at a timeの意味は?one at a time・two at a time・for hours at a timeの使い方

at a timeの意味・使い方とone at a timeとの違い

エレベーターに「一度に4人まで」、受付で「一人ずつお入りください」、集中して「何時間も続けて作業した」。こうした一回あたりの数・量・時間を表せるのが at a time です。

よく見る one at a time だけでなく、two at a timea little at a timefor hours at a time のように前の語を替えて使えます。この記事では、at a timeの意味の仕組み、語順、自然な例文、one by oneat once との違いまで整理します。

最初に結論:at a timeは「一度に・一回につき」

at a time は、一回・一つの時間枠を単位にして、その中に入る数・量・時間を示します。

  • one at a time:一度に一人・一つずつ
  • two at a time:一度に二人・二つずつ
  • a little at a time:一度に少しずつ
  • for hours at a time:一度に何時間も続けて

Please come in one at a time.
一人ずつ入ってください。

The machine can print two labels at a time.
その機械は一度にラベルを2枚印刷できます。

日本語ではどちらも「一度に」と訳せますが、at a timeは「同時に全部」というより、一回あたりの枠を区切る表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

at a timeの前に置く数や量が、「一回の枠にどれだけ入るか」を決めます。one、two、a few、a little、hoursなどを入れ替えると、自分の場面に合わせて使えます。

なぜat a timeで「一度に」になる?

at には、時刻や地点を一点として示す働きがあります。a time はここでは「ある一回・一つの機会」です。つまり、at a timeは「一回という地点・枠において」という感覚です。

three people at a time なら「一つの枠に3人」、a few pages at a time なら「一つの枠に数ページ」と考えられます。

大切なのは、timeが必ずしも時計の「時間」だけを指さないことです。ここでは「回・機会」という単位を作っています。

数・量・時間+at a timeの語順

one at a time・two at a time・hours at a timeの違いを示す図

基本の語順は、次の形です。

数・量・期間 + at a time

one / two / three at a time

人数や個数を示す名詞と一緒に使います。

Only four customers can enter at a time.
一度に入店できるお客様は4人までです。

Carry one box at a time.
箱は一つずつ運んでください。

She takes two pills at a time.
彼女は一度に錠剤を2錠飲みます。

a little / a few at a time

量を区切って少しずつ進めるときに使います。

Add the milk a little at a time.
牛乳を少しずつ加えてください。

Read a few pages at a time.
一度に数ページずつ読みましょう。

hours / days / weeks at a time

長い時間が一回の連続したまとまりとして続くことを表します。期間の前に for を置く形もよく使われます。

He can work for hours at a time.
彼は一度に何時間も続けて働けます。

She stays there for weeks at a time.
彼女は一度に何週間もそこに滞在します。

この用法は「少しずつ」とは逆で、中断せず長く続くことを強調します。

one at a timeとat a timeだけの違い

at a time は通常、前に数・量・時間を置いて使います。単独で使うというより、前の語と一つのまとまりになります。

  • one at a time:一回につき一人・一つ
  • two at a time:一回につき二人・二つ
  • one question at a time:一度に質問一つ

Let’s deal with one problem at a time.
問題を一つずつ片づけましょう。

One question at a time, please.
質問は一度に一つずつお願いします。

このように、何を一つずつ扱うのかを名詞で明示する形がとても自然です。

one at a timeとone by oneの違い

どちらも「一つずつ・一人ずつ」ですが、焦点が違います。

  • one at a time:同じ枠に入る数を一つに制限する。「同時に複数ではなく一つ」
  • one by one:順番に一つずつ進む。「次々と順に」

Please enter one at a time.
一度に一人ずつ入ってください。

The guests arrived one by one.
客は一人また一人と順番に到着しました。

入口の人数制限ならone at a time、出来事が順に起こる様子ならone by oneが自然です。詳しくは、one by oneの意味・使い方も参考にしてください。

at a timeとat onceの違い

at once には「すぐに」と「同時に」の意味があります。at a timeとは方向が異なります。

  • one at a time:一回につき一つずつ
  • all at once:全部同時に・一斉に
  • at once:すぐに、または同時に

Don’t answer all the questions at once. Do them one at a time.
全部の質問に一度に答えず、一つずつ取り組んでください。

Everyone started talking at once.
全員が同時に話し始めました。

「一つずつ」と「全部同時に」を対で覚えると区別しやすくなります。at onceの意味・使い方all at onceの意味・使い方もあわせて確認してください。

日常会話・仕事で使える自然な例文

Can we talk about one thing at a time?
一度に一つのことを話さない?

The elevator holds six people at a time.
そのエレベーターには一度に6人乗れます。

Upload five files at a time.
ファイルを一度に5つアップロードしてください。

I can only focus on one task at a time.
私は一度に一つの仕事にしか集中できません。

We interviewed three candidates at a time.
候補者を一度に3人ずつ面接しました。

Take it one day at a time.
一日一日を焦らず進みましょう。

最後の one day at a time は、先のことを心配しすぎず「一日ずつ向き合う」という励ましの定番表現です。

よく使う組み合わせ

  • one person at a time:一度に一人ずつ
  • one thing at a time:一度に一つのことずつ
  • one step at a time:一歩ずつ
  • one day at a time:一日ずつ
  • a little at a time:少しずつ
  • several hours at a time:一度に数時間続けて

数だけで覚えず、one task at a timea little at a time のような使いたいチャンクで覚えると会話に出しやすくなります。

日本人が間違えやすいポイント

「今度・その時」のa timeではない

at a timeは「一回あたり」の枠を作る定型表現です。「ある時」を表したいなら onceat one point など、文脈に合う別の表現を使います。

every timeと混同しない

every time は「毎回」、at a time は「一回につき」です。

I check the door every time I leave.
出かけるたびにドアを確認します。

Only one person can use the room at a time.
その部屋を使えるのは一度に一人だけです。

for hours at a timeではforを置ける

連続する期間を表すときは for hours at a time が自然です。一方、人数や個数では通常forを使わず、three people at a time とします。

しゅみすけ(大山俊輔)

one at a timeを丸暗記するだけでなく、one task、two files、a little、for hoursのように前の部分を着せ替えて練習しましょう。「一回の枠に何がどれだけ入るか」を考えるのがコツです。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

at a timeが出てこなくても、基本語で意味を直接伝えられます。

  • Please wait. I’ll help each person separately.
    お待ちください。一人ずつ対応します。
  • Only two people can enter now.
    今入れるのは2人だけです。
  • Do this first, and then do the next one.
    まずこれをして、そのあと次をしてください。
  • Don’t do everything together.
    全部を同時にしないでください。

「一度に」を訳そうとするより、何人まで・何個まで・順番にするのかを短い文で説明すれば十分に通じます。

関連表現

まとめ

at a time は「一度に・一回につき」を表し、一回の枠に入る数・量・時間を示します。one at a time だけでなく、two at a timea little at a timefor hours at a time のように前の語を替えて使えます。

one at a timeは「同時に一つだけ」、one by oneは「順番に一つずつ」、all at onceは「全部同時に」です。「一回の枠」という感覚をつかみ、自分の仕事や日常に合う数・量を入れて使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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