go down withの意味は?「病気にかかる」の使い方とcome down withとの違い

go down withの意味・使い方・例文を解説するアイキャッチ画像

go down withは、「病気にかかる」「病気で倒れる」という意味で使われる句動詞です。特にイギリス英語でよく見られます。

たとえば、She went down with the flu. は「彼女はインフルエンザにかかった」という意味です。ただし、似た形の come down withbe down with とは、焦点や使われる地域が少し異なります。

この記事では、go down withの意味がなぜ生まれるのか、自然な語順と時制、会話で使える例文、類似表現との違いまで整理します。

go down withの基本的な意味

go down with+病気で、「その病気にかかる」「病気のために体調を崩す」という意味になります。

  • go down with a cold:風邪にかかる
  • go down with the flu:インフルエンザにかかる
  • go down with a virus:ウイルス性の病気にかかる
  • go down with food poisoning:食中毒になる

「病気になった結果、普段どおり動けない状態へ落ちる」というイメージが含まれます。単に病名を持っているというより、体調を崩して仕事や学校を休む場面と相性のよい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

go downの「下がる」を、体調や活動レベルが下がるイメージにつなげると覚えやすいです。

go・down・withからニュアンスを理解しよう

goには「ある状態へ移る」、downには「下方へ・活動できない状態へ」、withには「〜を伴って」という感覚があります。

そのため、go down with a virusは直感的には「ウイルスを伴って、活動できない状態へ移る」と捉えられます。ここから「ウイルスにやられて病気になる」という意味になります。

同じgo downでも、主語が価格なら「下がる」、船なら「沈む」、システムなら「停止する」です。共通しているのは、通常の高い・動いている状態から下方向へ変化する感覚です。詳しくはgo downの意味と8つの使い方も参考にしてください。

よく使う形と時制

go down with+病名

withの後ろには、a cold、the flu、a virusなどの病名・病気の種類を置きます。人ではなく、病気が続く点が重要です。

I don’t want to go down with the flu before my trip.
旅行前にインフルエンザにはかかりたくない。

went down with:過去に病気になった

実際の会話や報告では、過去形のwent down withがよく使われます。

Tom went down with a stomach bug over the weekend.
トムは週末に胃腸の感染症にかかりました。

has/have gone down with:病気になり、今も影響がある

現在完了のhas gone down withは、最近病気になり、欠席や予定変更など現在への影響があるときに自然です。

Our manager has gone down with the flu, so today’s meeting is canceled.
マネージャーがインフルエンザにかかったため、今日の会議は中止です。

自然な例文で使い方を確認

仕事

Two people on our team have gone down with the same virus.
チームの2人が同じウイルス性の病気にかかっています。

Emma went down with a bad cold and took the day off.
エマはひどい風邪にかかり、その日は休みました。

家庭・暮らし

First the kids went down with the flu, and then I caught it.
まず子どもたちがインフルエンザにかかり、その後私もうつりました。

Everyone in the house went down with food poisoning.
家にいた全員が食中毒になりました。

学校・学習

She went down with a fever the night before the exam.
彼女は試験前夜に熱を出しました。

Several students have gone down with a stomach bug.
数人の生徒が胃腸の感染症にかかっています。

旅行

I went down with a cold on the second day of our vacation.
休暇の2日目に風邪をひいてしまいました。

Take care of yourself so you don’t go down with something before the flight.
フライト前に何か病気にかからないよう、体に気をつけてね。

go down withとcome down withの違い

go down with、come down with、be down withの病気表現の違い

go down withcome down withは、どちらも「病気になる」と訳せます。ただし、次の違いがあります。

  • go down with:病気にやられて活動できなくなる感覚。主にイギリス英語
  • come down with:症状が出始め、病気になっていくことに焦点。アメリカ英語を含め広く使われる

She went down with the flu.
彼女はインフルエンザにかかった。

I think I’m coming down with the flu.
インフルエンザにかかりかけている気がする。

今まさに喉が痛くなった、寒気がしてきたという場面では、I think I’m coming down with something. が自然です。詳しくはcome down withの意味と使い方で解説しています。

be down with・catch・getとの違い

be down with:病気で休んでいる状態

be down with+病気は、病気になった変化よりも、病気で寝込んでいる・休んでいる状態を表します。

Mike is down with the flu.
マイクはインフルエンザで寝込んでいます。

なお、口語のI’m down with that.は「それでいいよ・賛成だよ」という別の意味です。後ろが病名か、提案や考えかを見て判断しましょう。

catch:病気をうつされる

catch a cold / catch the fluは、感染症を「つかまえる」、つまり「うつされる」ことを直接表します。

I caught a cold from my roommate.
ルームメイトから風邪をうつされました。

get:いちばん簡単で会話的

get sick / get the fluなら、地域差をあまり気にせず簡単に伝えられます。

He got the flu last week.
彼は先週インフルエンザにかかりました。

日本人が間違えやすいポイント

withの後ろに人を置かない

病気の意味では、go down with my friendのように人を続けません。withの後ろには病名や症状を置きます。

すべての病気に機械的に使わない

go down withは、風邪・インフルエンザ・胃腸炎など、急に体調を崩して活動できなくなる病気によく使われます。長期的な持病や正式な診断を述べるなら、be diagnosed withなど別の表現が適切です。

go down with the shipと混同しない

go down with the shipは「船とともに沈む」、比喩的には「組織や計画と運命をともにする」という別のイディオムです。withの後ろが病気ではなくshipなら、病気の意味にはなりません。

しゅみすけ(大山俊輔)

自分で話すときは、まずget sickやget the fluで十分です。go down withは、英国英語の会話や記事を理解する表現としても覚えておきましょう。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

go down withが思い出せないときは、次の短い英語で十分に伝わります。

  • She got the flu.:彼女はインフルエンザにかかった。
  • He got sick.:彼は病気になった。
  • She is sick with a virus.:彼女はウイルス性の病気にかかっている。
  • He had to stay home because he was sick.:彼は病気で家にいなければならなかった。

難しい句動詞を無理に使うより、getやbeを使って病気になったことを直接伝えるほうが、会話では確実です。

まとめ

  • go down with+病気は「病気にかかる・病気で倒れる」
  • 特にイギリス英語でよく使われる
  • 過去形はwent down with、現在完了はhas/have gone down with
  • come down withは症状の出始め、be down withは病気の状態に焦点がある
  • 簡単に言うならget sickget the fluでよい

まずはShe went down with the flu.の形をひとかたまりで覚え、英国英語の会話やニュースで出てきたときに意味を取れるようにしておきましょう。

ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。

goを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、goを使った句動詞一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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