
「やったほうがいい」と分かっているのに、考えているうちに動けなくなる。人の反応が気になって、自分の時間や気力を使い果たしてしまう。そんな経験はないでしょうか。
メル・ロビンズ(Mel Robbins)は、『5秒ルール』や『The Let Them Theory』で知られる作家・ポッドキャスト司会者です。彼女の言葉は、気持ちが整うのを待つのではなく、今できる小さな行動へ私たちを戻してくれます。
この記事では、本人の公式サイト、ポッドキャスト、TEDxで確認できる英語の名言を7つ厳選。自然な和訳、背景、英語ポイント、初心者にも言いやすいもっと簡単な英語とともに紹介します。
Contents
メル・ロビンズとは?「5秒ルール」とLet Them理論を生んだ作家
メル・ロビンズは、人生や行動変容について発信するアメリカの作家です。仕事や家計が行き詰まり、朝ベッドから出ることさえ難しかった時期に、ロケットの発射のように「5、4、3、2、1」と数えて動く方法を考案しました。
近年広く知られる “Let Them” は、他人の言動を無理に管理せず、「では私はどうする?」と自分の選択へ戻る考え方。行動と人間関係の両面から、自分の人生の主導権を取り戻すメッセージです。
メル・ロビンズの英語の名言7選
1. 5、4、3、2、1と数えて動く
Count backwards, 5, 4, 3, 2, 1, and then you physically move.
Mel Robbins, The 5 Second Rule
和訳:5、4、3、2、1と逆に数えたら、体を実際に動かします。
背景:やる気や自信が出るまで待っていると、脳は「やらない理由」を次々に作ります。そこで考え込みが始まる前に数え、立つ、電話する、話しかけるなど最初の動作を起こすのが5秒ルールです。
英語ポイント:count backwards は「逆に数える」、physically move は「実際に体を動かす」です。
もっと簡単な英語:Count to one, then move.
2. 自信とは、やってみようとすること
Confidence is the willingness to try.
Mel Robbins, The Mel Robbins Podcast
和訳:自信とは、やってみようとする意思です。
背景:自信は成功した人だけが持つ感情ではありません。うまくいく保証がなくても、試すという行動そのものが自信を育てます。英語を話すときも、間違えないことより一言口にすることが出発点です。
英語ポイント:willingness to は「〜しようとする気持ち、意思」。try は初心者にも使いやすい「やってみる」です。
もっと簡単な英語:Confidence grows when you try.
3. 人生の経験は、まだ起きていない何かへの準備
Everything that you do in life is preparing you for something that hasn’t happened yet.
Mel Robbins, The Mel Robbins Podcast
和訳:人生でしていることはすべて、まだ起きていない何かのためにあなたを準備しています。
背景:失敗や遠回りも、その時点では意味が見えないことがあります。それでも、後になって経験同士がつながることがある。今の挑戦を「無駄か成功か」だけで判断しないための言葉です。
英語ポイント:prepare A for B は「AをBに備えさせる」。hasn’t happened yet は「まだ起きていない」です。
もっと簡単な英語:Today is helping your future.
小さな行動を仕組みに変えたい方は、ジェームズ・クリアーの英語の名言もあわせてどうぞ。
4. 変えられる唯一の人は自分
The only person you can change is you.
Mel Robbins, The Mel Robbins Podcast
和訳:あなたが変えられる唯一の人は、あなた自身です。
背景:家族や同僚が変わるのを待つほど、自分の人生は相手次第になります。現実を受け入れることは諦めではなく、自分の言葉、行動、距離の取り方を選び直すための第一歩です。
英語ポイント:the only person は「唯一の人」。最後の you が、変化の対象をはっきり示します。
もっと簡単な英語:You can change your own actions.

5. 自分の力は、いつも自分の反応にある
My power is always in my response.
Mel Robbins, The Let Them Theory
和訳:私の力は、いつも自分がどう応じるかにあります。
背景:相手が何を言い、どう感じるかは制御できません。しかし、それにどう返すか、距離を置くか、何を大切にするかは選べます。“Let Them” のあとに “Let Me” と続け、自分の側へ意識を戻す言葉です。
英語ポイント:response は「反応、応答」。in my response で「私の対応のなかに」と表現しています。
もっと簡単な英語:I can choose what I do next.
6. 他人の感情は情報であって、命令ではない
Other people’s emotions are information. They are not instructions that you have to follow.
Mel Robbins, The Mel Robbins Podcast
和訳:他人の感情は情報です。あなたが従わなければならない指示ではありません。
背景:誰かが失望したからといって、必ずしも自分が間違ったとは限りません。感情を無視するのではなく受け止めつつ、それだけで自分の判断を明け渡さない。人間関係の境界線を端的に表す言葉です。
英語ポイント:emotion は「感情」、instruction は「指示」。have to follow は「従わなければならない」です。
もっと簡単な英語:Their feelings do not decide for you.
7. 人を思いやっても、問題まで吸収しなくていい
You can care about people without absorbing their problems.
Mel Robbins, The Mel Robbins Podcast
和訳:人のことを大切に思っても、その人の問題まで自分に取り込む必要はありません。
背景:愛情や共感と、「私が解決しなければ」という責任は別のものです。話を聞き、支えることはできても、他人の人生を代わりに生きることはできません。家族や親しい相手ほど覚えておきたい言葉です。
英語ポイント:care about は「大切に思う」、without doing は「〜せずに」。absorb は「吸収する」です。
もっと簡単な英語:You can care and still protect yourself.
5秒ルールとLet Themを今日から使う方法
- 動きたいとき:5、4、3、2、1と数え、まず立つ・開く・一言話す
- 人の反応が気になるとき:“Let them.” と心で言い、相手の選択を相手へ返す
- 自分へ戻るとき:“Let me choose my next step.” と次の行動を決める
これは「何も気にしない人になる」方法ではありません。自分の幸福や毎日の選択へ意識を戻す考え方です。日常のなかで幸福を育てる視点は、グレッチェン・ルービンの英語の名言にもつながります。
まとめ|自信がついてからではなく、一歩から自信が始まる
メル・ロビンズの言葉が教えるのは、完璧な気分を待たなくていいということです。他人の反応を手放し、自分ができる小さな行動へ戻る。その一歩が、少しずつ自信と人生の主導権を育てます。
I can choose what I do next.
次に何をするかは、私が選べます。
出典
- Mel Robbins公式:5 Tips to Boost Your Confidence
- Mel Robbins公式:Confidence Is the Willingness to Try
- Mel Robbins公式:How to Stop Caring What People Think of You
- Mel Robbins公式:The Let Them Theory and Family Dynamics
- Mel Robbins公式:8 Simple Reminders You Need to Hear
- TEDx:How to Stop Screwing Yourself Over
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