
drink to は、飲み物を掲げたり口にしたりしながら「〜を祝して飲む」「〜に乾杯する」と言いたいときに使う表現です。
たとえば Let’s drink to your new job. なら「あなたの新しい仕事に乾杯しよう」。単に「乾杯!」と声をかける Cheers! とは違い、何を祝うのかを文の中で伝えられるのがポイントです。
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drink toの基本的な意味
drink to+人・成功・健康・未来などで、「〜を祝して飲む」「〜のために乾杯する」という意味になります。
- drink to someone:人の成功や幸福を願って乾杯する
- drink to something:出来事・成功・未来などを祝って乾杯する
We drank to their engagement.
私たちは二人の婚約に乾杯しました。
Let’s drink to a fresh start.
新しい出発に乾杯しましょう。
They drank to the success of the project.
彼らはプロジェクトの成功を祝して乾杯しました。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜdrink toで「〜に乾杯する」になる?
drink は「飲む」、to は動作や気持ちが向かう先を示します。つまりdrink toは、ただ飲むのではなく、人や出来事に祝福・敬意・幸運への願いを向けながら飲むイメージです。
日本語の「〜に乾杯」の「〜に」と近いため、drink to+祝う対象とまとまりで覚えると自然です。
drink toの語順と文法
基本形:drink to+名詞
Let’s drink to our friendship.
私たちの友情に乾杯しよう。
We should drink to your promotion.
あなたの昇進に乾杯しないとね。
過去形はdrank to
We drank to Mia’s safe return.
私たちはミアの無事な帰還に乾杯しました。
drink は不規則動詞なので、過去形は drank、過去分詞は drunk です。
drink a toast toも使える
We drank a toast to the newlyweds.
私たちは新郎新婦に乾杯しました。
drink a toast to は意味がより明示的で、少し改まった響きがあります。日常会話では drink to や Here’s to … のほうが軽快です。
日常・仕事・恋愛で使える自然な例文
誕生日・お祝い
Let’s drink to another wonderful year.
またすてきな一年になるよう乾杯しましょう。
Tonight, we’re drinking to Dad’s retirement.
今夜は父の退職を祝って乾杯します。
仕事
Let’s drink to closing our biggest deal yet.
過去最大の契約成立に乾杯しましょう。
We drank to the team’s hard work.
私たちはチームの努力をたたえて乾杯しました。
恋愛・人間関係
They drank to ten happy years together.
二人は幸せな10年間に乾杯しました。
Here’s a quiet drink to us—and to what comes next.
私たちと、これからの未来に静かに乾杯しよう。
旅行・再会
We drank to finally making it to Paris.
ついにパリに来られたことを祝って乾杯しました。
Let’s drink to old friends meeting again.
旧友との再会に乾杯しましょう。
drink to・Cheers・Here’s toの違い

| 表現 | 役割 | 自然な例 |
|---|---|---|
| drink to | 「〜を祝して飲む」という動作を文で表す | We drank to her success. |
| Cheers! | グラスを合わせる瞬間の掛け声 | Cheers! |
| Here’s to … | 乾杯の対象を短く印象的に示す | Here’s to the future! |
| make/propose a toast to | 人前で乾杯を提案する・音頭を取る | I’d like to propose a toast to Anna. |
Cheers! は掛け声なので、過去の出来事を説明する文では通常 We drank to … を使います。一方、乾杯の場で「未来に乾杯!」とそのまま言うなら Here’s to the future! が自然です。
式典などで乾杯の音頭を取る表現は、propose a toast toの意味と使い方でも詳しく解説しています。
日本人が間違えやすいポイント
drink forではなくdrink to
「〜のために」から for を選びたくなりますが、乾杯の対象には通常 to を使います。
× Let’s drink for your success.
○ Let’s drink to your success.
あなたの成功に乾杯しましょう。
drink for は文脈によって「誰かの代わりに飲む」「ある目的で飲む」のように聞こえ、乾杯の定型表現にはなりません。
人だけでなく抽象的なものにも使える
drink to の後ろには、人だけでなくsuccess、friendship、peace、the future、a new beginningなども置けます。
Let’s drink to peace.
平和に乾杯しましょう。
いつもアルコールとは限らない
乾杯の文化的な場面ではアルコールを連想しやすいものの、実際にはジュースや炭酸水などでも乾杯できます。飲酒を勧めたくない場面では、飲み物を限定せず Let’s raise a glass to … と言う方法もあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
drink to がすぐ出ないときは、次のような基本表現でも十分通じます。
- Let’s celebrate your new job.
あなたの新しい仕事をお祝いしましょう。 - Congratulations on your promotion!
昇進おめでとう! - Let’s raise our glasses for Emma.
エマのためにグラスを上げましょう。 - Here’s to a great year!
すばらしい一年に乾杯!
特に Let’s celebrate … は飲み物を前提にしないので、職場・学校・家庭など幅広い場面で使えます。
関連表現
- raise a glass to …:〜に杯を掲げる、〜に乾杯する
- make a toast to …:〜に乾杯する、乾杯の言葉を述べる
- propose a toast to …:〜への乾杯を提案する、音頭を取る
- Here’s to …!:〜に乾杯!
- Cheers!:乾杯!
まとめ
drink to+人・出来事・成功・未来は、「〜を祝して飲む」「〜に乾杯する」という表現です。toは祝福や願いを向ける先を示します。
文の中で乾杯した行為を説明するなら drink to、その場の掛け声なら Cheers!、対象を印象的に掲げるなら Here’s to …! と使い分けましょう。
ほかの表現もまとめて確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。









