study abroad next year.
来年、留学する計画です。 I plan studying abroad next year.
ただし、plan on doing という自然な形もあります。doingが使えるかどうかではなく、onがあるかどうかが重要です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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plan doingではなくplan to doが基本
学校文法では、planは「後ろにto不定詞を取る動詞」と習います。to不定詞とは、to + 動詞の原形 の形です。
- We plan to open a new office.
私たちは新しいオフィスを開く計画です。 - She plans to leave early.
彼女は早めに出発する予定です。 - They planned to meet at six.
彼らは6時に会う計画を立てていました。
British Councilの文法資料でも、planは verb + to-infinitive の型を取る動詞として整理されています。これはplanの時制が変わっても同じです。
- I plan to go.
- I’m planning to go.
- I planned to go.
どの文でも、planの内容を表す後半は to go です。
planは未来の行為に道筋をつける
plan は、まだ実行していないことについて「何をするか」「どう進めるか」を前もって考える動詞です。
ここでは、to を未来の行為へ向かう矢印のように捉えると分かりやすくなります。
I plan → to visit Kyoto next month.
今の時点で計画を立て、矢印の先に「来月、京都を訪れる」という行為を置いています。planが示す計画と、その先で実行する行為をtoがつないでいる景色です。
一方、plan visiting Kyoto のようにdoingを直接置く形は、通常の「京都を訪れる計画だ」という意味では標準的な型ではありません。
ただし、動詞の型は一つのイメージだけですべて予測できるものではありません。ここでは学習者が理解しやすい見方として「未来への矢印」を使いつつ、plan to doという実際の語法とセットで覚えましょう。
planning to doのplanningは何?
I’m planning to travel. を見て、「planの後ろにdoingがある」と感じることがあります。しかし、ここでの planning は、後ろの動詞を動名詞にしたものではありません。
- am planning:planという動詞の現在進行形
- to travel:計画の内容
文の骨組みは次のとおりです。
I / am planning / to travel.
私は/計画しているところです/旅行することを。
plan 自体が planning に変化しているだけで、後ろの動詞はきちんと to travel の形になっています。
しゅみすけ(大山俊輔)
plan to doとplan on doingの違い

plan to do と plan on doing は、どちらも「〜するつもりだ・予定している」と訳せます。
plan to do:未来の行為へ直接向かう
I plan to travel next year.
来年、旅行する予定です。
何をする計画なのかを、toの先へ直接置く基本形です。書き言葉・話し言葉のどちらでも広く使えます。
plan on doing:予定・想定の中に行為を置く
I’m planning on traveling next year.
来年、旅行するつもりです。
ここでの on は前置詞です。前置詞の後ろには名詞相当の形が必要なため、動詞は traveling になります。
plan on doing は会話でもよく使われ、「そうするつもりでいる」「その予定を見込んでいる」という響きを持ちます。文脈によっては「〜になることを当てにする」という意味にもなります。
Don’t plan on finishing everything today.
今日すべて終えられるとは見込まないほうがいいよ。
大きな意味は重なりますが、初心者はまず次のように整理すると使いやすいでしょう。
- plan to do:何をする計画かを直接示す基本形
- plan on doing:その行為を予定・想定の中に置く形
plan on to doにならないのはなぜ?
plan on のonは前置詞なので、後ろには動詞の原形ではなく、名詞として扱えるdoingを置きます。
- We plan to stay for a week.
- We plan on staying for a week.
We plan on to stay for a week.
これは look forward to doing や think about doing と同じく、前置詞の後ろにdoingが来る仕組みです。
plan+名詞も使える
planの直後には名詞を置くこともできます。
- We planned the trip carefully.
私たちは旅行を注意深く計画しました。 - She is planning a party.
彼女はパーティーを計画しています。
a trip や a party は「計画する対象」です。一方、「旅行する」「パーティーを開く」のように行為を置くなら、通常はto doを使います。
- We plan to travel.
- She is planning to have a party.
plan for 人 to doも覚えておこう
計画を実行する人が文の主語と異なる場合は、plan for 人 to do が使えます。
We planned for the guests to arrive at noon.
私たちは、招待客が正午に到着するよう計画しました。
We plan to arrive なら到着するのはweですが、We plan for the guests to arrive なら到着するのはthe guestsです。
日本人が間違えやすいポイント
「〜すること」を何でもdoingにしない
日本語ではto doもdoingも「〜すること」と訳せますが、英語では前の動詞や前置詞によって形が決まります。
planningとdoingの役割を混同しない
I’m planning to study のplanningは進行形、計画内容はto studyです。
onを省略しない
plan on studying は自然ですが、onを取った plan studying は同じ意味の基本形にはなりません。
会話ではどう使い分ける?
まずは汎用性の高い plan to do を基本にすると安全です。
- I plan to take a day off next Friday.
次の金曜日は休みを取る予定です。 - Are you planning to join us?
一緒に参加する予定ですか? - We don’t plan to move anytime soon.
当分、引っ越す予定はありません。
会話で「そうするつもり」「それを見込んでいる」という言い方をしたいときは、plan on doingも便利です。
- Are you planning on staying long?
長く滞在するつもりですか? - I’m not planning on buying anything.
何かを買うつもりはありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ:planの計画は未来の行為へ向かう
- 「〜する計画だ」の基本形は plan to do
- plan doing は、通常この意味では使わない
- I’m planning to do のplanningはplanの進行形
- plan on doing は自然で、onが前置詞だからdoingになる
- plan to doは未来の行為へ直接向かい、plan on doingは行為を予定・想定の中に置く
不定詞と動名詞の全体像は、be-rize.comの「不定詞と動名詞の使い分け」と「to不定詞を未来へ向かう矢印で理解する」で体系的に確認できます。
同じto do型の動詞を比較するなら、前回の記事「promise doingが不自然なのはなぜ?」もあわせてご覧ください。計画に関する語彙を広く知りたい方は、「計画・実行・改善の『○○する』は英語で?」が役立ちます。










